第23話「王者の覚悟」


《私立・姫坂女学院箏曲部。10年連続全国大会出場記録を持つ、超名門校》

《もはや神奈川に敵なし。不動の絶対王者》

《それが私達の当たり前。私達の誇りだった》

《あの日までは》

〈優秀校、神奈川県立珀音高等学校〉
(え…何?嘘…姫坂が…負けた…?)


「はい、部長」
「何?若葉」
「正直、私達が珀音に劣っていたとは思いません。向こうの方が審査員受けする曲だっただけかと」
「確かに…」
「たまたまって感じするよね」

「私はそうは思いません」
「八重」
「負けたのはたまたまなんかじゃなく、姫坂だから負けるはずがない…勝って当然…きっと、どこかにそういう油断があったからだと思います」


「うん。私も同感。私達3年も、珀音にリベンジしたい。でも来週の東京公演で引退になる。だから、1・2年に託す」

「新しい部長には八重」
「はい」
「11年連続全国出場は簡単じゃない。でもみんなならやれる」
「はい!」

「私…珀音の演奏聞かなかったの」

「時瀬の演奏が終わってすぐあいつに文句言いに行って。時瀬のことも珀音のことも、完全に見下してた」

「史ちゃん…私、自分が…すごく…恥ずかしい」



「んな情けない顔しない!」

「いいじゃない。そのことに今気づけたなんて、ラッキーよ」

「これで万全の体制で予選に臨める。次は絶対負けない」

「史ちゃん…」
「ほらシャキッとしろ!明日からまたバリバリ練習するわよ」
「うん!」

「みんな。全国予選で弾く曲の楽譜届いたから、取りに来て」

「三つのパラフレーズ?」
「弾いたことないけど…でも、この曲確か」

「お…押し手こんなに?」
「しかも16分音符で」

「後半のスクイやばくない?」
「てか調弦替えめっちゃ多いよ」

「これをこの人数で合わせんの…?」
「やばい…」

「めっちゃ燃える!」

「全員に行き渡ったね。じゃあ私から1つ提案」

「これまで、予選は全員で出場してた。でもそれじゃあ、次はもう勝てない。姫坂が首位を独占してる時代は終わった。そこで今回は、予選も全国と同じように…オーディションで出演メンバーを決めたいと思う」

「オーディションは予選の1か月前。人数は1コト2コト、バランスを重視して24名。実力で選ぶ。学年も関係ない。全国に行くためのメンバー。どう?みんな」

「それじゃあそうするわ。さぁ、今日も練習するわよ。はい準備!」

「ほーずみっ。どうした?暗い顔して」
「瑠衣。いや…曲難しそうだなぁと思って…苦手な押し手だらけ。しかもオーディションで12人も落ちちゃうし」
「なーに今から弱音吐いてんの!まだ時間あるし、死ぬ気で練習すれば大丈夫だって!」

「うちら2年はこれがラストチャンス。一緒に舞台に立つぞっ」
「うん」

「練習時間をもっと増やすべきだと思います」

「何言ってるのかずさ。練習量はもう十分足りてる」
「そう?若葉もまだ全然弾けてないじゃない」
「は?私もう暗譜完璧なんだけど」
「でも弾き方が雑でしょ?」
「何それ偉そうに」
「私は!絶対全国行きたいの。そのために今できることは全部しておきたい」

「2人とも熱くならないで。全国行きたい気持ちはみんな同じだよ。ちゃんと話し合おう?ね?」
「穂澄先輩…」


「あーもー。かずさまじムカつく!」
「家元のお嬢様だか何だか知らないけどさ。何かいっつも上から目線で、何様みたいな。他校のさとわちゃん?とかいう子のこと、褒めてばっかだし」


「うちらのこと見下してんだよ絶対」

「そうかなぁ。私には、ただ必死なだけに見えたよ。本気で全国行きたいから、ちょっとキツく言っちゃっただけだよ。きっと」

「私だって本気で全国目指してます」
「それはもちろん!分かってるよ。でも、かずさも若葉も1年生ですごく上手くて。2人共全国目指してるんだから、いがみ合っていたらもったいないなぁと思ったの」

「お気遣いありがとうございます」
「あ…」



「汚い!もう一度最初から!テンポ正確に。ベタっと弾くな!」

「穂澄!押し手然足りてない!それじゃ半音」

「足りない!もっと!」


「穂澄先輩。もしかしてこれからまだ練習するんですか?」
「うん。ほら私、みんなより下手だし。押し手も全然ダメだから…」

「わ…左手すごい痕ですね。指もぱんぱん…」
「え?かずさだってそうでしょ?」
「私よりすごいです…!」

「なんか指だけ立派になっちゃって恥ずかしいな。実力もちゃんとつけなきゃ。がんばるよ」

「あのっ!私も一緒に練習していいですか!?」

「もちろん!」


《そして大会1か月前。予選のメンバーを決めるオーディション》
「次。一コト、橘穂澄。二コト、夏目瑠衣」

「はい!」

(今までで一番練習した。だからきっと…大丈夫)

「では、予選の選抜メンバーを発表します。じゃあまず2年生から」

「槙本。横沢。相田。坂口。糸藤。原。西野。佐藤。渡辺。大林。井上。池田。阿部。谷口。岩崎」

(わ…すごい。もしかして、2年生は全員選ばれて…)

「以上。次、1年生」

「あ…あの先生。2年、穂澄だけ呼ばれてません!」

「穂澄は残念だけど、今回ははずれてもらう。手はよく動いてた。よく練習した。でも…どうしても押し手がまだ不安定。それが原因よ」


「そんな…でも穂澄1人だけはずすなんて!私達2年はこれが最後の予選!」

「いいよ瑠衣!仕方ないって。最初から学年関係なく実力で選ぶって言ってたし。私はやれるだけのことをした。悔いはない」

「穂澄ぃ…」

「穂澄先輩…」

「おつかれさまでしたー」

「穂澄、帰らないの?」
「あ…うん。ちょっと残ってく」

「そっか…じゃ、また明日」
「うん」

「はは…2年で1人だけ落選とか…かっこ悪いなぁ」




「はっ!」

「ちょっと若葉痛い!放してよ!」

「あんたバカなの?今声かけられたって、先輩が余計惨めになるだけでしょ?先輩は下手だから落ちた。今回のオーディションに間に合わなかった。それが現実」
「あなたよくもそんな…っ!」

「だから。絶対全国行くよ」

「はっ…!」

「そうすれば全国の前に、またオーディションがある。私らが今先輩のために出来ることは、全国に行くことだけ。違う?」

「若葉は…穂澄先輩のこと嫌いなのかと思ってた」

「下手だとは言ったけど、嫌いとは言ってない。私が嫌いなのはあんただけよ」

「若葉!私もあなたのこと嫌い!でも今回だけはあなたの意見に賛成よ!全国の切符は、私達が手に入れる!」


「絶対、こんなところで終わらせない。私達が、次に繋がる道をつくる!必ず」

「プログラム3番。私立姫坂女学院。三つのパラフレーズ」







(つっ…まじかこいつら…)






(16分音符を流れるように刻みながら、これだけの量の押し手・調絃替えを少しの狂いもズレもなくこなしてやがる…!)



(手の動きどーなってんだ…?)

(この速さで、何で誰も柱倒しちゃわないの…?)

(みんなすごい…)

(がんばれ…がんばれ)

「サポート役?」

「はい。全国の時とか、出演しない部員が色々手伝ったりするじゃないですか。同じようにお手伝いできればなぁって」

「それは助かる…けど。無理してない?穂澄。落とした私が言うのもなんだけど…辛かったら…」
「辛いです、すっごく。でも」


〈ほーずみっ!おはよ!〉
〈瑠衣…〉

〈聞いた?今日から練習時間ガツッと増えるの。かずさと若葉が、先生に直談判しに行ったんだって。仲悪いのに〉
〈え?そっか…あの2人が…〉

〈穂澄。あんま手、なまんないようにしときなよ〉

〈全国で一緒に弾くんだから〉

〈あっ…〉

〈予選までの期間、ただ落ち込んだまま過ごしたら後悔するなと思ったんです。せっかくそんなふうに言ってくれる仲間がいるんだから〉

〈私もみんなと一緒に、全力でこの期間を過ごしたい〉

(ここまで一切乱れてねぇな)

「すごい…!」


(そろそろあの三章…)






(16分音符のスクイに、半音一音不規則な押し手!この人数で…化けモンか!)

「何これ…おコトって…こんなすごかったっけ…!」


(姫坂だからなんて油断はもうない)

(私達が勝つ!)

(すごい…)

(ああ…これは…)

(うん…すごい分かる)


(すげぇ…練習してきた奴の音だ)


「おぉ…さすが…」






(元々揃える事に特化したチームではあったけど…ここまで…)

『俺…今まであいつらの演奏何か好きじゃなかったけど。今の演奏はよかった』

「アホーっ!チカのアホー!何さらっとライバル認めてんだよ!」
「認めたら負けだぞ!」
『うっせ!いいもんはいい!』

『でも俺らの演奏はもっといい!』

「ぶっは…」
『滝浪てめぇ…何笑ってんだコラ』
「や、うん。お前のそーゆートコロいいと思うよ。フフッ…」


「あっ…滝浪先生!」

「ああ…珀音の」
「山本大心です!」
「山本先生、これから調絃室に移動ですか」
「はい!もーすでに心臓バックバクで!」

「そういえば…珀音の演奏指導は山本先生がされてるんですよね」

「あ…はい!一応」

「音楽の先生なんですか?」
「あ、いえ。普段教えてるのは数学なんですけど…音楽も大好きで!」
「へぇ…すごいですね。専門じゃなく、あそこまでの演奏指導が出来るなんて」
「え…?」
「俺も邦楽祭のDVDで珀音の演奏聴きましたけど…驚きました。レベル高くて。曲も演奏も完璧に計算されてて、聴き手にスッと入るようにされてましたよね」


「あ…そういや珀音珀音の曲を作ってる、東条雅って何者なんですか。あれだけ高度な曲作ってるのに、調べても全然…」


「俺…何か悪いこと言いました?」
「あっ!あっ…やっ…違っ…違うんです!」

「そ…そんな風に言ってもらえたの初めてでっっ!嬉しくてっ…その!演奏のことも!曲のことも」

「え…」

「ちょっと先生!早く行かないと時間なくなっちゃうでしょ?」
「あ…すまん!」
「ほら行くよ!」

「すみません滝浪先生!よければ、今度ゆっくりお話しましょう!」

「ええ!ぜひ。フ…数学…なるほどね。調べても分かんねぇわけだ」

「倉田。そろそろ調絃室行くぞ」
『あ…はい』

『情けねーなビビリ軍団め』

「あ…愛たちだ。これから準備かな。声かける?」
「や、いっすよ。変に集中力切らせても困るし」

「あの…この席って空いてますか?」
「あ、はい。どうぞ」
「ありがとうございます」


(天が…泣く…?どんな曲なんだろ)

「ああ~…落ちつけー俺の心臓~」

(やっぱりみんな緊張してるな…うつらないようしっかりしなきゃ)

『こーらっ』

『なーにおっかない顔してんのよ!舞台は今までがんばってきた自分へのご褒美なんでしょ?思いっきり楽しむもんなんでしょ?』

『来栖さん…』

『手、震えてる』
『うっ!うるさいわね!』


『よし!じゃあさっと調絃みて、練習しちゃおう!』

「でも…まだ晶先生が来てない…」

「遅れてすみません!」
「晶先生!」
「珍しいね、あきちゃんせんせーがギリギリとか」
「思いの外、道が混んでまして。じゃあ早速…」

『あっ…晶先生!あの、これ…晶先生のも作ったので。よかったら…』

「これ…さとわさんが?」

「すっ捨てて…いいので!」

「ありがとうございます。嬉しいです。すごく」


『そーいやこれ、お前の分は?』
『え…ないけど』
『ねぇのかよ』

『しょーがねぇな』

『ちょ…何して!』


『どーよ。これで…』


「わー!なんかカップルみたーい」

『カッ…』
「チカ相変わらず字ヘタだね」

『ほんと。へったくそな字』
『んだとてめぇ!』

「いいなー…」
「お前ら。遊んでねーで準備しろよ」

『分ーってるわ!くそ!』

(さっきの…嬉しそーなカオ…だったよな?)

「はぁ~も~塚地さん。私そろそろ限界ですぅ」

「姫坂の演奏は確かにすごかったですけどぉ…その後はどれも同じに聴こえるっていうか…」
「キサマという奴は…」

(まぁ、こいつの言うこともあながち間違いじゃない。今のところ群を抜いて姫坂がトップ。他はドングリの背比べだ)

(このまま例年通り、姫坂が全国に行くのか。フッ…それとも)

「そろそろ時間だぞー。みんな、出る準備な!」

「ん?」

「神崎も準備な!どうだ?調子は」
「いいよ」
「珍しいな。お前がいいなんて」
「そう?」
「そうだよ。だっていつも“ふつう”とかだろ?」

〈あのね、澪。実は先生ね…〉

「どうした?」
「光合成。せんせー、たいようっぽいから。ぱわーもらう」

「うおおおお!大心パワー!」

「よし!これで大丈夫だ。今日は今までで一番の演奏ができるぞ!」

「へんなの」

「こら澪!あんた自分の楽器は自分で運びなさいよ!」
「ぶちょう、はこんで」
「あほかっ!」

「あいつ…あんな風に笑ったの初めてだな」

〈え?ソウキョク部の顧問ですか?〉

(あれからもう10年)

(そして…今日が最後の日)

(さぁて…聴かせてもらおうじゃねぇか)

(関東邦楽祭で姫坂を負かしたその実力)

(本物かどうか)





みんなの感想
483: ななしさん 2019/12/08(日) 01:28:43.26 ID:VupsTPFn.net
2年で1人だけ選ばれないってのも悲惨だなあ
484: ななしさん 2019/12/08(日) 01:31:44.85 ID:VupsTPFn.net
何も考えず自分のお守りにSATOWAと書いちゃう愛
それを見て羨ましがるヒロ先輩
それを見て羨ましがるヒロ先輩
485: ななしさん 2019/12/08(日) 01:34:21.09 ID:TIQkElSO.net
ましろ先輩かわいい
487: ななしさん 2019/12/08(日) 02:44:54.87 ID:1WKgeC0z.net
かずさちゃんがさとわちゃんにベタベタしていたのは
姫坂内部でも問題になってたのか
姫坂内部でも問題になってたのか
490: ななしさん 2019/12/08(日) 02:58:54.47 ID:iyaM3wcT.net
レベルが高いとマジで1パートにつき1人が弾いてるのかと思うような(合いすぎててそういう風に聴こえる)演奏は学生の合奏とかでもある
492: ななしさん 2019/12/08(日) 03:36:10.94 ID:J2tZh0Tb.net
形は違えど2年のために1年が頑張る姿はやっぱいいなあ
503: ななしさん 2019/12/08(日) 09:31:07.51 ID:J2tZh0Tb.net
これ記者が素人と玄人のそれぞれの第三者の感想になってんのか
あのおっさんの解説がいい味出してるな
あのおっさんの解説がいい味出してるな
504: ななしさん 2019/12/08(日) 09:51:57.90 ID:JnkW/Lbu.net
さとわちゃんデレッデレやんけ
505: ななしさん 2019/12/08(日) 10:16:09.28 ID:vIk/WVfi.net
楽譜を配られた姫坂の部員たちが難曲を前にして「めっちゃ燃える…!」ってなってるのが強豪校らしくていいね
506: ななしさん 2019/12/08(日) 10:44:39.64 ID:j3j2aean.net
「いいなぁ…」って部内でイチャつきたいのかw
507: ななしさん 2019/12/08(日) 12:10:49.14 ID:JnLTEyI4.net
全ての作品に言えることだけど解説ポジションて美味しいよね
512: ななしさん 2019/12/08(日) 12:51:00.67 ID:IKtyBtQx.net
とりあえず3校の対決というのはわかった
こっからダークホースの4校目は出てこないよな
あとさとわちゃんかわいかった
こっからダークホースの4校目は出てこないよな
あとさとわちゃんかわいかった
515: ななしさん 2019/12/08(日) 13:41:14.19 ID:/mDWcEyx.net
517: ななしさん 2019/12/08(日) 14:04:45.48 ID:wM6i0QhX.net
「音楽と数学は不可分」というのはこの作品の隠しテーマの1つだろう。音階と振動数は互いに指数・対数
関数 (A4; 440Hz を基準として、1オクターブ上/下毎に 440x2^t (t: -2, -1, 0, 1, 2...)
の関係。数多の楽器すべての波形は、複数の異なる周期・振幅・位相の正弦(Sin)波を合成したもの。
音の大きさの表し方にも数学が関係。
滝浪先生の授業の様子も見てみたいけど、それは本題とは関係ないしね。
っていうか本当に見たいのはさとわたちの体育の時間なんだけどね。
関数 (A4; 440Hz を基準として、1オクターブ上/下毎に 440x2^t (t: -2, -1, 0, 1, 2...)
の関係。数多の楽器すべての波形は、複数の異なる周期・振幅・位相の正弦(Sin)波を合成したもの。
音の大きさの表し方にも数学が関係。
滝浪先生の授業の様子も見てみたいけど、それは本題とは関係ないしね。
っていうか本当に見たいのはさとわたちの体育の時間なんだけどね。
518: ななしさん 2019/12/08(日) 14:20:50.71 ID:DtUxNcHf.net
琴って純正律なん?
522: ななしさん 2019/12/08(日) 14:44:15.92 ID:iyaM3wcT.net
>>518
基本はピタゴラス音律だが純正律も珍しくはない……というか主流の部類
箏曲部とかではピアノ経験者が多い場合には平均律で演奏してたりする
基本はピタゴラス音律だが純正律も珍しくはない……というか主流の部類
箏曲部とかではピアノ経験者が多い場合には平均律で演奏してたりする
553: ななしさん 2019/12/08(日) 22:21:16.42 ID:pBdKIiTm.net
ああいう話をされるとライバル校
勝ってほしいとか思ってしまうな
勝ってほしいとか思ってしまうな
554: ななしさん 2019/12/08(日) 22:33:41.69 ID:JnLTEyI4.net
勝ちたい気持ちはどこも一緒よ
576: ななしさん 2019/12/09(月) 19:30:39.90 ID:A/IGXdZs.net
3つのパラフレーズ、めちゃくちゃ良かったんで音源化して欲しい。
582: ななしさん 2019/12/10(火) 01:17:45.11 ID:Xb5rhiTs.net
>>576
沢井忠夫作品集に収録されているから探してみな
沢井忠夫作品集に収録されているから探してみな
つぶやきボタン…
ずっと勝ち続けていた王者であるはずの姫坂だけど、邦楽祭で珀音に負けて引き締まっていた
穂澄先輩がサポート役になったのにはこんな経緯があったんだ…
時瀬高校も自分たちがすごく練習してきたぶん、姫坂の音がよく伝わってきていた
次は珀音の演奏か…!
作曲した謎の人物は山本先生だったのか…!?
穂澄先輩がサポート役になったのにはこんな経緯があったんだ…
時瀬高校も自分たちがすごく練習してきたぶん、姫坂の音がよく伝わってきていた
次は珀音の演奏か…!
作曲した謎の人物は山本先生だったのか…!?
![]() |
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/anime/1573984012/
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コメント…2019年秋アニメについて
-
- 2019年12月13日 20:07
- ID:6JpgZnGj0 >>返信コメ
- そろそろ胸キュン要素も欲しい
-
- 2019年12月13日 20:14
- ID:wAIAkTO.0 >>返信コメ
- 原作ファンしか見てないアニメ
-
- 2019年12月13日 20:57
- ID:du1aDRxN0 >>返信コメ
- アニメが面白すぎてコミック最新刊(21巻)まで全部買ってしまった
感動で涙が止まんねぇ…
-
- 2019年12月13日 21:10
- ID:lLJjYI5C0 >>返信コメ
- 「全国の前に、またオーディションがある。私らが今先輩のために出来ることは、全国に行くことだけ」
敗北フラグを立てるんじゃない。
-
- 2019年12月13日 21:12
- ID:yifVz44I0 >>返信コメ
- ※1
今作はあとはハクト回、時瀬回+演奏後のあれこれで終わりと思うから恋愛的な胸キュン要素はもうないかな
大会後のクリスマス会、GW合宿であるので原作を読むのおススメ
-
- 2019年12月13日 21:38
- ID:mW9BhHLQ0 >>返信コメ
- 三つのパラフレーズは、この音のCDにも収録されてなかった曲(龍星群、久遠、天泣、堅香子はある)だから、すごく楽しみで視聴したけど、想像以上に凄まじい曲でびっくりした。
曲を聴いた愛の『俺…今まであいつらの演奏何か好きじゃなかったけど。今の演奏はよかった』の台詞も情感がこもっていてグッとくる。
珀音の堅香子も良い曲だから楽しみだ。
塚地さん達外野が盛り上げる高校生達の青春のぶつかり合いは年末まで続く。
-
- 2019年12月13日 22:02
- ID:CsXEzjsE0
>>返信コメ
- 穂澄先輩vs真白先輩
可愛い天使先輩はどっちだ!?
-
- 2019年12月13日 22:07
- ID:DhOYRhTg0 >>返信コメ
- 姫坂は筝のレベルだけじゃなく女の子のレベルも高すぎるよな
3年の部長さんも美人だけど顧問の先生までがめっちゃ美人
なのに弾いてるときはみんな鬼気迫る表情なのがまたいい……
あとLINEスタンプの話題が出てるときまで
お前らBBA好きすぎだろwww
BBAはまだ時瀬の演奏を聞いたときのリアクションに期待できるから
もうちょい我慢して待っとこうぜ
-
- 2019年12月13日 22:11
- ID:bohfTw.D0 >>返信コメ
- >>1
お守りに名前書くシーンじゃダメですか
-
- 2019年12月13日 22:23
- ID:4kIW75ew0 >>返信コメ
- >>2
原作未読だけど毎週楽しく観てるぞ
-
- 2019年12月13日 22:32
- ID:bohfTw.D0 >>返信コメ
- BBA中毒になってる人がいるのか
もうBBA無しでは生きていけないのか
-
- 2019年12月13日 22:36
- ID:p8JiioBZ0 >>返信コメ
- 音楽が数学的なのは昔から言われていること。
工学部の学生だった僕も教養課程で「音の物理」という科目を取った。
「フーリエ変換」とかはちんぷんかんぷんでも、音色は正弦波の重ね合わせで
作れる事は理解した。
だから、逆に正弦波が混在したノイズからフィルターで絞って音色を作る
ミュージックシンセサイザーの感覚も解る。
-
- 2019年12月13日 22:48
- ID:CaYPwNoI0 >>返信コメ
- >>3
21巻はヤバいよね・・
アニメ始まるまでこの作品の存在すら知らなかったのに
そこからジャンプSQ買い始めちゃったよくそーw
-
- 2019年12月13日 22:50
- ID:Jw6rcz.90 >>返信コメ
- 原作未読者なんですがさねあきってキテますか?
-
- 2019年12月13日 22:57
- ID:DqzUe8Fi0 >>返信コメ
- 山本先生病気で先が長くないのかと思ってた
-
- 2019年12月13日 23:01
- ID:yOMxNHiQ0 >>返信コメ
- >>15
最初そう思ってたけどそれにしちゃ元気いっぱいだな…と思い直したw
兄ちゃんが馬から落ちて父ちゃんがリウマチで自分が帰って牧場の世話をしなきゃいけなくなったとかかな
-
- 2019年12月13日 23:22
- ID:HpPxpsr30 >>返信コメ
- 上級生なのに一人だけメンバー外れるとかやめて!
トラウマぐりぐりえぐられるから!
-
- 2019年12月13日 23:28
- ID:q.GqN1Sw0 >>返信コメ
- 努力が必ず報われるわけじゃないけど、
努力している姿が、誰かの心を震わせ、背中を押すことがある。
穂澄先輩がいたからこそ、最高の演奏が出来た。
穂澄先輩も大事なファクターだと思う。
そして、穂澄先輩の笑顔カワイイ(*‘ω‘ *)
-
- 2019年12月13日 23:29
- ID:FIwM8VNH0
>>返信コメ
- 箏というマイナーな題材を使っていながら、描かれているのはド真ん中の王道ストーリー。
いやあ、ほんといい作品だわ。
-
- 2019年12月14日 00:08
- ID:D5weJUSg0 >>返信コメ
- >>14
晶さんはおまけマンガで滝浪先生にバレンタインチョコあげたのでサネは無いでしょうな
-
- 2019年12月14日 00:09
- ID:D5weJUSg0 >>返信コメ
- >>19
題材がマニアックだからストーリーはベタな方が取っつきやすいもんね
-
- 2019年12月14日 00:25
- ID:8DSy3lT.0 >>返信コメ
- そろそろあの三章…って言った次の瞬間
かずさの一枚絵で無音になったの鳥肌った
-
- 2019年12月14日 00:26
- ID:CAbT2E.E0 >>返信コメ
- >>8
お琴系アイドルできそうだよね
姫坂24(トゥエンティフォー)とか
-
- 2019年12月14日 00:40
- ID:a7Wlw28b0 >>返信コメ
- 予選・・・オーディション・・・うっ北宇治高校が・・・
部員が多いところだとこういう問題も避けては通れないよなぁ
あーこんなええ話見せられたらねねちゃんと一緒に姫坂応援したくなっちゃうヤバいヤバい
そんで来週はきっと珀音応援したくなるに違いないw
妃呂の「いいなぁ・・・」の部分リピートして時瀬分を補充しなきゃ!
そういや前部長も聴きに来てたよね?
-
- 2019年12月14日 01:29
- ID:Q5ECX9i10 >>返信コメ
- >>17
姫坂メンバーも顧問も誰も悪くないだけに、あの状況はきつい…
それでもみんなを応援できる穂澄先輩は聖者か!
-
- 2019年12月14日 01:31
- ID:Q5ECX9i10 >>返信コメ
- かずさは学内でもさとわちゃんさとわちゃん言ってたのか
それは、うざがられても仕方ない気がする…
-
- 2019年12月14日 01:32
- ID:Q5ECX9i10 >>返信コメ
- >>11
BBAはきっと、さとわママと一緒にトイレでリバースしてる最中だから、しばし待て!
-
- 2019年12月14日 01:33
- ID:Q5ECX9i10 >>返信コメ
- 時瀬高校筝曲部と言う名のイケメン製造工場
-
- 2019年12月14日 02:49
- ID:BtuGzTtP0 >>返信コメ
- 姫坂は、生徒はとても頑張っているけど、指導に少し問題がある、みたいな話が以前になかったっけ?
今回の話を見る限り、先生にも熱意や指導力はある感じに見えたなあ。
時瀬の涼香ちゃんほど、突出した指導者ではないってことなのかな。
どっちにしても頑張っている姿を見るのはいいね。
-
- 2019年12月14日 02:53
- ID:729XYyqV0 >>返信コメ
- >>3
21巻の熱い展開は語らざるを得ない……から読者増えて!!!
-
- 2019年12月14日 03:01
- ID:729XYyqV0 >>返信コメ
- ねねちゃん=武蔵の弟タケル
っていう風に見てしまう(笑)
素直に振る舞えないだけのブラコン弟なので、ねねちゃんと対比させているのかなーって思って見てます
-
- 2019年12月14日 06:56
- ID:MDzpxu0k0 >>返信コメ
- 穂澄先輩とか山本先生とか見てると、時瀬が一番全国行く動機が弱い気がしてきてしまう…先輩と最後の~はどこも同じだし。
どこの学校もキャラが魅力的過ぎて負けて欲しくなさ過ぎて困る。
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- 2019年12月14日 07:11
- ID:zg03A.kA0 >>返信コメ
- さとわちゃんのオッパイをもっと見たい(直球)
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- 2019年12月14日 07:27
- ID:OwPEkmv50 >>返信コメ
- 姫坂の演奏迫力あったなあ。
それにしても、ライバル校に感情移入させてくるとは
にくい演出してくれる。
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- 2019年12月14日 09:50
- ID:DPzTZIPB0 >>返信コメ
- >>23
アイドルはともかく、姫坂女学院内にファンクラブはあるかも?
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- 2019年12月14日 10:00
- ID:kpTkQxOh0 >>返信コメ
- 晶先生が来栖さんに教えていた押し手のやり方、あれを穂澄先輩に教えていたらどうなっていただろう?
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- 2019年12月14日 10:21
- ID:DPzTZIPB0 >>返信コメ
- >>32
そうかな?
さとわは母との絆を取り戻すため、時瀬で培った人の心に届く音を聞いてもらうチャンスを狙っている。
愛はじぃちゃんが伝えきれなかった想いを知るため。
武蔵は、自分を救ってくれた先輩達から受け継いだ目標達成。
サネ達は、愛に対して大きな恩があるので、力を貸したい。
ただ、↑は序盤の話で、今は想いを一つに、自分達を成長させてくれた時瀬高校箏曲部全員で全国で一位を取りたい。それが、自分達の成長の証。今の自分達の証明になる。
という、意識を私は感じています。
特に、あの部は全員が揃わないと完成形にならないので、部員全員で団結し、勝利したいという想いは姫坂や珀音より強いように思う。
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- 2019年12月14日 10:35
- ID:kpTkQxOh0 >>返信コメ
- 姫坂の演奏がCDに入っていなかったって話だけど、ひょっとして演奏者24人を集めるのが大変だったからでは?
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- 2019年12月14日 10:49
- ID:6LZBvFYA0 >>返信コメ
- 我々が普段使う12音の音階(ピアノのキーや、ギターのフレットは
オクターブに12個)は半音(実際上の1音)差ごとに2の12乗根分づつ
周波数が上がってオクターブで2倍の周波数になる。
普通はその中から7音を主に使うため調(キー)が12(マイナーを別に
数えれば24)もあるが、どの音から始めても音の周波数比が変わらない
ために、転調しても音が狂わない。
ただ一部管楽器ではドの3倍音でソ、5倍音でミを代用しているので
本来の周波数からは狂っていてピアノなどとは音が合わない。
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- 2019年12月14日 11:14
- ID:j7atbw290 >>返信コメ
- >>38
いや、姫坂の「二つの個性」は入ってるけど「三つのパラフレーズ」は入っていないという意味だと思う。
「二つの個性」は部員全員というコンセプトだから、実際の人数24人は関係ないかと。
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- 2019年12月14日 13:40
- ID:DPzTZIPB0 >>返信コメ
- >>40
そう。
この大会の優劣はともかくとして、余程演奏が難しいんだろうなって思ってた。
放送終わった後の原作者のTwitterでも、「演奏シーンめっちゃ大変だったろうな」って言ってたし。
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- 2019年12月14日 14:43
- ID:2k75.nxb0 >>返信コメ
- 穂澄「勝手に私を殺さないで!!」
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- 2019年12月14日 14:59
- ID:23VXGLIF0 >>返信コメ
- >>7
作中だと真白がぶっちぎりで可愛いとされているね。穂澄はむしろ地味だけど性格美人といった位置づけ。
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- 2019年12月14日 15:15
- ID:23VXGLIF0 >>返信コメ
- >>29
指導に問題があるというより神奈川では勝って当たり前の傲慢さが演奏にも出てたってことだと思う。衣咲が指導者に問題があるんじゃないかと言ったのは、生徒の慢心は指導者が正すべきってのを直感で(というか演奏から)感じ取ったからじゃないかな。姫坂顧問は音楽の方向性が合わない人は少なくないけど、それでも音楽指導者として一流なのは作中でも示されているよ。
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- 2019年12月14日 16:19
- ID:rxeHNLiq0 >>返信コメ
- >>17
運動部で3年間一人だけ団体レギュラーになれなかった俺の古傷に塩ぶっかけられた気分
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- 2019年12月14日 17:03
- ID:DPzTZIPB0 >>返信コメ
- >>44
〇姫坂顧問の優れている点
・一人で音楽性と技術面両方の指導をあの人数こなしている。(少なくとも、24人を同じレベルに引き上げている)
・揃えること一点において、多分全国一の指導力
〇姫坂顧問の(他と比べて)劣っている点
・細かい技術指導は晶先生に及ばない。(押し手が苦手なヒロと穂澄の成長結果から推察)
・演奏の表現力や個々人の味の出し方は、山本・滝浪以下
どの顧問の指導を受けたいかは、悩みどころかな。
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- 2019年12月14日 19:47
- ID:j7atbw290 >>返信コメ
- >>46
概ね同意だけど、珀音の山本先生は「澪中心に据えた作曲」は素晴らしいけど、「音楽的・技術的な指導」や「個々人の味の出す作曲」についての明確描写はないので、姫坂顧問とは比べられないと思う。
(澪の正解の演奏と山本先生の作曲の相性が良いんじゃないかな)
姫坂顧問と明綾顧問のヨシキ先生を比べるならアリかと。
(明綾も桜介が部員全員を上手く歌わせる個性があるので、ヨシキ先生自身の音楽的指導が良いかは分からないところ)
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- 2019年12月14日 20:06
- ID:BtuGzTtP0 >>返信コメ
- >>44
ご丁寧に解説してくださって、ありがとうございます。なるほど、そういう事なのですね。
愛も、以前の姫坂の演奏はあまり好きではなかったけれども、今回はすごいみたいに言っていたのも、その点だったのでしょうね。
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- 2019年12月14日 20:50
- ID:DPzTZIPB0 >>返信コメ
- >>47
あー、確かに。
ちょっと比べる対象としては難しいですかね。
山本先生はああ見えて完全数学キャラで、曲も構成も表現も数学的に見て判断しているし、珀音のドラマは完全に澪・山本で完結していて、判断材料に乏しい。
他の方のコメントでの音楽と数学との関係は、正直専門外で想像の域を出ないから、彼の能力も不明すぎる。
仰る通り、演奏者との相性に左右されるかもですね。
しかし、明綾箏曲部はこれからのライバルで、まだちょっと全貌が見えていないので評価し辛いところ。
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- 2019年12月14日 20:50
- ID:4jeS6xTx0 >>返信コメ
- 晶さんと、拉致された家元とおばーさんの3人が渋滞にはまった車中で
どんなコント、もとい会話をしていたか気になる
この珍道中だけでも1話分いけそう
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- 2019年12月14日 22:05
- ID:IGMKXIK80 >>返信コメ
- 真白先輩と穂澄先輩はこの作品の二大聖女だからね
あとネネちゃんは天使
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- 2019年12月15日 01:27
- ID:ZSBOp8lt0 >>返信コメ
- やっと三つのパラフレーズ聞けて感動ですよ!
こんな曲だったんですね
穂澄先輩は次回でOP追加かね
毎度毎度神回で原作民としても目が離せん
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- 2019年12月15日 18:44
- ID:WvbyHMvI0 >>返信コメ
- >>3
もしアニメ3期をやってくれるなら、是非とも21巻+あと1話(22巻1話目)までやって欲しいな。
区切りがいいと思う。
あと、推し(アニメにはまだ出てないので是非とも彼をアニメ見たい)が成長してるのが泣ける。
そして4期へ続くなら最高。
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- 2019年12月15日 18:56
- ID:cHTZmbcs0 >>返信コメ
- >>2
原作見ていないけれど、今期1、2を争う位好きだぞ。もう1つはDoctor stone。
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- 2019年12月15日 20:52
- ID:sZx0qJ.j0 >>返信コメ
- >>54
お主は俺か❗️
俺もこの2作品(この音とドクターストーン)が秋アニメで好きなトップ2だ
因みに3番目は神田川…
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- 2019年12月15日 22:39
- ID:P2Id7hn40 >>返信コメ
- >>44
あの美咲さんの指摘ってやっぱり姫坂についてで確定なのかな
アニメだと流れ的ににそうとるのが自然だけど
原作だと時系列上ちょっとズレてて姫坂の後で演奏した別の学校とも取れるんだよね
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- 2019年12月16日 23:15
- ID:R8T9bU350 >>返信コメ
- 姫坂の演奏がすごすぎて圧倒されたわ
県大会どころか全国優勝でもおかしくないレベルじゃないのこれ
愛たちがこの演奏をどう上回るのか楽しみ
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- 2019年12月17日 03:01
- ID:LAQJKqfw0 >>返信コメ
- >>20
一応、部全員のチョコ用意(最初の一コマメ参照)用意してます。多分描写ないけどあげてると思います。
まあ線はないと思います。
…コメントについて…
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