脚本:小柳啓伍
絵コンテ:田所修
演出:清水一伸
作画監督:畑智司、大河内忍、坂本俊太、塩川貴史
総作画監督:井上英紀
メカ作画監督:渭原敏明
第九話「蒼キ鋼心」
『早く帰らないと…』
『この中はアオシの記憶が染みついている』
『アージェントです』
『一機だけ?』
『アカシだいじょ…』
『乗らせろ!乗るしかないんだよ!』
『ですが現状、無明領域の為にアージェントを使う必要はありません!』
『いやいやいや。セーブルが置きっぱなしでしょう?』
『おそらくヘイトはもう…』
『だからセーブルのLIMだよ!リーム!』
『早くなんとかしないとねぇ』
『出ていくんだ?』
『あれに乗らないんじゃここにいる意味もない』
『ずっと頑張って無茶をして…きっとみんなだってわかってくれる』
『そう願うよ』
『ヘイトさんは…人殺しです…』
『でも仲間じゃないか!アカシしか…死神しか助けに行けないのに』
『いっそ死んでた方がいい』
『ミナシあんた』
『生きてるとしたらずっと精神浸食に耐えてるって事だからね』
『ずっと苦しみ続けるよりは』
『観る?』
『レコーダーの映像、観る?』
『帰らないと…足が…』
『大した物は映ってないなぁ』
『なるほど、再起動時にレコーダーユニットが脱落したのか』
『弟くんの説得は失敗?』
『ここ海がよく見えるよね。私たまにくるの』
『ここに来たらアカシくんに会える気がした』
『やめちゃうの?』
『乗らない。乗りたくない。もう全部わかったんだ』
『初めて見かけたときに歌ってたあの歌、あれ昔聴いた事がある気がするんだ』
『もしかしたら本当に俺たちみんなどっかで出会っててさ』
『アンタがあの歌ってくれて。気味の悪い歌なのになんだか落ち着くんだよな』
『もう一度歌ってくれないかな。聞きたいんだ』
『キミと死神は引かれ合う運命なんだよ』
『キミがどんなに拒絶してもね』
『アオシが死神の中で死んだのは知ってますよ』
『その時の記憶が死神に染みついて…』
『そう!それ!アオシ君は死んだ』
『本当に?キミは彼の亡骸を見たの?』
『あぁ子供だった君の代わりにカサネくんが手配したんだったね』
『死亡報告を受けた時は泣いていたけど葬式の時は涙は』
『でもそれは涙を見せないように頑張って…』
『来たまえ』
『人間と共振するなら人間を使うのが一番に決まってる』
『それで僕の理論をもとに作ったのがリンカー・インターフェイス・モジュール』
『LIMだよ』
『アオシ君は屍鋼化した状態で帰って来た時は胸が躍ったよ』
『これで僕の理論が証明できるってね』
『だってあいつは』
『だっても何も生きてないと帰ってこれないじゃん!?』
『彼は快諾してくれた。自らLIMになる事をね』
『会わせてあげるよ』
『お兄ちゃんはLIMになってたんだよ~』
『記憶が染みつくなんてあるわけないだろ。キミの後ろにいたんだよな~』
『僕は包み隠さず全て話した。今度はキミが誠意を見せる番だ』
『セーブルを無明領域に置いてきたよね。ヘイトくんとそのLIMを』
『困るんだよなぁ大事なLIM搭載機を』
『彼女…何度も何度も躯を倒したいって』
『アンタこんなことをして!』
『皆に言っちゃうかい!?いいよ言っても!』
『そうすれば皆ガルグイユを辞めたくなって世界は無明領域に飲み込まれる!おめでとう!』
『選択肢が3つある』
『1人で逃げてみんなに押し付けるか』
『みんなに全てを知らせて全員で逃げ出すか。それとも…』
『キミがまた死神に乗るかだよ!』
『知った以上、キミも僕やカサネ君の仲間だ』
『さっきの映像は数分しか記録されていないけど』
『こっちの音声データは躯に襲われるところから最後まで記録されていた』
『お兄ちゃんと一緒に無明領域の思い出に浸るといいよ』
『今、兄弟でご対面中だよ』
『何度も言おうとしたけど…言えなかった』
『当たり前だ!普通じゃないこんな事!死神はアンタたちだ!』
『あのクソ野郎の研究に利用するためにアオシを騙したんだ!』
『そうかだから葬式でも泣かなかったのか。本当は喜んでたんだもんな!』
『LIMだか何だか知らないけど上手くいってよかったなァ!』
『アンタに何がわかるのよ!』
『生きてて欲しかったのよどんな姿でも…』
『それとアオシが受け入れたのは本当よ…騙してなんてしてない』
『アージェントは最初私が乗ったけどダメだった』
『アージェントがアカシを受け入れた時良く分かった』
『LIMになってもアオシは生きてる』
『それとアオシが待ってたのは私じゃなくてアカシだったって事…』
(怖がってる…これがあのアオシか…?)
(アンタにもあったんだな…後悔が)
(きっと悲しみや憎しみも)
『それでいい』
『正義感だの使命感だのいらないんだよ』
『ただ受け入れさえすればいい。お互いにね』
みんなの感想
@rafu_hina
リムという装置、意識の同調が無明領域で活動する上で不可欠な事やエミルの退場したタイミングと二機目の登場から大体はああいうものだとは思ってたけど、まさか本体そのものをカプセルにぶち込んで使ってるとは思わなかったなぁ。盛り上がって来たんじゃないでしょうか
リムという装置、意識の同調が無明領域で活動する上で不可欠な事やエミルの退場したタイミングと二機目の登場から大体はああいうものだとは思ってたけど、まさか本体そのものをカプセルにぶち込んで使ってるとは思わなかったなぁ。盛り上がって来たんじゃないでしょうか
夏入さんがクズすぎてヤバいけどいないととっくに全滅だよね
にしてもあんなに煽る必要はないと思うからやっぱ性格悪い
アオシの魂的なのが機体に入ってるとは思ってたけどまさか丸ごと入ってるとは
戦闘であそこ損傷したらどうなるんだろ
エミルがヘイトを受け入れた理由は…躯を倒してくれそうだからかな?
置き去りにされたヘイト君はたくましく生きてる気しかしないw
ヒトコト感想
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コメント…M3 ~ソノ黒キ鋼~について
-
- 2014年06月17日 17:58
- ID:YYQNv9Qq0 >>返信コメ
- ここまできたら暗さぶっちぎって欲しい
-
- 2014年06月17日 18:08
- ID:WAyP9hEt0 >>返信コメ
- だんだん暗くなってきていい感じだ
マァムが何もしてないのが気になるな
-
- 2014年06月18日 16:00
- ID:wZuJ.if00 >>返信コメ
- 暗すぎて怖い
-
- 2014年06月18日 17:56
- ID:8nu2JawI0 >>返信コメ
- ようやく話が動き始めたって感じか。
随分とスロースターターだなとは思うが、どう話が着地するかも含めて先が気になるようにはなってきた。
-
- 2014年06月18日 20:15
- ID:J4AAnoem0 >>返信コメ
- 脳ミソが入ってるとは思ってたけど全身入りは意外だった
面白くなってきたな
-
- 2014年06月22日 15:31
- ID:muw62sNL0 >>返信コメ
- この後の展開も期待されます。
-
- 2014年06月24日 16:44
- ID:bETYw7Ss0 >>返信コメ
- 兄貴とずっと一緒に搭乗してたんだなぁ~
-
- 2014年07月28日 12:18
- ID:0n5K8udb0 >>返信コメ
- 積み消化中。
あのシステムは微妙に違うけどアスラクライン思い出した。
…コメントについて…
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