第11話「夜明けのブギーポップ 2」
「殺してやる。殺してやる。殺してやる。殺してやる。殺してやる。殺してやる。殺してやる。殺してやる…」



「なるほど。皆が自分の事を悪く言っているような気がして仕方がない、と。誰かに尾けられているという感じですか?」
「私が嘘を吐いていると」

「いいえ。まだ分かりません」
「先生、聞いて頂けますか」
「ええ、勿論」

「実は世界には恐るべき悪が住み着いていることに私は気付いてしまったんです。それで奴は自分の存在に気付いた私を嘘吐きにするため先回りして周囲の人達に、悪評を流して回っているのですよ。大変な事です、これは」

「何故気付いたんですか」
「はは、気付いたも何も。奴は嫌がらせをしている事をテレビやラジオで私に伝えてきますから」

「なるほど…それは大変ですね」
「全く、大変なんです」

「久しぶりね」
「ああ、来生先生」

「元気そうで何よりだわ」
「先生も変わんないね」

「ありがとう。でも本当…正直に言ってしまうけど、今でも私あなたがどうやって治ったのか分からない」
「先生はやっぱり心理的なものだと考えてんだろ」

「まぁ、そうね。正直言って」
「実は俺も、今じゃそうだったんじゃないかって気がする」
「心当たりがあるの?」

「あぁ俺、ある人に会ったんだ。それから何か心が凄く軽くなったような気がして。それでひょっとするとそのせいで治ったんじゃないかって」

「へ、へぇ。どんな人なの?男の人?」
「変な奴だった。ただすぐどっか行っちまってさぁ。探してんだけど…多分見つかんない、そんな気がするんだ」

「恋…だったのかもね。違う?」
「さぁ。よく分かんねぇんだこれが。親父だったら何て言うかな?」
「初恋は実らないって言うわよ。ま、忘れる事ね」

「うん。そうなんだろうけど…でもさ。なぁ先生、先生はどうして精神科の医者になろうって思ったの?」

「俺さ、これからどうして良いのか良く分かんないんだよね。先生は何で今の進路を選んだの?」
「そうね…怖がりだったからかしら」

「どういう意味?」
「精神分析ってつまる所、訳の分からない怖さというものの解体ていう所があるの」

「私は子供の頃からとても怖がりでね。“何でそんな風に思うのかなぁ”、“何で恐怖なんてものがあるんだろう”って。ずっとそれを追いかけていたらここに至った。って感じかしら」

「じゃあさもしも――!」
《霧間凪さん、3番の窓口までお越し下さい。霧間…》
「ちっ…呼ばれた。じゃあね、先生」

(やはり、あの子は何も気付いていないようだ)

(全ての始まりはあの時だった。あの直後、不治の病だった霧間凪が奇跡的に回復。その後の実験ではラットは不死身とも言える再生能力を得た…)





「やっぱり、これは進化と言わざるを得ないわね…これ、患者に投与したらどうなるかしら…なんてね。無理よ。無理」(しかし、あるいは…)




《連続殺人事件に関する速報です。昨夜、新たな被害者と見られる10代の女性の遺体が発見されました》

《下あごが外されるなど、遺体の損傷が激しい事から警察は3ヶ月前から続く一連の殺人死体遺棄事件の新たな被害者と見て捜査を進めています》

《ついに5人目の犠牲者が出てしまいました。今回も過去の犠牲者と同様に下あごが外され、脳が抜き取られていたとのことですが》
《ええ。犯人はやはり脳というものに過剰な思い入れがあるようですね》
《と言いますと?》

《綺麗に頭蓋骨だけを解体している訳ですからね。儀式というか、何か呪術みたいと感じてしまいます》

「何です?」
「いえ、随分テレビ映りの良い先生だなーって」
「顔が良いからテレビ向きなんでしょうね。来生先生はこの事件どうお考えですか?」

「専門家は、こういう極端な事件に軽々しく関心を持つべきではないって院長先生なら言うわよ」

「脳に対する過剰な関心か…しかし頭蓋骨の解体なんてかなり高度な知識を持ってますよねぇ。やっぱりマニアかなぁ…解剖そのものが目的とか、バラす事そのものに何らかの快楽を得ているのか…どうでしょうねぇ」
「さぁね」

「ただ、医療関係者が犯人だとすると大問題になりますよ。これは…」
「蛇の巣をひっくり返したような騒ぎになるわね」
「何ですか…」

「蜂の巣、ですよね」
「そうだったかしら?」

「え、えぇ…確か…」
「蛇、嫌いなんだ?」
「いや、そういう訳じゃ…」

「蛇にトラウマでもあるの?」
「い、いえ。ただ何か気味が悪くて…」

「蛇ってたしか男性自身を表してるって話もあったわよね。フロイトだっけ?」

「だから!そういうのじゃなくて…別に僕はその…」
「大丈夫?顔色が悪いけど」
「い、いえ。平気です…ちょっと疲れてるのかな…」



(話にならない甘さね。これ以上恐怖させてもロクな味にならないわ。やっぱり男は深みがない)

「ま、疲れるのも無理ないわ。ここの所色々あったものね。急にベテラン看護師さんを解雇したり」
「院長先生ですか。確かにご乱心のお陰で現場は大混乱です」

「誰かに弱みでも握られちゃったのかしらね」

(こんなんじゃ足りない…足りない足りない足りない足りない足りない足りない足りない足りない足りない足りない足りない足りない…)

「篠北さん、お加減はいかがですか?誰かお見舞いに来ましたか?」

「あらやっぱり、誰も来ないんですね。親身になってくれた看護師さん、退職されたそうですね」

「寂しいですか?篠北さん。家族の為に身を粉にして働いたのに、奥さんには離婚され会社でも降格。おまけに長年の接待のツケで内臓はボロボロ」

「今は会社も病気休暇を認めてくれているけど、それもいつまでやら…傷病手当が切れたらどうやって入院費用を払えば良いのかしらねぇ…」

「あのお薬、篠北さんに投与したら治ったかもね」

「こっちを向け!」

「ここの所少し派手にヤッちゃって、今はアンタをいたぶるしかないの。そ、そうよ…もっと…もっともっと心の底から脅えて!」


「どう?凄いでしょ?こんな事も出来ちゃう。お薬のお陰」

「何てね、手品よ。何てことのない手品。ふっふふふ…」



「ああら、またですか?でもダメよ篠北さん。正気を失ってしまったら私の病棟に来ることになりますよ。そうなったらもっともっと楽しませてもらいますからね」

「足りない。こんなんじゃ足りない。もっともっともっともっともっともっともっともっと!」

「もっともっと圧倒的な崩壊の…その恐怖が欲しい…」

(やはり恐怖の味は男よりも女。そして意思の強い者ほど良い)

「だってそういうのさ、両方に責任があるでしょ」
「だって相手大学生だし…」

「そんなの関係ないって。だから直接話に行こう」

(そう。若い方が怖いもの知らずなのだ。この子なら…)



「あぁ怖い。女の子ばかり狙うなんて。真希子さん、あなたも気を付けてよ。本当に」
「そうね」

(それにしても派手な痕跡を残してしまった。当然このままでは犯行を特定されてしまう。あの子を殺す前に犯人をでっちあげるなり何なりしないとね)

(でなければいずれ薬の製造者達の目にも留まる。ただこれだけのものを隠し通せているという事はそれだけ大きい組織であるということ)

(今の私ならば逆に利用することもできるわ。弱みさえ握ってしまえばね)

(そう、個体は群れるものだ。群れとはいわば1つの個体であり、そこにまた弱点が生まれる。それはおそらく国家という単位でもそれが群れである以上…)

「国全体が恐怖に慄く時って一体どんな味がするのかしら」

「どうですか?お変わりはないですか?」
「お世話になったので先生にだけは教えますけど、もうすぐ世界は終わってしまうのですよ」

「へぇ、それは大変ね」
「えぇ、全く。大変な話です。前にお話した恐るべき悪なんですが、そいつがとうとう活動を開始したんですよ」

「なるほど。困ったわね。やめさせることは出来ないのかしら」
「出来ませんとも」
「じゃあどうするの?」

「どうも出来ません。我々は諦めて全滅するしかないのです。恐怖に慄きながら」
「…怖いの?」

「…ものすごく怖いはずです」
「大変ね」
「全く、大変なんですよ」

「二重人格、ですか?」

「はい…この子の心には奇妙な男の人格があるんです」

「しかし宮下さん、多重人格というのはそう簡単に決めつけられるものでは…」
「本当なんです!」

「その奇妙な男の人格に私は危うく殺されかけたんです!」
『お母さん…』
「あなたは黙ってなさい!」

「何があったのか良く分かりませんが、1度娘さんと2人でお話してもよろしいですか?」

『ずっとあんな調子なんです』
「それはあなたが二重人格だから?」
『そうらしいんです。私にはよく分かりませんけど…』
「自覚はないのね」

「ところでお母さん、お父さんとはうまくいってるのかしら」
『い、いえ…それは…』

「それだけが理由じゃないとは思うけれど、そういう事が原因って多いのよ」

「ま、何とも言えないわよね。それじゃ少し試してみましょうか」
『何をですか?』

「あなたのもう1人の人格とやらをちょっとそのつもりで演じてみなさい」
『え?』

「奇妙な男とお母さんは言ってたわね。そういうイメージの人間のつもりになってみるのよ」
『そ、そんなこと言われても…』

「一種の催眠療法みたいなものよ。本当にあなたが2重人格なら、演じているうちに出てくるかもしれないし」
『そ、そういうものでしょうか…』

「ほらほら。そこで男のつもりで喋るのよ」
『は、はい――わ、わ、分かったぜ』

「そうそう、その調子。気楽にね」
『お、おう…』
「さて、あなたはどんな男なのかしら」

「奇妙と言うからには相当変わり者なんでしょうね」
『男でも女でもどっちでも好きに考えるといいさ』

「へぇ、性別不明って訳?変わってるわねぇ。それで?あなたは何故藤花ちゃんの中にいるの?」

『それが分からないんだ、まだ』
「分からない?」

『迷惑をかけている宮下家には悪いが、その辺、僕にはどうしようもなくてね。しかし使命の方は分かっている』

「へぇ…何かすることがあるの?」
『世界の危機を回避しなくてはならないんだ』
「世界の危機?」

『世界の敵がこの辺に現れている。このままでは世界は滅びる』
「スケールが大きいわね」

『それは違うね。世界の危機なんてものはその辺にごろごろしているものさ』
「へぇ、それならあんまり怖くないわね」

『それは怖くないだろ、あなたには』
「…どういう意味?それ」

『あなたこそが世界の敵だからだ』


(弱点が…消えた?)

「敵、ね」

『そう、敵だ』

『でもそれはあなただけではなく、全ての人間は皆世界の敵足り得る可能性を秘めているんだ』

『人間というのは起爆剤のようなもので、ちょっとしたきっかけですぐに破裂する。そして後先考えないで世界を軋ませていく。僕は言うなればそういうものの天敵みたいなものか』
「全ての人間というけど、殆どの人が普通だと思うわ」

『普通だからそうなるのさ』
「…どういうこと?」

『もしも何か特別なことに出会ったとしても、自分を持っている人であればそれを冷静に受け止められる。だが普通過ぎるとその波に飲み込まれ、後は流されていく。そういう暴走が一番危険なのさ』

「それって正常性バイアスの類かしら」
『さぁね』

『ただそういう“普通なだけでいい”と思っている者には抵抗力がない。そして我らが思い込んでいるほど実は世界は安定もしていない。いつでも危機が』

『そう、その壁を突破することを待望している者にとってのチャンスがそこら中に転がっている』

『良い曲だね。とても綺麗だ』

「そうね、余計なものがなくて。それに恐怖が全然ない所も」
『どういう意味だい?』

「世の中には恐怖が多すぎるわ。うんざりする位。本当にあらゆる恐怖がなくなればどんなに良いか…」
『なるほど。それが君の方向性か』
「それでも世界の危機になるのかしら」

『全ての者には多面性がある。当然それにも別の解釈があって然るべきだ。例えば全て死に絶えればそこにはもう恐怖はない、とかね』
「なるほどね。じゃ、その世界の敵を前にしてあなたはどうするの?」

『殺す』
「怖いことを言うのね」

『仕方がないよ。そういうものらしいからね』
「容赦はないって訳ね」
『そうだ。おそらく僕の敵になるような者もそれを望んじゃいない』

「真剣勝負の決闘って所かしら」
『違うかい?』

(あるいは、今ここでこの娘を殺してしまえば…欲望のまま病院中の人間を皆殺してしまえば…)

「ど、どうでしたでしょうか?」
「今の段階では何とも。もう少し冷静に見極めて判断する必要があります」
「そうですか…」

(そう。今はまだその時じゃない)

「藤花ちゃん。あなたもあまり考え詰めないようにね」
『はい』

「死ぬ時はこういう曲に送られたいものね」

「レクイエムのような辛気臭いものではなく。ふふ…」


つぶやきボタン…
先生が怖すぎた
というかなかなかサイコな描写でビビったw
あんな風に威圧掛けてくる女性なかなか居ないと思うよ…
にしてもカウンセリングが逆転…それこそlain思い出したw
素朴な疑問なんだけど、二重人格って変わってる時ってどんな感じなんだろうね…
というかなかなかサイコな描写でビビったw
あんな風に威圧掛けてくる女性なかなか居ないと思うよ…
にしてもカウンセリングが逆転…それこそlain思い出したw
素朴な疑問なんだけど、二重人格って変わってる時ってどんな感じなんだろうね…
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コメント…ブギーポップは笑わないについて
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- 2019年02月25日 06:29
- ID:mnPiwLQ30
>>返信コメ
- 放送ペースがサザエさんを超えた…?
-
- 2019年02月25日 06:45
- ID:1Gi.w4ad0 >>返信コメ
- 単に「破壊力」があるだけなら、デカい爆弾と変わらんからな
それが起爆しても、まあ大抵は何だかんだで世界は続く
本当に怖いのは「今」を形成してる大事な要素が決定的に変質したり壊されたりして後戻りも出来なくなることだな、と
早乙女君はマンティコアが彼に心酔したように「別に殺していいじゃん、どんどん行こうぜ!」な感性を拡げるカリスマみたいのがあったのがヤバい
-
- 2019年02月25日 07:08
- ID:aWw4UCXD0 >>返信コメ
- 黒田さん、凪を救ったはいいが、とんでもない爆弾を残しちゃったな
-
- 2019年02月25日 07:08
- ID:wDIIKJnT0 >>返信コメ
- 徐々にブギーポップになっていく演技すごかった
やっぱ悠木さんすごいなぁ
-
- 2019年02月25日 07:37
- ID:hj2iO7LO0 >>返信コメ
- 統合失調症の症状知らん奴多いことに驚いた
妄想の診察してる患者は統合失調症ってやつだよ
-
- 2019年02月25日 07:53
- ID:FiQXKL5i0 >>返信コメ
- 患者の篠北さんってピート・ビートがカーメンの調査してる時に戦った人で良いんだよね?
-
- 2019年02月25日 08:44
- ID:3QbcpQGn0 >>返信コメ
- 米6
症状の内容を素人にも噛み砕いて説明出来るなら有能なんだけど
アンタみたいな単語知ってますよ自慢に意味なんかないよ。
それに精神障害系全般に言えるけど個人差や程度の幅がデカいから
そういう十把一絡げ思考はむしろ害
-
- 2019年02月25日 09:02
- ID:AfZsYZto0
>>返信コメ
- ここらへんをいっぺんにやってくれたのはほんとよかった
-
- 2019年02月25日 09:49
- ID:12I9toBn0 >>返信コメ
- >>8
横からごめんだが
単語を提示するだけでも十分有用だと思いますよ
少なくとも脱法ハーブとか厨二病とかの認識しかないよりはまし
-
- 2019年02月25日 09:58
- ID:AqEc.Cpg0 >>返信コメ
- ・精神科医の来生先生。進化薬を自分に投与した結果、「他人が何に対して恐怖を抱くのか」を本能で理解できるようになり、恐怖を味わった人の脳髄や血液が好物になってしまった。胆汁が染み込んだ血液が苦くて美味しいらしい
・被害者JK。「ソレをされるぐらいなら死んだ方がマシ」という恐怖を味わった後に来生医師に脳髄をすすり食われた
・蛇が苦手な青年。股間や太股に蛇(男性器の隠喩)が絡んでいたので、男に貞操を狙われた過去があるのかもしれない
・世界の敵に成ったならニュルンベルクのマイスタージンガーを聞きながら殺されたい。これ以降、ブギーポップは「世界の敵の敵」として活動する際にこの曲を口笛で吹きながら現れるようになる。旧アニメ放送の頃、「ニュルンベルクのマイスタージンガー(口笛バージョン)&(オーケストラ演奏バージョン)」のCDが実際に販売されていた
-
- 2019年02月25日 10:11
- ID:Jt9N25s20 >>返信コメ
- >1
世界の敵と言うのは必ずしも世界を滅ぼしかねない存在とは限らない
-
- 2019年02月25日 10:20
- ID:ahHz3cJW0 >>返信コメ
- 真希子先生の声や話し方聞いてて、ひぐらしの
鷹野三四が頭に浮かんだ。あの作品も1つの
事件をいろんな人物の視点で描いたり、段々
話が繋がっていくところが面白かったし、作者
は年代的にもブギーポップに影響を受けた一人
なのかもしれないな
-
- 2019年02月25日 10:27
- ID:cR27PVXr0 >>返信コメ
- >>12
ブギーポップ作品群で「世界の敵」と言えば「世界を滅ぼすモノ」だよ
ただし「世界」には色んな解釈が展開されるけどね
-
- 2019年02月25日 10:33
- ID:6GHJ5gPM0 >>返信コメ
- >>7
確かそうそのへんから統和機構を知っていく。
できればエンブリヨをアニメ化してほしいな、この辺が正義の味方とヴィランを分かつギリギリを解りやすく物語に織り込んでてかつ派手な映像映えするラスト対決もある。
-
- 2019年02月25日 10:54
- ID:nP7B0CSc0 >>返信コメ
- >>11
恐怖を見る能力もそこまで絶対的なものじゃないんだよな。
宮下藤花に見えた弱点も「子供の頃叱られた隣に住んでた怖いおじさん」というだからどうしたレベルの代物だったし。
-
- 2019年02月25日 10:56
- ID:nP7B0CSc0 >>返信コメ
- >>12
来生先生はだいぶ一線越えかかってたけどね。
世界に満ちる恐怖が鬱陶しくなったときに、世界そのものの弱点が見えたとして、それを突かないでいられるか?
-
- 2019年02月25日 11:01
- ID:B0agDMO40 >>返信コメ
- >>13
その人は旧アニメの来栖先生と中の人一緒だな
-
- 2019年02月25日 11:02
- ID:g.bFlsPN0 >>返信コメ
- アニメだとカットされてたけど原作で先輩が藤花ちゃんの親にブギーポップの事聞いてトラウマ持ってると判明してる
-
- 2019年02月25日 11:08
- ID:DW4.2VaK0 >>返信コメ
- 先生もだけど、ちょっとしたボタンの掛け違いさえおこらなければ「普通の人」という立場で暮らしていけたんだろうな
早乙女は元々おかしかったけど、それでもマンティコアと会わなければ鬱屈したものを抱えながらも一線超えることもなかったかもしれないし
-
- 2019年02月25日 11:23
- ID:Z9jZ6j.T0 >>返信コメ
- >>20
まさに人間は破裂するのを待つ起爆剤だということだね
-
- 2019年02月25日 12:07
- ID:sWlBBahc0 >>返信コメ
- 多分悪趣味だから文章化されてないのだが
殺害の手段は「口から頭を突っ込んで中から脳を貪る」である
自分の頭蓋とかもズタズタになるだろうけどそれは再生能力で治る
残るのは顎の外れた脳の無い死体……
-
- 2019年02月25日 12:18
- ID:1HfMmpm.0 >>返信コメ
- つーかいきなり投稿3回とか、ペースが乱れ過ぎてませんか?積極的というか、スロースタート的な
-
- 2019年02月25日 12:20
- ID:ndJSFBkU0 >>返信コメ
- 女医にいじめられてた患者のおじさんは会社のフロア1つ私物化して合成人間と激闘を繰り広げるくらい元気になるのでご安心ください
-
- 2019年02月25日 12:38
- ID:Ty4OTfgv0 >>返信コメ
- 来生先生を見て思ったが、能力に支配されているようにしか思えない。
制御できない力に突き動かされて、破滅に突き進んでくんだな。
凪の場合はスケアクロウが助けたが、先生を救うのはブギーポップか。
恍惚を伴うワーグナーの口笛と共に。
-
- 2019年02月25日 12:40
- ID:sv4o1KY.0 >>返信コメ
- >>23
あにこのまとめの話?
ブギーポップは今回特番で4話同時放送だからむしろ管理人は頑張ってるぞ
違う話だったらすまん
-
- 2019年02月25日 14:06
- ID:mRfrwzil0 >>返信コメ
- >25
それが上で言う「普通」って事なんじゃないのかな
普通の人が過剰に力を持つと振り回されて暴走して
周りも自分も不幸にして被害が甚大になるっていう
しかしこの回怖かったなーAbemaでコメントありじゃなかったら
怖くて観られなかったと思うw
-
- 2019年02月25日 14:55
- ID:CpfAeZSx0 >>返信コメ
- >>22
的外れな感想で悪いが、なんでそんな食べにくい方法選んだんだろう…
-
- 2019年02月25日 15:05
- ID:AFUoKWAx0 >>返信コメ
- >>28
多分死ぬ寸前まで怖がるから
-
- 2019年02月25日 15:31
- ID:7FQdN3VJ0 >>返信コメ
- >>28
あれは食料として血肉を食べる怪物じゃなく、フィアグールの名の通り、恐怖を食べる怪物みたいなものなので
自分のダメージとか度外視で、相手をただただ怖がらせてその中で恐怖の感情を食べたい。
能力も弱点(恐怖の対象を見抜く)で、感情のないような存在以外にはめっぽう強いですしね。
ただ食料として人間を食べていたマンティコアとは比較にならないくらい危険な存在ですから
-
- 2019年02月25日 15:39
- ID:aq.0dE.T0
>>返信コメ
- カウンセリングのバトル楽しかったなぁ
-
- 2019年02月25日 19:28
- ID:8sPh47uk0 >>返信コメ
- やむをえないが霧間凪の流儀はやっぱりカットか
-
- 2019年02月25日 20:00
- ID:e9jcmS6Z0 >>返信コメ
- 宮下藤花の母親がブギー宮下に殺されかけたって言ってたのどういう事?世界の敵が近くにいたのか、母親の被害妄想か?原作読めば分かる?
-
- 2019年02月25日 20:17
- ID:Is8REUtZ0 >>返信コメ
- >>33
・中学生なので藤花の行動の自由も少なかった
・しょうがないので部屋の窓から出入りしてたら母親とバッタリ
・離婚の話でピリピリしてた母親がヒステリー起こして軟禁
・でも世界の危機が迫ってたから母親を気絶させて脱出
原作1巻の竹田くんとの会話でブギーがこんな話してた
-
- 2019年02月25日 20:38
- ID:AFUoKWAx0 >>返信コメ
- >>34
竹田先輩が木下家に電話したら「またアレが……?」ってブギーの事を仄めかすシーンがあったけど携帯電話のせいでカットされたからね
-
- 2019年02月25日 22:10
- ID:ahHz3cJW0 >>返信コメ
- >>18
旧アニメ伊藤美紀さんだったのか
教えてくれてありがとう!
-
- 2019年02月25日 22:30
- ID:eXa3sEbX0 >>返信コメ
- >>33
>>34に補足すると、
真希子の能力によると、母親には男性恐怖症の気があったみたい。
おそらくそれもあって、ブギー(男と思われる人格)がとった乱暴な手段に対して過剰な印象を抱いてしまったのでしょう。
-
- 2019年02月25日 23:57
- ID:4qErZdTy0 >>返信コメ
- >>30
あー、なるほど。ありがとう。
-
- 2019年02月26日 11:45
- ID:25SgM8KC0 >>返信コメ
- >>33
>>34
>>37
返信ありです 窓から出ていくブギーさん可愛いな 原作買ってみよ
-
- 2019年02月26日 18:09
- ID:DGvcva8t0 >>返信コメ
- 篠北さんめっちゃ可愛そうなんですけど
来生先生許すまじ
世界の危機はその辺にゴロゴロか
抵抗力つけなきゃ・・・
-
- 2019年02月26日 21:00
- ID:UWM5mDUW0 >>返信コメ
- >>22
なぜか吉本新喜劇のギャグ「ケ○の穴から手ぇ突っ込んで奥歯ガタガタいわしたろかい!?」を思い出したw
(オリジナルは藤田まことの「耳の穴から指突っ込んで~」)
-
- 2019年02月27日 01:44
- ID:zr1bUaBa0 >>返信コメ
- ブギーポップシリーズは群像劇だから世界の敵側が主役になる話も多いけど、
来生先生はその中でも割とトップレベルに物騒な性格だと思うわ
-
- 2019年02月27日 03:05
- ID:R7QhqYIj0 >>返信コメ
- >>40
実は改造もされてる
-
- 2019年02月27日 21:34
- ID:ZD5luxQX0 >>返信コメ
- いい歳した大人が目の前の女が目玉くり抜いたくらいで小便漏らすとか……
-
- 2019年03月01日 11:08
- ID:Ioa.LUVz0 >>返信コメ
- この「普通の人こそ世界の敵になる」っていうのおもろい設定やなぁとか放送時思ってたけど、不意にアイヒマンテスト思い出して設定とかなんでもなく人間の摂理だったことに少し恐怖する
-
- 2019年03月02日 10:25
- ID:KMSUXmbR0 >>返信コメ
- 萌豚はブヒーポップ
-
- 2019年03月02日 10:54
- ID:Ml8Vmq960 >>返信コメ
- この女医が眼鏡の女の子を狙ってた殺人鬼って事なのかな?
-
- 2019年03月03日 20:46
- ID:zU9nUcUv0 >>返信コメ
- …もし、あんな薬手に入っちゃたら、力に流されて破滅する未来しか見えないなあ
君子危うきに近寄らず。
-
- 2019年03月12日 13:16
- ID:vWoqII..0 >>返信コメ
- 来生先生の持っているボールペンが
ジェットストリームだと気づいた
-
- 2019年03月16日 13:35
- ID:USKKHa7h0 >>返信コメ
- 力ちゃん糖質患者でワロタ
…コメントについて…
※お気軽に、どなたでも書き込みOKです。
※「>>〇」「※〇」のようにコメント番号を指定することでアンカーの指定が可能です。
※コメントの書き込みが出来ない等の不具合報告やコメント削除依頼は、コチラより一言頂けると有難いです。
※お気軽に、どなたでも書き込みOKです。
※「>>〇」「※〇」のようにコメント番号を指定することでアンカーの指定が可能です。
※コメントの書き込みが出来ない等の不具合報告やコメント削除依頼は、コチラより一言頂けると有難いです。
早乙女くんなんてマンティコアと出会ってまさに能力者でもなんでもないのに世界を滅ぼしかねない存在になりかけてたし
建物を一瞬で吹き飛ばす物理攻撃の能力より、人の心の在り方を少し変えるだけの能力の方が強くて世界の敵になり得るってのも面白いわ