第3話「父と子」
『どうだがや』
「おぉ…!」
「的に当たりましたぞ!」
『当たり前じゃ』
『信長様!お頼み申し上げます!』
『何者じゃ』
『林秀貞様の与力、前田家四男、犬千代でございます!この犬千代、信長様のためなら命も捨てる覚悟でございます!どうか、おそばでお仕えさせ…』
『ってうわ、うわ、うわっ!』
「失礼いたしました」
『あっコラ!やめろ!お毒味係でもなんでもいたします~!』
『申し訳ありません』
『まぁまぁ。しかしあの出で立ち。まるで信長様ですなぁ』
『えっ?俺あんなに変?』
『信長様。そろそろ末森城の殿のお見舞いに伺ったらどうです』
『わかってるがね…だが父上は本来とても気持ちのお強い方だ。故に俺が見舞いに行ったら、逆に気弱になられるかもしれない。病と戦おうという気力がぷっつりと切れた時の事を考えると…』
『お気持ちはわかります。では皆様にもそうご説明を』
『皆様?』
『信勝様、柴田殿、林殿、山口殿が広間でお待ちです』
『来てんの!?』
『ハァ…それを先に言え』
『久しぶりですね、兄上』
『信長様がなかなか末森城にいらっしゃらないので、こうして我らが伺いました』
『すまない。で、最近の父上のご容体はどうだ』
『必死に病魔と闘っておられまする』
『そうか…』
『ところで殿に万が一のことがあった場合、今川との和睦はどうなさるおつもりか』
『交渉は振り出し、ヘタをすれば攻め入られますなぁ』
『信広様が無事にお戻りになられたのは幸いだが、三河における力を失われてしもうたし…』
『戦の準備を整えておかねば』
『おい!政の話は控えろ。兄上は父上のご容態を一番に考えていらっしゃるのだ』
『そのとおりじゃ。殿が身罷られた後の話など、不謹慎にも程がある。お気持ちお察ししますぞ、信長様』
『山口殿…かたじけない』
『先程は出過ぎた真似をすみません。兄上を差し置いて家臣を叱り飛ばすなど…』
『いいや』
『ですが…家臣たちの気持ちもわかります』
『これからのことを考えると…不安ばかりで』
『信勝。安心しろ』
『俺も不安でいっぱいだ』
『兄上…そこは俺に任せろと言ってほしいところですが』
『あ…アッハハハハ…やはり、織田家を継ぐ大役はお前のほうが似合ってるな。家臣たちもそう思っているのだろう?』
『そんなことは…』
〈うつけの信長様では、織田家の行く末がまるで見えぬというもの〉
『ほーら図星』
『あ…いえ! 長男である兄上が家督を継ぐのは当然です!私のことなど、やはり二の次ですから』
『俺はむしろ、お前のほうがうらやましいぞ』
『父上との思い出は、お前のほうがたくさんあるだろう』
『そうかもしれませんが。いずれにせよ、その時が来たら…私たちで父上のために立派な式を…』
『あぁ?そう暗くなるな!父親が回復する見込みだってまだある!俺は明日、明のええ薬を探してくるがね』
『兄上…お願いします』
『では私は寺を巡り、祈祷をお願いしてまいります』
『お出かけですか?』
『あぁ。津島へ南蛮渡来の薬を探しに行く』
『では私も』
『いや、よい』
『帰蝶と2人で大丈夫じゃ。留守を頼む』
『わかりました。お気をつけて』
『ハァ…なかなか見つからないにゃあ』
『あった…』
『信長様?それは?』
『昔、父上が土産にくれたんだ』
『俺は幼い頃から父上とは離れて暮らしていたんだ』
『だがある日、父親が城を訪れてこの独楽をくれた』
『こんな不安定な物が倒れずにいるのが不思議でな』
『自分もやってみたのを覚えている』
〈はっはっはっ!うい奴じゃ〉
『父上は大層愉快そうに笑っていた』
『俺はそれが嬉しくて、もっと父上を喜ばせようとして…』
『大殿との、楽しい思い出なのですね』
『はっ…』
『ご安心を。恒興殿のことは信頼しておりまする。羨ましい。陰に日向に、あなたはいつも信長様のおそばにいる』
『恐れながら、帰蝶様には私にはできない大切なお勤めがあります』
『世継ぎのことか…』
『いずれにせよ、この命…いざとなれば信長様のために捨てる覚悟もございます』
『何か?』
『いえ…さすがは信長様の奥方。女子にしておくのは惜しいほどです』
「きゃあっ!」
『逃がすな!』
『ごはぁっ!』
『織田家中に裏切り者だと?』
『実はここ数日、密かにこの者に探らせておりました。自害した男は、その裏切り者に指示を受け忍び込んだ間者です』
『いったい誰が、何の目的で!』
『わかりません。物見か盗みか、いずれにせよ今川方への手土産でしょう』
『まさか…みな父上と一緒に戦ってきた仲間じゃないか!』
『先日のことを思い出してください。みな口々に不安を語っていた。裏切り者が出てもおかしくありません』
『お前!証拠もないのに仲間を疑うなど!それは父上を貶めることでもあるんだぞ!』
『甘いお考えはお捨てください!』
『何を!』
『このことは他言無用だ!しばらく俺の前に姿を見せるな!』
(父親はまだご存命だというのに…一体誰が…)
『帰蝶様』
『ここ数日、何やら信長様は近づきがたいご様子で。何かあったのでしょうか…』
『心労が重なっているのでしょう。気分転換に鷹狩りにお誘いしたのですが、どこにも行きたくないと。参りましたなぁ』
『お頼み申します!』
『何かお手伝いさせてくださいませぬか!お毒味でもなんでもやりまする!』
『お毒味させていただきます』
『あ~ん…』
『んっ!』
『うっ…うみゃあ!こんなの初めてだて~…』
『げぷ…』
『お頼み申します!』
『何かお手伝いさせてくださいませぬか!なんでもやります!』
「干し草、全部入れ替えろ」
『はいっ!』
『お前が信長様の愛馬かぁ…お前はいいなぁ…』
『そうだ!』
『待ぁてぇ~!』
『何事だ!』
『はて…』
『うおっ!』
『待てぇ~!わぁっ!』
「申し訳ございません!」
『馬もようやく落ち着いたようでございますな。信長様、子供のやったこと。何卒寛大なお裁きを』
『申し訳ありません。信長様の愛馬も、信長様みたくかっこよくしようと思って。うぅ…』
『ぷっ…ははははははは!』
『お前なかなか似合ってるぞ。走りたかったか。最近乗っていないかもな…平手!鷹狩りにでも出かけるか』
『おぉ…は、はい!』
『そこの犬。お前も来い』
『えっ?…はい!』
『信長様、あそこ!』
『ふっ!』
「おぉー!」
『平手、ありがとう。良い気分転換になった』
『むしろ、犬千代のおかげかと』
『あいつを小姓部屋できっちり躾けてやれ』
『はい。ところで…恒興と何かありましたか?』
『う…いや、別に』
『最近、別行動をとることが多いようにお見受けします』
『まぁ、奥方様もおりますし。遠慮しているのですかな』
『まさか。あいつはそんな男じゃない。ずけずけ踏み込んでうざいぐらいだ。昔っから俺の後ろに控えているようで、実は』
〈うっうっ…うわぁっ!〉
〈吉法師様!上に立つ者は誰に対しても常に堂々としていなければなりませぬ!〉
〈イノシシだぞ~!〉
〈吉法師様は織田三河守家の嫡男なのですから。あんな女では釣り合いが取れません。どうせ娶るなら足利の姫君がよろしいかと〉
〈どうしてあんな約束をしたのです〉
『いつでも俺に指図する』
『しかし、誰よりも先に信長様を守ろうとするではありませんか』
〈ここは私が!やぁーっ!〉
〈自分が囮になります。その隙に!〉
『あいつの話はもういい』
『しりぞかせましょう』
『いや。戻るなら俺たちのほうが近い』
「爺様ぁー!」
『野辺送りだったか…』
『あの貧しさでは葬儀もままならないでしょうなぁ。普通なら食い扶持が減ったとホッとするところ…死んだものは慕われておったのでしょう』
『名もなき百姓の野辺送りですか』
『あの弔いには温もりがあった…もし父上が亡くなったら、盛大で立派な葬儀が行われるであろう。が…家臣たちの心中は…』
『この世には故人の亡骸を鳥に食べさせたり、歓喜の踊りを舞ったり、実に様々な弔いがあるそうです』
『はぁ?マジか。世界は広いんだにゃあ』
『葬儀の形に関係なく、まことの心からの弔いなら…必ず死者に伝わります。なぜなら…死者は心だけの存在なのですから』
《天文21年3月。織田信秀様、ご逝去》
『違う、それじゃない!』
『父上の葬儀だぞ。とにかく失礼のないようにだな…ったく…こんなときに恒興はどこへ行った』
『信長様』
『帰蝶か』
『口止めされましたが、隠してはおけませぬ。恒興殿は城内に忍び込んだ間者を追い、森へ向かいました』
『なに?』
『敵は、要地安堵状なるものを盗んだようです』
『あれは…父上が尾張守護の斯波武衛家から預かった大切なもの…』
『失くしたとなれば、織田弾正忠家が尾張を収める筋目が通らなくなる』
『このあとの始末は、私にお任せください』
『はぁ?お前はまだ忍びのつもりか。ダメだ。俺が行く』
『しかし…!明日は大殿のご葬儀…』
(安堵状を取り返し、裏切り者を捕らえる。それが俺の弔いだ)
「この道で間違いないようです」
(無茶するなよ!恒興!)
『はっ!』
『やりぃ!こいつの羽根なら信長様も!』
『あ…あれは…』
「もうじき追いつくはずです…うっ!」
『わぁっ!』
『どこの手の者だ!』
「ぃやぁっ!」
『裏切り者は許さぬ!決して!』
「やろぁっ!」
「なにっ…」
『このヤロ!』
「ぐぁっ!」
『信長様!ここは私にお任せを!』
『お前なんでこんなところに!』
「このガキャァ!」
『やぁーっ!』
「てぇっ!」
『へっ?』
『うわぁあぁあぁ!』
『帰蝶!ったくお前ってやつは…』
『恒興殿を追ってください。早く』
『あぁ』
『そこまでだ!』
「くっ…がはぁ…っ!」
『恒興!』
『信長様、どうして!』
『帰蝶な俺に知らせないわけねーだろ!』
『のようですね…安堵状は無事です』
『お前の言った通りだったな…身内の裏切りなど、俺は考えたくなかった…』
『はい』
『この道からどこに行ける?』
『鳴海城です』
『では…謀ったのは山口』
〈殿が身罷られたのちの話など、不謹慎にもほどがある〉
『わからない…長年父親に支えてきた家臣が、なぜ裏切るんだ…』
『情勢を見てより強きものへ靡くは、戦国の世の常でしょう』
『じゃあ俺は、これから先もずっと…』
『人を疑っていかねばならないのか…』
『わたくしがおります』
『いついかなるときも。必ず』
『俺は…嫌なものや考えを見て見ぬふりをしていた。傷つきたくない子供だった。すまぬ…』
『これからもそばにいてくれ。恒興』
『はっ』
『信長はなぜ来ないんだ』
『わかりません』
(兄上…約束したではありませんか。私たちで立派な葬儀を執り行うと)
『一体これはどうしたことでしょう』
『これほどのうつけとは』
『信長様はすぐに来られます。この間の雨で道中の足場が、あぁいえ。あるいは何か急病かと…』
『平手』
『はっ』
(死のうは一定、しのび草には何をしよぞ、一定かたりをこすよの)
《死は人の定めであるが、生前成し遂げたことは形となって残り、後世に伝わる。信長様らしい、簡素な弁明の言葉でしたが》
『これではっきりしましたな。うつけに尾張の安定は望めませぬ』
『織田家の家督は、信勝様が継ぐにふさわしい』
《その後、山口殿は織田家から離反》
《信長様は戦国の世の厳しさを心に刻むこととなりました》
《しかしそれはまた、信長様を慕う者たちと共に運命に立ち向かう決意を新たにされた瞬間でもあったのです》
みんなの感想
539: ななしさん 2019/07/22(月) 21:58:15.76 ID:n0+lZBg6.net
葬式で灰を撒くシーンは無しか
まあ、後世の創作かもしれないし、そういうのもありかな
まあ、後世の創作かもしれないし、そういうのもありかな
541: ななしさん 2019/07/22(月) 22:12:23.59 ID:GN+CF6pU.net
>>539
来週平手政秀の話だし、まだワンチャンある
回想シーンとかで
来週平手政秀の話だし、まだワンチャンある
回想シーンとかで
540: ななしさん 2019/07/22(月) 22:10:47.11 ID:MFfHShap.net
まだ見てないけど、この信長なら灰を投げつける性格じゃないな。
542: ななしさん 2019/07/22(月) 22:54:50.69 ID:BK9DBOsY.net
3話目まで見たけど・・・ちゃんと面白いじゃん
543: ななしさん 2019/07/22(月) 22:56:03.15 ID:CJgbvyQa.net
どういうこと?信長様は後を継がないってこと?
545: ななしさん 2019/07/22(月) 23:14:14.49 ID:spbm0BPC.net
>>543
継ぐけどもめる
継ぐけどもめる
546: ななしさん 2019/07/22(月) 23:21:42.64 ID:/pIae/k7.net
ゆめそーりーほめそーりーって本当はなんて言ってるのか教えてくれ
551: ななしさん 2019/07/23(火) 00:18:25.15 ID:NrAB8I4N.net
小林くんイケメン声も出来るから期待 C
552: ななしさん 2019/07/23(火) 00:32:13.32 ID:me+4CJgN.net
恒興は自分を蹴り転がしたのが奥方だったってまだ気づいてないのか。
554: ななしさん 2019/07/23(火) 00:38:06.82 ID:HVpKXizd.net
森家で有名なのは蘭丸だけだよね
556: ななしさん 2019/07/23(火) 00:42:14.10 ID:KM9XX15d.net
公式から飛べるyoutubeのミニドラマで
信長が帰蝶にバブみを感じてオギャてるのを聞いて
やっぱBL路線になんのかなと思った
まあ、帰蝶がゆみり声なので違和感全然ないんだけどさ
信長が帰蝶にバブみを感じてオギャてるのを聞いて
やっぱBL路線になんのかなと思った
まあ、帰蝶がゆみり声なので違和感全然ないんだけどさ
561: ななしさん 2019/07/23(火) 01:29:51.52 ID:cKDBOUTb.net
帰蝶がいつから男と錯覚していた?と思ったがED見るとやっぱり…
562: ななしさん 2019/07/23(火) 01:32:44.51 ID:gC4cM74S.net
森蘭丸は知ってるが池田恒興も森可成も知らん身としては普通に楽しめてるが、ガチ織田信長派には物足りない感じなのかね
565: ななしさん 2019/07/23(火) 01:52:10.92 ID:nuLB6vhD.net
>>562
まあ、話数考えたら省かれる部分もあるのはしょうがないな
この作品はそれなりに丁寧にやってると思うし
まあ、話数考えたら省かれる部分もあるのはしょうがないな
この作品はそれなりに丁寧にやってると思うし
つぶやきボタン…
犬千代登場!
ちゃんと成長して前田利家になるみたい
跡継ぎ問題が出てきて織田家が不穏な感じに…
帰蝶は相変わらず忍びとして活躍
一方で恒興との絆も再確認できたね
戦国の世は厳しいけど、さらに信頼できる仲間を増やしていくしかない
ちゃんと成長して前田利家になるみたい
跡継ぎ問題が出てきて織田家が不穏な感じに…
帰蝶は相変わらず忍びとして活躍
一方で恒興との絆も再確認できたね
戦国の世は厳しいけど、さらに信頼できる仲間を増やしていくしかない
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/anime/1562605701/
胡蝶綺 ~若き信長~ 3話 感想
ヒトコト投票箱 Q. 戦国時代には 1…詳しい
2…それなりにわかる
3…ちょっとだけわかる
4…全然わからない
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Happinet (2019-10-02)
コメント…2019年夏アニメについて
-
- 2019年07月23日 07:02
- ID:LbNTStB40 >>返信コメ
- 信長さんは裏切られの達人ですしお寿司
兄(信広)弟(信勝)義弟(浅井長政)重臣(光秀)etc.
-
- 2019年07月23日 07:06
- ID:Q.hb.Cy00 >>返信コメ
- 帰蝶を男にした意味が全く分からん。フツーにやればいいじゃん風呂のシーンを見てどうすればいいんだよ。鳴海城主の離反とか大河でもやらんエピソードを持ってきたのはすっごい評価するけど、ゆくゆく美濃攻めの時に逆に動かしにくくなるやろ。
-
- 2019年07月23日 07:12
- ID:Q.hb.Cy00 >>返信コメ
- >>2
荒木村重、松永久秀「わしらも!わしらもいるで!」
-
- 2019年07月23日 08:01
- ID:btscaoQh0 >>返信コメ
- 森家は蘭丸の兄の長可も有名やろ
-
- 2019年07月23日 08:02
- ID:vF3TBm9.0 >>返信コメ
- きっちり歴史物をやっているようで実はかなり軽く流している印象の方が強くなって来た。
今回もせっかく「父と子」というサブタイトルなのに実際にはほとんど父親との絡みはなかったし。
帰蝶を男設定にしているし一体、この作品は何処へ行こうとしているのだろうか?(数多くの歴史系アニメがあるけれど見た目が奇抜で目新しいだけでイマイチ特筆出来る要素が見当たらない気がする)
-
- 2019年07月23日 08:02
- ID:jmHiwayj0 >>返信コメ
- >>1
単に子供を産まなかったという史実からこの作品限定で「実は男」という設定を作っただけだぞ
-
- 2019年07月23日 08:04
- ID:WJ.yp5.u0 >>返信コメ
- 信秀の菩提寺である萬松寺は今ではアトラクションみたいになっています(見た目が)
名古屋の繁華街大須のど真ん中にあるので機会がある人は行ってみて下さい(ダイマ)
-
- 2019年07月23日 10:04
- ID:.sS6n9IC0 >>返信コメ
- 信長の忍び 観よう!(定期ステマ
-
- 2019年07月23日 10:09
- ID:gPLhGk9D0 >>返信コメ
- どうせ、みんな「性別:(キャラ名)」になるw
-
- 2019年07月23日 10:30
- ID:kSv1qXVh0 >>返信コメ
- ストーリーが結構真っ当に面白い分、やっぱり帰蝶の男設定が足を引っ張りすぎてる様に感じる・・・。
他の腐要素は、まだ何とか見ないふり出来るのに、帰蝶が出る度に単純にストーリー楽しんでた気分がブツ切りになる。
というか、お世継ぎ産まなかったから男に設定されるとか普通に酷いだろw
実際の生前だって肩身狭い思いしたのは想像出来るのに・・・。
-
- 2019年07月23日 10:32
- ID:wc2b7vtg0 >>返信コメ
- こちとら!!謀叛慣れしとんじゃ~ぃっ!!!
とか言うぐらい裏切られるんやね
-
- 2019年07月23日 10:37
- ID:datozqRt0 >>返信コメ
- 前回、織田信広がなぜマイナーなのかこの先やると思うよとか書き込んだんだが、「信広様が無事にお戻りになられたのは幸いだが、三河における力を失われてしもうたし…」で、流されたなw
簡単に書くと、三河遠征で今川家に捕まって松平竹千代(徳川家康)と人質交換で帰ってきた。三河侵攻策は完全にぽしゃったので、庶子でとはいえ長男であった立場は急落した。
劇中描写があるかもしれんから、あと一回やらかすとだけ
-
- 2019年07月23日 11:22
- ID:yq9kCwt.0 >>返信コメ
- 信長が裏切られた数は両手でも足りないみたいね。
1番有名なのは本能寺か。
-
- 2019年07月23日 11:24
- ID:yq9kCwt.0 >>返信コメ
- あんなに可愛いショタっ子が数年後には…
-
- 2019年07月23日 11:34
- ID:yq9kCwt.0 >>返信コメ
- 灰投げつけたの創作って説もあるらしい。
-
- 2019年07月23日 12:06
- ID:datozqRt0 >>返信コメ
- 山口教継は鳴海城主(名古屋市緑区)なんで、信広の失敗で安祥城(安城市安城町)が落ちちゃうと今川と正対しちゃうから、当時の感覚でいうと裏切るのはしゃーない面もある
コネやコミュ力が非常に高く織田今川の和睦を仲介したり、大高城(緑区)沓掛城(豊明市沓掛町)にも勧誘かけて同時に裏切る有能な人物
まぁ、それを後々危険視されるんですがね
-
- 2019年07月23日 12:08
- ID:Ge50KbzN0 >>返信コメ
- >>13
幼少期の家康との出会いもなしかな。
-
- 2019年07月23日 12:17
- ID:BwUy3X110 >>返信コメ
- >>16
あの話だと仏教式の葬式やってるしなあ
織田家神道の家系で信仰に篤いのに
-
- 2019年07月23日 12:32
- ID:nWoGQDUO0 >>返信コメ
- >>16
戦国時代の話は家康が幕府開いた時にある程度改変されてるからな。
有名どころだと光秀の最期とか。(落武者狩りにあったと言われてるが出家して天海として家康に仕えたという説あり)
延暦寺焼き討ちも信長はいきなりやったわけじゃなくて最期通告までしても延暦寺側が改めなかったから行ったってのもあるし。
-
- 2019年07月23日 12:37
- ID:vSUaYTMP0 >>返信コメ
- 漫画かゲームが原作にあるのかと思って見てたんだが
もしかしてオリジナルアニメなのか
-
- 2019年07月23日 12:45
- ID:sdVRU9ek0 >>返信コメ
- いい意味で大河モノの流れを組んでるな
信長モチーフってとんでもネタ(意外と史実通りだったりもあるけど)満載な事が多いが、妙な安心感で見てられる
-
- 2019年07月23日 12:46
- ID:vF3TBm9.0 >>返信コメ
- >>11
あの時代はどちらかというと男子の方が歓迎されていましたからね。
くノ一(忍者)設定の方は味があってバックストーリーにも絡め易いし素直に面白いと思うけどさすがに男性設定は色々な意味で破綻しているのでどうにも受け入れ難い。
本来ならば世継きしても良い筈の我が子をわざわざ女性として扱うのかがどうしても分からない。(だから終いにはやっぱり只の腐受け設定としか思えて来なくなる)
-
- 2019年07月23日 12:46
- ID:WJ.yp5.u0 >>返信コメ
- 正直うつけの信長より品行方正の信勝に織田家を継いでほしいという家臣の気持ちも分からなくもない気がする(確か林兄弟だけでなく柴田勝家も最初は信勝側だったんだよな)
一説だと、信長のうつけぶりは実は演技だったって説もあるみたいだけど
-
- 2019年07月23日 13:07
- ID:LbNTStB40 >>返信コメ
- >>9
アニメの時系列なら外伝の尾張統一記の方がよかんべ(定期的ダイマ)
-
- 2019年07月23日 13:10
- ID:lRAjiNKZ0 >>返信コメ
- >23
あまりに母親の身分が低すぎるとかで世継ぎにするもはばかられるとか、そうでなかったらどこの誰の子かもわからんが引き取って養子にしたとか…まあ例はあるから不可能ではないとは思うけど
(実際屋敷の前に捨てられてた子を引き取って育てて、でも家を継がせるわけにもいかないからお寺に出したとか)
-
- 2019年07月23日 14:11
- ID:GzC3rl150 >>返信コメ
- とーちゃん仏前への灰(焼香)投げつけは信長公記に記載されてる話だし
実際にあった可能性は高い気はする
信長を常識に囚われない英雄として描写する為の創作とするには余りに非常識だし
-
- 2019年07月23日 14:13
- ID:W2frJX5e0 >>返信コメ
- 最終形態信長カッコよすぎない?
その過程を楽しみに見てるんだけど
-
- 2019年07月23日 14:28
- ID:W2frJX5e0 >>返信コメ
- >>3
風呂のシーンどうすればいいんだよ はすごい同感面白いから観るけど
-
- 2019年07月23日 14:28
- ID:.a6gn55i0 >>返信コメ
- うつけより信勝が跡継ぎにと言ってるが、この作品内だと問題になる程うつけのようには伝わらないな
端折らないでもっと描いたほうが良い所あるんじゃないの
思い出したように信長だけが語尾に、にゃあをつけてるのが不自然
-
- 2019年07月23日 14:52
- ID:L30ZbIYO0 >>返信コメ
- 利家があのキャラデザインってことは完全にショタホモ展開に持ってくんだろうなぁ・・・
勝三郎とも怪しい雰囲気だし、ダメだなこりゃ
一話を見た時点では拾いものかと思ったが残念だ おさらば
-
- 2019年07月23日 15:27
- ID:XwGOr.Ar0 >>返信コメ
- 犬千代で「姫ちゃんのリボン」を思い出しかけて
肌色の多さにすぐに全然違うと思いとどまったよ
-
- 2019年07月23日 15:30
- ID:12D3sZEn0 >>返信コメ
- >>30
そもそも信長がうつけだったのはあえてそう振る舞って対立してる大名家や家臣を油断させるためって話があるからな。
それに騙されたのが斎藤道三と今川義元と柴田勝家。
-
- 2019年07月23日 15:31
- ID:jmHiwayj0 >>返信コメ
- >>21
原作は漫画だよ
ただ女性向け漫画だから、男の人はアニメで初めて知った人が多い
-
- 2019年07月23日 15:38
- ID:12D3sZEn0 >>返信コメ
- よく間違われてるが、信長に仕官した順番って利家が先なんだよなぁ。
秀吉はこの時確か今川家に仕えてて、その後浪人して信長が清州城城主の時に信長のとこに来たはず。
-
- 2019年07月23日 15:43
- ID:r.PBNjto0 >>返信コメ
- 相変わらずBLっぽいキャラデザには慣れないが、話の筋は存外しっかりしていて歴史物としては十分に面白い
ストーリーを桶狭間までに絞って登場人物の数を抑え、その代わりに個々人の人間関係や愛憎劇を濃密に描く方針なのかな
一般には凡将扱いで信長草創期の活動をほとんど無視されている佐久間信盛がこのアニメではどうなるのか、個人的には大いに気になるところ
-
- 2019年07月23日 16:13
- ID:Ge50KbzN0 >>返信コメ
- >>3
逆に考えるんだ。男だから光らずに済んだと。喜ぶのは腐だけだろうが。
-
- 2019年07月23日 16:55
- ID:DuuIa73D0 >>返信コメ
- >>37
こういうお膳立てされると逆に腐は萎えるんだよ。
正直、真面目な歴史物が見たかった。変に狙いすぎて楽しめない。
関係ないが松尾芭蕉は忍者だったと信じている。
-
- 2019年07月23日 17:06
- ID:O.TWAZie0 >>返信コメ
- >>84
何言ってんだ?調べたらコミカライズは8月からでまだ始まってないぞ
胡蝶綺はオリジナルアニメで、小説もあるけどそっちは先行スピンオフらしい
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- 2019年07月23日 18:17
- ID:.B62Y3Dt0 >>返信コメ
- >>23
強引に考えてこんな姿形じゃツワモノが従わないと判断されたか、もしかして男の体として不完全な面があるとか?
>>34
漫画原作じゃなくてコミカライズだよアニメが先
原作あるなら公式がちゃんとサイトやツイで記載すると思う
-
- 2019年07月23日 18:41
- ID:4blnPzwi0 >>返信コメ
- 父に次いで来週は平手の爺が死ぬ話か
学研の日本の歴史だっけかの漫画で読んだ時には
父の死よりも堪えたエピソードだった様な
-
- 2019年07月23日 18:52
- ID:KaY6q9O10 >>返信コメ
- 花守ゆみりが渾身の上品で色っぺえ声作ってんのにもったいねえだよ。。
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- 2019年07月23日 18:55
- ID:KaY6q9O10 >>返信コメ
- こんなリボンザムライの所にお松が嫁いでくんのかねえ?
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- 2019年07月23日 19:05
- ID:gTg22sUN0 >>返信コメ
- >>38
俺も伊能忠敬は隠密だって信じてる
弟は信勝信行どっちが正しいの?
作品によって違うんで混乱する
別人?
-
- 2019年07月23日 19:18
- ID:WJ.yp5.u0 >>返信コメ
- 史実だと前田利家は高身長のイケメンだったので、あの見た目はあながち間違いではないんだよな
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- 2019年07月23日 19:23
- ID:Q.hb.Cy00 >>返信コメ
- >信勝信行
信長公記には「勘十郎」としか書いていない。
資料を総合すると、信行=信勝といわれている。
信長より年下なのに、信秀の死後までに行政権限や領地などの待遇はほぼ同格扱いになってたので、信長が父親の位牌に灰を投げ付けたのはその不満によるものとも言われる。長男なのになんで弟と俺が同格なんだよこのクソ親父め、というわけ。
-
- 2019年07月23日 19:45
- ID:Q.hb.Cy00 >>返信コメ
- >>19
神仏習合だからべつに矛盾しない。長島一向一揆や比叡山焼き討ちで悪名高いが、べつに坊主や宗教を毛嫌いしてるわけではない、普通に敬意も払うけど、邪魔になれば排除する、それだけ。
-
- 2019年07月23日 20:31
- ID:SRHVMNw40 >>返信コメ
- 大河ドラマ「国盗物語」同様に面白い。
お濃の戦闘能力が高い設定は面白いと思う。
「キングダム」みたいに将に兵以上の個人的戦闘能力が求められる設定は
不合理で白けるが、正妻が強いと言うのは斬新なので善い。
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- 2019年07月23日 21:40
- ID:Ge50KbzN0 >>返信コメ
- >>9
信長ファンにはあきづき笙作、小島剛夕画の『織田信長』もおすすめしたいが、これ見てる層には絵柄がきついかな。
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- 2019年07月23日 22:21
- ID:0H4Yycrq0 >>返信コメ
- >>26
?そもそも帰蝶の父親である斎藤道三自身が油商人(元庶民)でそこから大名にのし上がった人物なのですけど。しかも帰蝶との婚姻を先に望んだのは織田側の方らしいし。(オマケを言うと後に道三は「実の息子である義龍と争っていた」事がありますし。信長も庶民である井駒を側室にしているし)
本来の史実上には見当たらないのにわざわざ身寄りのない子供(しかも女子)を自分の娘として育てる意味が分かりません。
それでも完全創作物ならば未だ分かるけれど、まがいなりも歴史作品としては帰蝶の男性設定は微妙過ぎる設定としか言いようがないです。(それに関連するきちんとした理由も公式から発表ないから余計に消化不明)
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- 2019年07月24日 01:14
- ID:.fFkrCQv0 >>返信コメ
- >>27
ところが、信長公記でも信長上洛前の首巻の部分は比較的ではあるものの信憑性に疑問が持たれているんだ。また、この時期の信長はその信長公記でも奇行に走っている形跡が信秀の葬式以外には見られないので、正直この辺りの真偽はもう少し慎重になった方がいいかもね。
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- 2019年07月24日 01:42
- ID:.fFkrCQv0 >>返信コメ
- >>50
言いたいことは分からなくもないが、この作品は史実を忠実に再現したものではなく、一般的に流布されている「史実」と虚構を好きな配分で混ぜたフィクションなんだよ。だから正室の鷺山殿(帰蝶)に子どもがいないことを理由に実は男でしたってのもそれはそれでありなんだ。「史実」と虚構の配分が肌に合わないなら仕方ないが、そこまで怒る必要もないと思うよ。
あと、生駒氏は商売も手広くやっていたけど本職は武士(信長の側近には副業として商売をやっていた武士がなんだかんだでちょこちょこいる)で庶民というわけでもない。吉乃自身、信長から見れば一応義理の従姉(血縁としてはもう少し遠縁)だしね。
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- 2019年07月24日 12:04
- ID:cRUvPAS00 >>返信コメ
- >>51
「行儀は悪く、町では人目も憚らず柿や瓜をかじり、餅を食い、人に寄りかかり、肩にぶらさがって歩いていた。その頃城下は穏やかで品のよいものであったから、この有様は大うつけとよばれるほかなかった。」
首巻の信長の行動は最初からこれだから、十分奇行な気はする。次が信秀の葬式の灰投げつけで、次が道三との対面(妙な格好で来て、対面時に折り目正しかったというアレ)
ただ小説的な感じがあるのも確か(特に道三との対面)だから、創作の可能性もあるかも
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- 2019年07月24日 16:48
- ID:FMPuQV2o0 >>返信コメ
- 信長の肌が異様に白いのだけが気になった
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- 2019年07月25日 01:38
- ID:GUqA4Kgr0 >>返信コメ
- 一部の声が大きい歴史ヲタがうるさいみたいだけど、そもそも信長公記だって身内が書いた二次資料だってことを忘れるな。
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- 2019年07月25日 13:51
- ID:JBZyfdB.0 >>返信コメ
- >>53
まあ、わざわざ奇人変人にしてる点で信憑性は高いけど、「愚者を装って味方を試し、敵を油断させる」ってのは、紀元前から有る定番ネタでも有るしね。
道三との会見も、似た様な逸話が史記か何かに有ったと思うから、パクリ創作の可能性も十分有る。
ただ、やっぱり事実で有った方が面白いよなぁ。
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- 2019年07月25日 19:57
- ID:uqZG8Zl90 >>返信コメ
- >>55
二次史料、な。意味は全然違うから首を突っ込むつもりなら覚えておいた方がいいぞ。
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- 2019年07月31日 22:16
- ID:c2Yv6Xi90 >>返信コメ
- >>44
信行は江戸時代の家系図に出てくる名前で、ずっとそっちの名前で知られていたのだけど、戦後に発展した研究の結果、信勝が正しいっぽいことが分かったんだ。とはいえ、既に有名になった方を捨てるのもそれはそれで面倒だったり、それ以前に書かれた作品をモチーフにしていたりといった理由で、ものによっては「信行」とする作品もあるってこと。
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- 2019年10月11日 12:53
- ID:QBwoREH30 >>返信コメ
- 面白すぎ!
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史実でもそういう仮説あったのかな?