第12話「夜明けのブギーポップ 3」
《前略――初めてお便りします。先生の御本を愛読させて頂いている者です。実は先生に知って頂きたいことがあり、筆を執りました。私はもうすぐ死ぬでしょう。殺されるのです》

《私には生まれつき奇妙な才能がありました。それはこの世界に相容れぬもので知られればおそらく平穏な生活を望めなくなる…そんな類のものでした》

《しかし私は先生の御本に出会ってしまいました》

《君の孤独は君の価値でもある。君が独りぼっちであればある程、君は多くの人と繋がる才能を持っている》

《私はそれまでひた隠しにしていた才能を少しずつ世に表そうと考えました》

《しかし世界は私を異分子として排除するようです》

《私の周りで最近妙な連中を見かけます。きっと監視者からの刺客でしょう。予想してたことですが、私は現在の社会の敵になってしまいました。それで最後にお礼を言おうと思ったのです》
「社会の敵…?」

「弦、今日暇かい?」

《まぁな。何だ?また何かの調査か?》
「ああ、それが…少々特殊なんだが…」

「誠一、結論から言ってこいつは本当に死んでいる」

「死んだのは1ヶ月前。この手紙の消印のその翌日だ」
「翌日?」

「あぁ。しかも手紙を出す日の3日前から行方不明になっている」
「行方不明…彼はやっぱり何かをしていたのか?」

「それなんだが…」
「どうした?」
「いや、別に何でもないことなのかもしれんが…」

「周りの友達の成績を上げちまったんだ。それも、別に勉強を教えたとかそういうんじゃない。一言二言アドバイスを貰ったとか、頭を撫でて貰ったとか。それだけだっていうんだ」

「学校だけじゃない。バンドマンには個性的な曲を作れるようにしてやったりとか。そういう話がいっぱいあるんだ」

「それってつまり…例えば僕だったら本業の小説がうまくなるとか」

「そういうことだ。要は本人が伸び悩んでいたことを…なんつーか、突破させてやる才能?そんなのがあったっていうんだ」

「信じられないな…まるで彼が奇跡を起こせるみたいじゃないか」
「みたいっていうか…感触だが、こいつは本物だ」
「死因は何だったんだ?」

「階段から足を滑らせて頭を打ったそうだ。目撃者もいない」
「行方不明の果てに階段で転んで死んだ…ということか」

「騒ぎになりそうなもんだろ。だが、何の問題も残っていないんだ。家族はすぐ引っ越しちまって消息不明だしな」

「痕跡が何もないのか」
「あぁ、それが問題だ。なぁ誠一、こいつはヤバいことだぞ。下手に首つっこむとただじゃ済まないかもしれん」

(奇跡を起こす青年が社会の敵か…ひた隠しにしていた才能を世に…)

「どうなっているんだ…これは…」

「親父?どうかしたの?」
「あ…い、いやぁ別に。何でも」

「何だって?」
「だから母さんが会いたいってさ」
「何で…」
「さぁな。再婚が本決まりになったからその前に一度って」

「し、しかし…」
「会いたくない?ならそう伝えるけど」

「あ…い、いや分かった。“承知した”って言っといてくれ――どうした?」
「別に何でもない」

「何だ、気になるなぁ」
「母さんの再婚相手ってさ、金持ちなんだよね」
「それが?」
「だから子供が1人や2人増えてもなんてことないんだって」

「…お前はどう思ってるんだ?」
「はっはは!そんな泣きそうな顔すんなよ。一緒にいてあげるから」
「お前、からかったのか?」
「そりゃあもう。思いっきりな」

「全く、俺よりしっかりしてるなお前。俺が小学生の頃からすると考えられないよ」
「そりゃあそうだよ。後の時代に生まれた俺達の方が親父世代より賢くなるに決まってるだろ」

「進化ってやつだよ。進化」
「進化か…よく言ったもんだ」

「ま、“子供は人類の父である”なんて言葉が――はっ」

(進化。社会の敵とはそういうことか…)

《なんつーか、突破させてやる才能?そんなのがあったっていうんだ》

(未来の出現に現代社会が対抗している…これは生存競争だ。監視者とやらが私に辿り着くのも時間の問題だな…)

「おじさんもうすぐ死ぬわ」
「知ってる」

「知ってるのに平気なの?」
「どうにもならないことはあるもんさ」

「ここで何を見ていたの?」
「鳥だよ」
「鳥?」
「鳥は何で空を飛んでいるのか、知っているかな?」

「翼があるからでしょ?」
「他に飛んでいるものが少ないからだよ。鳥ほど空を自由に飛べる生き物はいない。だから飛ぶんだ」

「どういうこと?」
「他に争うものがいなければ生きていける。鳥はずっと昔からそうやって生き延びてきたんだ」

「でも飛んでいる鳥だって空から落ちることがあるわ」
「4月に雪が降ることだってある」

「あらゆる危険や意外性は全て平等にある。問題はその中でどう生き抜くかだ」
「人間も?」

「人間も、それ以外のものもだ。それまでの人間とは少し違うもの達にもやはりそういう戦いは待っている。どう対処するかはそれぞれだがね」

「おじさんって偉い人なの?」
「あぁ。しがない物書きだが、実は凄い大物さ。社会の敵ナンバーワンだよ」
「敵?」

「今の世界にとっては新しすぎて敵にしかなれない者達が、何故か皆私の書いた本に感動してくれる。いわば、彼らの旗頭のような存在だ」

「と言っても、私に出来ることは彼らの背中を押すことだけだがね…私はそこまで言葉の力を信じていない。命じることも、止めることも出来ない」

「でも、おじさんは死ぬわ」
「…らしいな」

「結局思うようにはいかない。途中で失敗してしまうのよ」
「それが失敗だと誰が決める?」

「君は人の死が見えるんだね。その奇妙な才能は呪われたものだと思うかい?」
「分からないわ」

「あぁ、そんなことは誰にも分からないんだ。もし君がこれから何かをしたとして、それが途中で終わったとしてもそれが失敗かどうかは誰にも決められない」

「それが例え悪いことにしか見えないことでも、君が何かをしようとした意思や真剣な気持ち。そういうものは必ず他の者達の中に残る。君の次に誰かがもっとうまくそれをやってくれるかもしれない」

「誰が?」
「君の敵だった者かもしれないし、ただの通りすがりの人かもしれない…それは誰にも分からない」

「そしてそれはまた次に伝わり、その中の誰かがいつか世界の中心に辿り着くかもしれない」
「おじさんは?」

「おじさんの次には誰かが続くと信じているの?」

「…さぁね。本当は小説の方を読んでもらいたかったんだがね。私は」
「おじさん、名前は何て言うの?」

「霧間誠一だ。君は?」
「水乃星透子」



「やめとけ…娘まで変死すると大事件になるぞ…良いのか?」
「お前、自分が殺されることを知っていたのか?」

「今日は早退しちゃってさ――」



「凪…普通ということをどう思う…?」


「普通…か」
「何か言った?」

「いえ、酷いものだなと」

「あんたにとっては普通でしょ?殺人機械のあんたにはさ」

「あなたの中に1匹の虫がいる。その虫は次第に大きくなっていく…あなたが忘れようとすることを食べながら」

《その虫はいずれあなたの運命を決定する。そして恐らくあなたはそのために死ぬ》

「それで見当はついたの?同じ殺人鬼として」
「いえ、何とも」
「そ。ならそれが今度のあんたの仕事。何故犯人がこんな殺し方をしたかを突き止め、場合によっては始末する」

「どこから調べるの?」
「まずは殺害現場に行ってみます。どのように殺されたのか、また目的は何か」
「そんなもの警察がとっくにやってるわよ」

「警察では気が付かない共通する何かがあります。この犯人は明らかに目的を持って行動していますから」
「…流石同類ね、気持ち悪い」

「ピジョンさん、でしたっけ。君は少し感情を表に出し過ぎですよ」

「殺人鬼にそんなこと言われる筋合いないわ…」


(ここは一目に付きやすい。それに悲鳴もすぐに届く。つまり声をあげられることもなく一瞬で目的を達成する力があったということ。にしても犯行が稚拙過ぎる。慎重さや計算がまるでない)


「見つからなかったのはたまたまだろうが、これじゃまるで――」
「肉食動物の狩猟みたい、か?」

「き、君は…」

「おじさん、何でこんな所調べてんの?新聞記者?」

「別に調べてなんか…」
「調べてないんだったら一体何だって言うんだよ、ん?」

「現場を鷹みたいな目で睨みつけたり、周辺の建物からの視認の有無を確認したり」
「ずっと見てたのかい?」

「見られちゃマズい人?」
「調べていたとして、君と何か関係がありますか?」

「怒るなよ。少し気になっただけだよ」
「君の顔、見たことありますよ。死んだ人気作家の1人娘って週刊誌か何かで」

「へぇ…」

「確かに調べていました。何というか、自分がこの事件のことを理解できるような気がしましてね」

「平凡なサラリーマンが?」
「自分でも気味が悪いんですが、何故かこの事件の犯人と自分に共通するものがあるような気がして。君は何故この事件を?」

「暇だからさ」
「暇って…」

「なぁ佐々木さん、一緒に調べないか?この事件。俺には金がある。あんたは犯人の気持ちが分かる。良いコンビだと思うけどな」

「例のシステムとやらが動いていたのは分かっていたけど…」

「ただ…どういうつもり?凪ちゃん。私に味わってもらいたいのかしら?確か素敵な味がしそうね。ふっ…」

「なぁ佐々木さん、あんた犯人の心理が想像できるんだろ?何か感じないか?」

「そう言われましても…」
「人目に付きやすいさっきの場所とやることが全く一緒なのは何でだ?」

「人に見られようがどうしようが関係なかった、ということですかね」
「他人の目なんかどうでも良いと思っているということか…」

「あんただったらどうする。人の頭蓋骨の中身を吸い出す動機があったとして、人目に付くことを重視しないで殺れるか?」
「…私だったら死体を隠してからやります。やはり人目は怖いですから」

「怖いか…犯人は怖がっていなかったということなのかな…」
「霧間さんもそういうのなさそうですね」
「無神経って言いたいのか?」

「怖いもの知らず、ですよ」
「怖いもの知らずね…怖いもの…怖がる…?」

「これは無理ですね。入れませんよ」

「佐々木さん、ナンパしたことある?」
「え?」
「ナンパだよ。ナンパ」

「い、いや…ないですけど」
「じゃ、初体験だな」

「あの、君…」
「な、何ですか…?」

「いやぁその…もしかして君は被害者と何か関係があるんじゃないかと思って…あ、いや私は別に…その怪しい者じゃなくて」

「俺達はこの事件の調査をしているんだ。少し話を聞いてもいいかな」

「保険の調査員?」
「彼女、こう見えて26歳なんですよ」

「なぁ里香さん、何で逃げたんだ?」
「まぁ、ご友人ならマスコミも嗅ぎまわってますし」

「お二人は何の調査を?」
「あ、ああ…えぇとですね。この事件が通り魔的な犯行か、所謂怨恨やその類の場合かで…」

「っ…怨恨なんて、静枝は!」
「静枝さんってどういう人だった?怨恨の線はないんだな」

「はい…人の恨みを買ったりする子じゃありませんでした。本当です」
「明るい人だったんですか?」
「えぇ、明るくて芯の強い人でした」
「芯の強い…」

「気持ちが真っ直ぐというか、勝ち気で物怖じしないというか…人気のない夜道なんかも全く気にしないタイプなんです。だからあんな事件に…」
「霧間さんと似たタイプですね」

「俺にも怖いもの位はあるさ。でも静枝さんは違ったんだろ?」
「え、ええ…多分。私が人一倍怖がりなだけなのかもしれませんが…私は子供の頃から怖がりでしたから…」

「何で恐怖なんてものがあるのか…」

「どうしました?」
「さっき会った人も同じようなことを…」

「さぞ怖かったでしょうね。何で恐怖なんてものがあるのかしら。恐怖さえなければ彼女はきっと笑顔のままでいられたでしょうに…」

「凄く気味が悪くって…それで二人に話しかけられた時もつい…」

「どうかされました?」
「悪い。勘定置いてくから」

「待って下さいよ。一体どうしたって言うんですか」
「あんたの疑いは晴れたよ。佐々木さん」

「悪いな。俺はあんたも疑っていた。でもそれはケリがついた。だからもうサヨナラだ」

「何故私の疑いが晴れたんですか?私は…」
「気の迷いだよ佐々木さん。あんたの中の虫がちょっと騒いでいるようなものだ」

「あんたは本当は優しい人間だ。自分から進んで人殺しなんかしない」
「会ったばかりで何故君はそこまで…」

「勘だ。たださっき里香さんに声をかけろって俺が言った時あんたは素直に戸惑った。そこに嘘はなかった…それで十分だろ。じゃあな」

「君は…君は犯人が分かったのか…?」

「ヒントはあげた…後は待つだけ。来てくれるわよね?凪ちゃん…類まれなる正義感を持つあなたならきっと…」

「そして証明して頂戴…その内に何もかも焼き尽くすような…炎のような強さを秘めていることを…」

つぶやきボタン…
奇妙な組み合わせというか…まさかの26歳は笑ってしまうw
モ・マーダーがしれっと嘘を吐いたり人間臭い言動するのがちょっといいw
にしても凪も凪で身内を亡くしてるのに強いなぁ…
それ以上に突き動かせるものがあってもなかなか(´・ω・`)
というか「恐怖」って単語だけでここまで辿り着けるのもキレ者過ぎるw
モ・マーダーがしれっと嘘を吐いたり人間臭い言動するのがちょっといいw
にしても凪も凪で身内を亡くしてるのに強いなぁ…
それ以上に突き動かせるものがあってもなかなか(´・ω・`)
というか「恐怖」って単語だけでここまで辿り着けるのもキレ者過ぎるw
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ブギーポップは笑わない 12話 感想
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コメント…ブギーポップは笑わないについて
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- 2019年02月25日 10:15
- ID:aWw4UCXD0 >>返信コメ
- イマジネーターが活動するきっかけともいえる凪パパの話だが
9話で透子が最後に正樹の前で消滅したのもすごく意味ありげに思えてくる
-
- 2019年02月25日 10:22
- ID:J8c0J0bq0 >>返信コメ
- モ・マーダーの叔父貴のザ・モブキャラって顔が良い
誰もコイツが一流暗殺者だとは思うまい
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- 2019年02月25日 10:29
- ID:AqEc.Cpg0 >>返信コメ
- ・他人の才能を引き出す能力を持った少年。霧間誠一の本に感銘を受けて能力を周囲の人間に対して使用した結果、統和機構に目を付けられて処理された。誰にも理解してもらえなくて悩んでいたけど彼のおかげで悩みを吹っ切れた不良は、彼が死んだとわかった時に大泣きしたらしい
・榊原弦。凪と正樹の近接格闘術の師匠。正義感が強すぎたせいで日本に居られなくなり、この話の何年か後に海外へ逃亡することになる
・霧間誠一。金を得るために仕事で書いてる本ではなく、書きたい事を書くために趣味で書いてる本のファンたちが何者かによって消されていることに気付く。実は趣味で書いた本には「感銘を受けた人を進化・覚醒させる」という効果があり、冒頭の少年が能力に目覚めたのも彼によって覚醒してしまったから
・霧間誠一を処理しにきたモ・マーダー。「掌から高速振動波を出す能力」を持ち、背後から内蔵を破裂させて凪父を殺害。己の死への恐怖を乗り越えて娘を守った凪父を尊敬するようになる
-
- 2019年02月25日 10:44
- ID:VW4QjFrB0 >>返信コメ
- 誠一さんきたー!
当時原作を読んでいた時に、事あるごとに作品や名前が関わってくる謎の小説家「霧間誠一」、一体何者なんだ、どんな超然とした人なんだって思っていて
夜明けで遂に登場したーとなったら、実はただただ小説を書いて読んでもらうのが好きなだけのおじさんで、娘が分れた奥さんの方にいってしまうかもということに不安になったりするような「普通の人」だった、ってのがなんかとっても感じ入ってしまったのをおぼている
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- 2019年02月25日 10:45
- ID:.OMLWVGY0 >>返信コメ
- めざましテレビのウサギのアニメなみの
ペースで放送してるのか。
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- 2019年02月25日 10:47
- ID:Z9jZ6j.T0 >>返信コメ
- ※4
霧間誠一は、本当は小説で売れたいんだけど、何故か仕事として受けたエッセイ、評論の方が売れてしまう作家で、そのエッセイや評論は既に覚醒した者達の背中を押しているのであって、覚醒作用自体はなかったと思う。
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- 2019年02月25日 10:55
- ID:aWw4UCXD0 >>返信コメ
- 遺産を継いだ凪が億万長者と呼ばれるくらい本が売れてたのなら
普通の人にもかなりの人気があったと思うのだが
実は進化してるまたは可能性がある人がものすごく多い世界観なんだろうか
-
- 2019年02月25日 10:58
- ID:Z9jZ6j.T0 >>返信コメ
- ※8
多くの人に売れた。
その大半は普通の人だけど、中には普通でない人もいて、その人達が特殊な反応を示した。
ということかと。
-
- 2019年02月25日 11:06
- ID:6GHJ5gPM0 >>返信コメ
- >>4
霧間誠一の本が能力を目覚めさせるのではなくて能力を持った人の迷いをなくさせるという方が正しいと思う、冒頭のみなほしすいこも後にエンブリヨとなる手紙の少年もそう。祖父の火葬に来て同じ日に手紙の少年の火葬に悲しんでた人達と出会いブギーポップは目覚めた。と僕は解釈した。そしてその直後にスケアクロウと出会った。
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- 2019年02月25日 11:13
- ID:3QbcpQGn0 >>返信コメ
- 米8
商業主義のと自分の趣味全開のと2通り書いてた。
商業主義のはメチャクチャ人気あったんだけど
趣味で書いてるのは全然売れなかった。でも一部の人に変なウケ方してた。
まぁそれはそれとして世界の危機になり得る事なんて
割とその辺にゴロゴロしてるってのもブギポの主旨の一つではある。
-
- 2019年02月25日 11:16
- ID:6GHJ5gPM0 >>返信コメ
- 夜明けのブギーポップはこの誰かを守るために自分の死を受け入れるとこが悲しいんだ。霧間誠一のここで凪を助けるため死ぬのを受け入れるとことか、モマーダーのホントは人殺しをしたくない心の叫びとか
-
- 2019年02月25日 11:34
- ID:Z9jZ6j.T0 >>返信コメ
- 霧間誠一の言葉は作中でちょくちょく出てくるけど、サクリファイスオブヴィクターとか可能性の残り1%とか、シニカルで悲観的に見えるのに、それでも戦えと背中を押してくるんだよな。
-
- 2019年02月25日 12:03
- ID:6T4OUuny0 >>返信コメ
- >>6
1クール18話で
夜明けのブギーポップ編だけ4話一挙放送した
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- 2019年02月25日 12:05
- ID:DW4.2VaK0 >>返信コメ
- >>3
時々創作物で見かける目立ちまくりの暗殺者とか本来はアカンのでしょうな
-
- 2019年02月25日 12:07
- ID:DW4.2VaK0 >>返信コメ
- >>7
この人の本は純粋に好奇心から読んでみたいな
-
- 2019年02月25日 12:15
- ID:2HC87e1I0 >>返信コメ
- 社会の敵≠世界の敵
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- 2019年02月25日 12:29
- ID:ndJSFBkU0 >>返信コメ
- >>3
怪物ぞろいの合成人間の中で「人殺し」なんて身も蓋もないコードネームもらえるくらいには凄腕っていうね
おかげで甥っ子は「あのモ・マーダーの弟子なら油断できん」とか言われて本来支援タイプなのに相手に舐めてすらもらえないディシプリン
-
- 2019年02月25日 12:32
- ID:IXPSz3E30 >>返信コメ
- 霧間誠一のパートの原作の章題は『パブリックエナミー・ナンバーワン』。
単純に作中に出てくる言葉なんだけど、このタイトルなんか好きなのよね
-
- 2019年02月25日 12:35
- ID:qP31Uo7q0 >>返信コメ
- ちなみにモ・マーダーさんの特殊能力で内臓ぐしゃぐしゃにされて殺されたので
病院での死因は胃穿孔と診断された
-
- 2019年02月25日 12:35
- ID:ahHz3cJW0 >>返信コメ
- 凪が身体能力だけに止まらず精神的にも人間
離れしてるのはなんでだろう、ほんといったい
何者なんだ?と思っていたので、今回の話で
凪の過去をいくらか知る事が出来て良かった
-
- 2019年02月25日 12:36
- ID:J8c0J0bq0 >>返信コメ
- パブリック・エナミーも元ネタはいつものごとく音楽
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- 2019年02月25日 13:24
- ID:pC5dryT30 >>返信コメ
- ラストの先生の顔なら寄生獣に出ても大丈夫
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- 2019年02月25日 13:59
- ID:JilxSOMA0 >>返信コメ
- >>4
似たようなコメもあったけど、誠一はMPLSじゃないよ
自分ではそれほど信じていない言葉の力が、MPLSたちにとってストライクなだけ。良くも悪くも現実にいる教祖・扇動者に近い
>>19
このエピソード一番好きなので、丁寧なアニメ化で大満足
ブギーポップ=正義、イマジネーター=悪ではないのが、作品全体でも大事なところだよねえ
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- 2019年02月25日 14:45
- ID:5VpiCzJ60 >>返信コメ
- 凪は母親に甘えたい年頃だったが父親を選ぶ。
彼女は本能的に離婚で真にダメージがあるのは父親の方だというのを知っており、母は都会で過去を忘れ元気にやっていくが、父のような男は過去を引きずりきっとダメになってしまうだろう。
“一緒にいてやらねばならないのは父の方なのだ”と考えたのだ。
-
- 2019年02月25日 15:51
- ID:aq.0dE.T0
>>返信コメ
- 佐々木と凪のコンビすこだ!
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- 2019年02月25日 16:12
- ID:eXa3sEbX0 >>返信コメ
- >>10
瀕死のスケアクロウと藤花が出合ったあの日に手紙の少年の遺体も火葬してたってのは無理があると思うよ。
弦の調査報告が少年の死後一ヶ月頃で、さらに誠一の死後四年してから凪とスケアクロウは出会ってる。
死後少なくとも四年一ヶ月以上経って、それから火葬はいくらなんでも考えにくい。
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- 2019年02月25日 16:13
- ID:7FQdN3VJ0 >>返信コメ
- >>7
本自体に特殊な能力はなかったような。
ただ、既に目覚めて自分のあり方に迷っている、目覚めつつあるけどよくわかっていない、人間を文字通り背中を押してしまう内容で、吹っ切れさせてしまう見たいな
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- 2019年02月25日 16:19
- ID:B0agDMO40 >>返信コメ
- >>25
ブチャラティかな?
-
- 2019年02月25日 17:15
- ID:2qp9Q2Ia0 >>返信コメ
- ミナホシと話してる時の凪パパが持ってる手紙って何でしたっけ?
てかあの少年がエンブリオだったのね…
-
- 2019年02月25日 19:23
- ID:0p3S1wRW0 >>返信コメ
- ピジョンの横向いてる時の鼻の形が好き
やけに大人びて見える
-
- 2019年02月25日 19:37
- ID:jsuiJ1bS0 >>返信コメ
- 今にして思うと、
ただ本を書くだけで特殊な才能を持つ者たちに影響を与えた霧間誠一が
西尾維新、奈須きのこをはじめとする後の才能に多大な影響を与えた
上遠野浩平自身とまさに相通じるものがあるんだよなw
-
- 2019年02月25日 20:00
- ID:qHTObKlz0 >>返信コメ
- 思えば伏線の1つだったのかな
末真は霧間誠一の本に超感銘を受けてるけど統和機構にマークされてない=統和機構よりもスケールの大きい(或いは次元の違う)存在である
-
- 2019年02月25日 20:26
- ID:CjmQM5By0 >>返信コメ
- >>24
考えてみれば、本当にMPLSを覚醒させる力があったなら統和機構がその著作を野放しにしておくわけがないもんな。
誠一の死後も本が世間に出回って、権利関係が凪に残っているってことは、そこまで危険視はされていなかった証明でもある。
-
- 2019年02月25日 20:55
- ID:lhgUq03z0 >>返信コメ
- 人の可能性を突破させる能力を持つ少年の「その後」についてはアニメではやらない原作の続きで語られるよ!
伏線が芋づる式になってるから、こりゃあもう全作品読むしかないね!
-
- 2019年02月25日 21:20
- ID:a8N8jhJs0 >>返信コメ
- >>15
あさりよしとおの「ワッハマン」にも「どっからどう見ても
ただのサラリーマンにしか見えない暗殺者」が出てくる
疑われない警戒されない仕事の後も普通に帰れるいいことづくめ
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- 2019年02月25日 21:26
- ID:QMYFo2HM0 >>返信コメ
- >>34
多分、本というか文字自体にはそういう力がないんだろう
人類を”突破”できるかもしれない連中の目に触れた結果
その連中が”突破”の過程に至ったりしてるんだろうな
その結果、ブギーポップのセンサーに引っかかるもの
統和機構のセンサーに引っかかるものが出てくる
で、そこに第三勢力みたいな感じで、イマジネーターが存在してる
イマジネーターのやり方は、凪パパよりは直接的だけど
だからこそ、統和機構も感知できてないんじゃないかなぁと思っだ
-
- 2019年02月25日 21:26
- ID:lw7Fo0Vu0 >>返信コメ
- >>34
世界の敵ではなく社会の敵だからブギーポップ 出てこなかったのか!
-
- 2019年02月25日 22:38
- ID:AESH8X1n0 >>返信コメ
- この自分が殺されたということを凪に悟らせないように、殺人者がいることを凪に悟らせないようにした霧間誠一さんがかっこいいんだよな
原作と漫画版ではそんな誠一さんをモ・マーダーが尊敬した描写がされているからおすすめだぞ
-
- 2019年02月26日 00:26
- ID:o.jSRfFF0 >>返信コメ
- >>32
西尾維新は上遠野浩平が自分にとっての霧間誠一と言っているな。
-
- 2019年02月26日 12:00
- ID:NAaYVA9I0 >>返信コメ
- 原作は毎話ごとに日本語サブタイトルとは別に英語サブタイトルがついている
単なる英訳も多いがぜんぜん違うときもある
この回の場合・・・
-
- 2019年02月26日 20:10
- ID:hloh.KvT0 >>返信コメ
- 霧間誠一は割と普通っぽい人だけど、死にざまとか見ると、10話のブギーポップの言う所の「自分をしっかり持ってる人」という意味で普通の人ではない人なんだろうと感じた
>>2
霧間誠一とイマジネーターとの会話シーン見てから原作を何とか思い返してみて、この会話シーンが無かったらイマジネーターが行動起こして無かったかもと思うと、回りまわって、あの巻のアイツの生死やあの人の二つ名にかかわってくると思うと…
自分がここで終わりでも後の誰かが、というのは新刻敬のセリフもそうなんだよな
ジョジョのジョースター家のディオとの因縁や、Fateの魔術師の家系と継承のことを思い出したりもする。
メタ的にも作品や思想の影響っていうのも何かそういう感じなんだよな、現実のことだよな、と改めて感じた(語彙力がない)
>>24を読んで、原作者の影響力と霧間誠一がちょっと重なったりとかしてたら>>32ですでに書かれてた
-
- 2019年02月26日 21:11
- ID:gDjm7SKd0 >>返信コメ
- モ・マーダーさんずーっとマ・モーダーだと思ってましたごめんな
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- 2019年02月27日 01:57
- ID:zr1bUaBa0 >>返信コメ
- 凪が小学生の頃には佐々木さんが存在してたってことは
合成人間の素になったエコーズが地球に来て捕まったのって相当前の出来事なんだな
-
- 2019年02月27日 03:51
- ID:cdB.QDuO0 >>返信コメ
- 別にエコーズは全ての合成人間の素になったという訳じゃないぞ
夜明けにそう勘違いしてもおかしくない記述が有る事は否めないが
-
- 2019年02月27日 19:09
- ID:n.jEh8Bg0 >>返信コメ
- 夜明けはそんなに好きでも嫌いでもないんだけど、
パブリックエネミーナンバーワンは何度も読み直したぐらい好き
-
- 2019年02月27日 21:32
- ID:Dd94bsOj0 >>返信コメ
- 点じゃなくて線って事なのかな。何が良くて何が悪いのか、どう転んでどんな未来が来るのかは誰にもわからない。ならば自分が正しいと思う事を一生懸命やるしかないよな。
スケアクロウといい凪のお父さんといいモ・マーダーといい、魅力的なおじさんが沢山見れて私は嬉しい。
-
- 2019年03月03日 22:03
- ID:zU9nUcUv0 >>返信コメ
- 自分にファンレター送っていた人が全員死んでたとしたら
びびるなあ…
それにしても、佐々木さんに愛着がわいてしまった。
-
- 2019年03月06日 22:28
- ID:8x2eWLAA0 >>返信コメ
- >>16
やめておけ
”彼ら”に気付かれるぞ
…コメントについて…
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ただひたすらに凪ちゃんが可愛くてシリアスなパートが頭に入ってこない