第11話「少年と海」
『うーん?どこだっけ?』
『確かここら辺に…あれ~?』
『あった』
『行こう』
『うん』
『うわっ!』
『ムリムリムリムリ!』
『ん?』
『ラジダニ!』
『何それ?インド式?』
『帰るんだろ?君たちは』
『うん』
『じゃあ手伝わせてくれないか?僕ならきっと役に立てるはずだ』
『うん。頼むよ』
『これ2000年ぐらい経ってるんじゃ…』
『それにこのカッコイイ船とかどうしたのよ?』
『まぁまぁ。時間はたっぷりあるんだ。道中ゆっくり話すよ』
『はい…』
『えっ』
『これ長良が計画したの?すごいじゃないか』
『うーん…ここなんてこうすれば、ほら完璧だ』
『どうだい?それ便利だろう?』
「スゴイネ!スゴイネ!」
『うん。すごいね』
『よし。ここは大丈夫だ』
『長良あと頼んでもいいかい?』
『うん分かった』
『やぁ瑞穂』
『向こうは使わないの?』
『あぁ。これで足りるからね。それに折角だから自分の目で見たいんだ』
『やっぱりラジダニは一緒に帰らないんだね』
『うん。僕は残るよ』
『ラジダニはさホームシックとかならなかった?』
『ずっと1人だったんでしょ?2000年』
『ホームシック、懐かしい感情だ』
『前に立ち寄った世界に故郷の情景が描かれた世界があってね、それは恐ろしいほどに正確で鮮明、何より神秘的だった。不安になるくらいにね』
『その時この世界に漂流して初めて懐かしさを感じたよ。僕はこの世界をホームシックと呼ぶことにしたんだ』
『故郷って元の世界ってこと?』
『あぁ。だけどちょっと違うんだ。元の世界より元の世界らしい世界だった』
『ん?』
『その世界の主は病的なほど思い入れに囚われ故郷を描き続けたんだ。奇妙なことにその世界にはどこまで行っても人っ子一人、人間は描写されていなかった』
『寂しい所ねぇ』
『でもある時期を迎えるとガラリと作風が変わるんだ。その絵を見てハッとしたよ。それはある女子生徒の肖像だった』
『とても美人に描かれていてね、どうやら彼女は彼の恋人らしかった』
『面白くなってきたじゃん』
『だろ?僕も好奇心に負けてね、独自に開発した能力遺物”スクープスコープ”で彼女を覗いてみたんだ』
『どうだった?』
『実際の彼女は絵ほど美人じゃなかった』
『あはははっ。恋の色眼鏡は度がキツいからさ』
『でも彼女は彼のことを本当に愛していた。気になって他の絵も覗いてみたんだ。実際の故郷は彼の描く絵のように美しくも大して魅力もない僕のよく知ってる町だった』
『簡単な話、彼は現実を受け入れなかったんだよ』
『恋人も彼に目の前の現実を生きて欲しいと願っていた。でも彼は変わらなかった。そして遂には愛想を尽かしてその世界から出て行ってしまうんだ』
『すると彼は今度は取り憑かれたように恋人の絵を描き始めた。肖像の彼女はその絵だったんだ。僕は不意に現実を突きつけられた気がしたよ』
『果たして自分は本当に現実を生きていると言えるだろうかって』
『その子は彼と美しい思い出じゃなくて、まだ形のない未来を一緒に作りたかったんだ』
『いつしか彼は彼女との思い出に囚われたままこの世界そのものになってしまった』
『死んじゃったの?』
『うーん…どう言ったらいいんだろう?この世界での死は少し複雑なんだ』
『私、死ぬことを考えると暗くて怖くてお腹がギュッてなる。希もそうだったのかな…怖かったのかな…』
『長良は希が死んでしまった世界には行ってみた?』
『ううん』
『じゃあどうやって彼女の死を確かめたんだい?』
『そうか、瑞穂のネコか』
『この子には分かるんだ。全てのものの状態が』
『ある世界に発明家がいたんだ。その世界の生徒たちは自らを神の子と信じ心身の全てが潔白でなくてはならないと思い込んでいた』
『殺戮はせず 肉も食わず 植物も殺さずに生きていくと決めていた。そこは断食の世界だった』
『なんだかすごく辛そうな世界だ』
『いや彼らは案外幸せだったらしい。その世界は美しく高度な文明として栄えて多くの遺物も残っている。第一、空腹なんて僕らにとって大したことじゃない』
『そんな世界の端っこで死ぬことに執着している生徒がいた。彼は静止したこの世界で死を作り出そうとした。死の発明家だった』
『死の発明?』
『あぁ。彼は人の死によってこの世界の静止を打ち破ろうとしたんだ』
『実を言うと僕はちょっとだけ彼に憧れを抱いたんだ。倫理観はともかくこれはこの世界に対する挑戦だからね』
『でも実際の彼は悪魔そのものだった。神を罵り森を焼き払う。肉を食い荒らし断食人たちを侮蔑した。さらに静止をいいことに自殺や殺人の実験を繰り返したんだ』
『そんなのただの殺人鬼じゃないか』
『あぁ。あまりの残虐さに僕は本気で彼を殺してやりたいと思ったよ』
『そして遂に彼は死を発明する。彼はどうしても死にたくて仕方がなかったらしくてね、その発明を真っ先に使った。そして見事に死んでみせた』
『えっ…』
『うん。僕はその発明を実際に見つけたんだ』
『彼に”君も座れ”と言われているようで』
『えっ?座ったの?』
『死んだ彼は以前と何ら変わらないように見えた。だが変化は日を追うにつれ現れた』
『発明家はもう何も望まない。目の前にある物を受け入れ満足し、何も批判をせず誰も憎んだりしない。仏陀のようなよくできた人間になっていた』
『この世界から発明家はいなくなった』
『彼は衝動の終わりこそが自分という命の終わりだと知ったんだ。これはこの世界での死の一つの形だ』
『結局、僕は座らなかった』
『その人、自分が嫌いだったのかな?』
『さぁ。今となってはなぜ彼が死に取り憑かれていたのかは分からない』
『けど長く生きてみて分かったよ。色んな経験や何やらが積み重なっていくとどんどん歪な何かが出来上がっていく』
『それが大きくなっていくとひとつひとつの意味が薄くなって均一化されていくっていうのかな、自分が偏っていくのにどんどん無感動になっていくのが分かるんだ』
『最後にそれはぽっかりと歪な穴になる』
『僕も時間に干されていつかは希みたいにただの形になる。でもこれは静止に織り込まれた一つの状態にすぎない。それを死というのなら…』
『元の世界の死と変わらない』
『あぁ。魂なんてものはなくて、意識は何の意味もなく生まれて、ただ消えていく。人生は果てしない徒労だ』
『でも全くの無意味だからこそ生きているこの瞬間、その輝きは尊いと思うんだ』
『それはその時、その人だけのものだからね』
『希はもう戻らない』
『でもね』
『はっ…』
『彼女の意思はまだ生きている』
『どれくらい出来てるの?』
『ネコたちが頑張ってくれているけどまだ2割ってところかな』
『一応声は掛けたんだ。けどみんなはもう帰らないんだって』
『結局、僕と瑞穂、あと希だけだった』
『この方法だと元の世界に帰ることで自分が自分でなくなるかもしれないってこと?』
『うん。それに時間も。戻れても漂流した時から2年は経ってるんじゃないかな』
『私が死んだままって可能性もあるんだ?』
『そうだね』
『ま、どうなってるかなんて考えてもしょうがないか。どっこい生きてるかもしれないし』
『ここで起きたことは全部なかったことになるかもね。そしたらさ…』
『ん?』
『いや…』
『ねぇ帰れたらさ、一番に何がしたい?』
『そんなこと考えてない…』
『なんで?楽しいじゃん』
『だってさ覚えてないかもしれないんだしそんなの考えてもしょうがないだろ』
『えっ?じゃあいっぱい考えてる私バカみたいってこと?』
『どうせ大したことじゃないんだ』
『ふふんっ!』
『あのねソレイユのオムライス食べて、グレイスのイチゴいっぱい乗ってるやつ食べて、それから初音のタンメンをお腹いっぱい…』
『ほらな、やっぱり。くだらないじゃないか』
『それから職員室の隅でしみったれた顔をした男の子を見つけたら首根っこ引っ捕まえて質問するの』
『なんて?』
『”もう一回 私と友達になってくれる?”って。そしたらそいつなんて答えるかなぁ』
『僕らはもう高校生になってるんだしそれは分からないよ』
『どうして?』
『だって君と僕が友達だったことがなかったことになるんだ。君はまた教科書を破ってるだろうし僕はまた鳥を見捨てるんだ』
『そんなことない。私たちはちゃんと進んでるはずだよ』
『ここで起きたようなことが向こうでも起こっているかは分からない』
『でもここでは確かに起きたんだ』
『じゃあこうしよ。覚えていた方が言うことにしよう』
『”もう一回 友達になろう”って』
『ね、約束。絶対に断らないって』
『うん』
『いかにこの宇宙の真理が分かったといっても僕は泣いている友達にただ隣にいてあげることしかできないんだ』
『おぉー』
『ちょっと!』
『あはははっ!』
「アハハハッ!」
『ラジダニ、相談があるんだけど』
『なんだい?』
『ロビンソン計画に追加したい項目があるんだ』
『あぁ。そうこなくっちゃ』
『どうせ世界は変えられない。それなら…』
『アナログだね』
『そうだね。これは人類を初めて月まで運んだロケットそのものだ。縁起がいいだろう?』
『ネコのコピーは確率まで再現する。それに上はもっと原始的だ』
『瑞穂はなんで帰ろうと思ったの?』
『私はやりたいことがあるから』
『ネコたちはもう向こうでは生きられないよ?』
『うん。分かってる』
『実は元の世界には簡単に帰ることができるんだ。ただそれには覚悟と犠牲が必要だ』
『過ぎた時間は取り戻せない。でも君たちはまだ間に合う』
『だけど、ただ帰るだけじゃないんでしょ?』
『あぁ長良は…』
『遅くなってゴメン』
『これで準備は整った。いよいよ明日だね』
『僕はもう十分だ。みんなとここに残るよ』
『もし僕に会う機会があったらよろしく』
『うん。分かった』
『これ…』
『あぁ任せて』
『今までありがとね』
『やまびこも元気で』
『さくらじゃあね。私もう行くからね』
『私…ネコを捨てたんだ…』
『ネコたちも僕らと同じ気持ちのはずだよ』
『さくらも見守ってくれるかな…?』
『うん』
『発射15秒前。起動電源船内へ』
『12、11、10、9…』
『イグニッションスタート』
『無事発射台までの軌道に乗ったね』
『僕のサポートもここまでだ。幸運を祈る』
『了解。さよならラジダニ』
『うーん、さてと…』
『ん?』
『これは瑞穂か?』
『じゃあこっちが…』
『何の意味もないこの世界だけど、でも時折素敵なことが起きる』
『だから僕らはやっていける』
つぶやきボタン…
希さんがいなくなってしまった一方、その知らせを聞いたラジダニさんが帰還
一緒に帰らなかったのはこの世界で長い時を過ごしてしまったからかなって
以前、やまびこさんも「私にはもう無理だからな」って言っていたしね
長良君と瑞穂ちゃんはロケットで宇宙まで来たけどこれからどうするのかな
この世界から元の世界へ戻る方法とは一体何なのか、最終回が気になるところ
一緒に帰らなかったのはこの世界で長い時を過ごしてしまったからかなって
以前、やまびこさんも「私にはもう無理だからな」って言っていたしね
長良君と瑞穂ちゃんはロケットで宇宙まで来たけどこれからどうするのかな
この世界から元の世界へ戻る方法とは一体何なのか、最終回が気になるところ
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コメント…2021年夏アニメについて
-
- 2021年09月30日 23:50
- ID:a6eYzerq0 >>返信コメ
- 流石に、ロケット発射台を土地の造成から始めたのは笑ったな。
ラジダニ2000年は凄いけど、計画した長良と運用できる瑞穂に加えて、何よりニャマゾンのコピー能力もなめていたw
-
- 2021年09月30日 23:52
- ID:ptV2SjjH0 >>返信コメ
- アニメーターはロケットを描きたがるって映像研で言ってた気がする
-
- 2021年09月30日 23:53
- ID:J0nmODh90 >>返信コメ
- あの不幸の手紙はfrom朝風?
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- 2021年09月30日 23:54
- ID:kjz0pYI90 >>返信コメ
- 最終回はいきなり二年後に飛んだ所からスタートして後日談的な話になると予想してる
気になるのは瑞穂のやりたいこと。動物関係かも知れないし、読んでた本を見るとサブカル関係に興味があるのかも知れない
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- 2021年10月01日 00:04
- ID:qYwAQIq.0 >>返信コメ
- 発明家は「明星」で、恋人は「エースと上海」なのかな?
-
- 2021年10月01日 00:09
- ID:9Qh9sPuv0 >>返信コメ
- 相変わらず意味はわからないけど、ラジダニが出てきてくれて嬉しかった
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- 2021年10月01日 00:11
- ID:j.wtyj5L0 >>返信コメ
- 監督による各話コメンタリーが出てるから見て
①1-6話 https://febri.jp/topics/sonnyboy1/
②7-11話 https://febri.jp/topics/sonnyboy2/
-
- 2021年10月01日 00:18
- ID:du15F.De0 >>返信コメ
- 瑞穂と猫が過去1可愛かった、別れるの辛いわぁ
ラジダニの再登場が嬉しい、色気出まくってたなぁw
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- 2021年10月01日 00:20
- ID:ivvT0Dvm0 >>返信コメ
- さくらが肉球でキリトリ線を描き、やまびこ先輩が布を切る、そんんな丁寧な描写がすごく好きです。
※なんか切ってるやまびこ先輩がすごくコモドオオトカゲっぽかったけどw
-
- 2021年10月01日 00:31
- ID:9segatUS0 >>返信コメ
- ロケット発射シーンと言えば王立宇宙軍
80年代にあの氷作画はとんでもねえなと思う
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- 2021年10月01日 01:05
- ID:f4c3SFwK0 >>返信コメ
- 希のセリフ
『それから職員室の隅でしみったれた顔をした男の子を見つけたら首根っこ引っ捕まえて質問するの』
このセリフで1話の職員室で先生と面談中の長良をのぞき込む希(と思われる)の眼のカットを思い出した。
その時希は同じ職員室にはいたけど、長良のいる一角には背を向けて職員の話を聞いている状態なので
その眼が希のものとするとおかしいんだよね。
それで引っかかってたんだけど、つまりそういうことか!
-
- 2021年10月01日 01:44
- ID:7Jqli4EW0 >>返信コメ
- とにかく不思議なアニメだったが何故かストレスは掛からなかったなありのまま、ふ~んな感じで視れる最終回がどういう終わり方するのか気になるね。
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- 2021年10月01日 02:13
- ID:nbYsdEHL0 >>返信コメ
- 冒頭のどこか明るい葬式だけじゃなくなんとなく大人になったラジダニや
朝風の手紙に帰る事を望まなくなった同級生とか何とも言えない切なさに溢れてて個人的に余韻が凄い回だった
作画や演出も力が入っていたから余計そう感じてしまったのかもなあ
-
- 2021年10月01日 02:35
- ID:VHPDMXVf0 >>返信コメ
- う〜ん,意味深に見せてそれほど整合性も取れてない監督の自己満足アニメだよね.
今の御時世には珍しいが.
よく製作委員会が認めたな.
-
- 2021年10月01日 03:52
- ID:L1bH9Osm0 >>返信コメ
もっと、反対派や悪役が出てきてバトルやトラブルが起こると思っていたが、何事もなく帰還して終わりそう。それにしても、ラジダニやさくらの能力は神懸っている。
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- 2021年10月01日 05:06
- ID:JvQ5xWYg0 >>返信コメ
- ラジダニの存在自体チートすぎる
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- 2021年10月01日 05:49
- ID:BuKrK2LN0 >>返信コメ
- 相変わらず意味不明なのに、何故か引き込まれる
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- 2021年10月01日 06:15
- ID:zfbRLKyR0 >>返信コメ
- ラジダニの声とか雰囲気が2000歳にちゃんとなっててスゴいと思った
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- 2021年10月01日 07:49
- ID:oRwUOXmc0 >>返信コメ
- >>11
その元ネタは実際の一連のアポロ打ち上げ時の記録から、SONYのヴィデオカメラとニコンぼスチールカメラで記録されたものだ
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- 2021年10月01日 08:34
- ID:gIDQ50bU0 >>返信コメ
- >>17
2000年の歳月が能力に磨きをかけ、更に人格に深みをもたらしたようですね。
別のアニメ感想サイトで、ラジタニ氏をビルマの竪琴の水島二等兵のようだと言う意見がありました。
本当に解脱しかけているかも。
-
- 2021年10月01日 10:18
- ID:Fk3z2ceH0 >>返信コメ
- >>21
水島の階級は上等兵。
再会したとき鳥を乗せている。
帰る仲間に同行せず、自分は残る。
のが共通点かな。
-
- 2021年10月01日 10:44
- ID:gIDQ50bU0 >>返信コメ
- >>22
訂正ありがとうございます。
元々大人びた少年でしたが、2年と2千年の差が現れましたね。
一緒にご飯を食べたり、手伝ったり人間味は残ってますが。
-
- 2021年10月01日 12:04
- ID:gIDQ50bU0 >>返信コメ
- >>14
普通、漂流物は自分達の置かれた環境が厳しいので故郷に帰る事を望むけど、能力によって、衣食住に問題なくモラトリアムが満喫出来ます。
現実の日本は相変わらず就職氷河期で、進学するにしろ、就職するにしろ困難だらけ。しかも能力を失うかも知れない。
永遠に続く夏休みか
先が見えない困難な現実か
を選べと言われたら前者かな。その結果、やまびこ先輩のように人間のカタチを失うか、希達のように能力遺物になり他人にいいように利用される事になっても、今の自分が良い。それぐらい高校生活に魅力を感じなくなっているのでしょう。
-
- 2021年10月01日 12:18
- ID:JcXZLkoX0 >>返信コメ
- 実は、最終回が楽しみで仕方ない。
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- 2021年10月01日 14:32
- ID:f4c3SFwK0 >>返信コメ
- >>8
なるほどな、今回の11話が実質的な最終回か
12話はエピローグ的な感じになるのね
-
- 2021年10月01日 17:36
- ID:btFfMDKG0 >>返信コメ
- ラジダニが有能すぎて登場しただけで安心感がある
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- 2021年10月01日 19:04
- ID:nIddH.m60 >>返信コメ
- 冒頭の、やがて葬儀と明かされてゆく描写。改めて思うのは台詞よりも演出で語る静謐な作品。
ラジダニくんは何を見たのか。彼は何者になったのか。電気椅子の人物は明星ではないのか。恐ろしい想像に悪寒を覚える。
コンパスになっても希の意志は消えていなかった。目頭が熱くなる。希は長良を変えた。少年は少女に出逢った。
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- 2021年10月01日 19:42
- ID:6mwjAlBZ0 >>返信コメ
- 今さらだが不思議な作品だ。
-
- 2021年10月01日 21:03
- ID:BuKrK2LN0 >>返信コメ
- >>6
校長が神様だから有り得るな。
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- 2021年10月01日 21:23
- ID:MfpCgJwg0 >>返信コメ
- 断食の世界の人たちはクラスメイト?、
発明家が明星?、
恋人がエースと上海?
だとしたら皆、何年も経っていろんな方向に進んだんだな
-
- 2021年10月01日 21:28
- ID:MfpCgJwg0 >>返信コメ
- 自分がこんなにラジダニを好きになるとは思ってなかったよ
-
- 2021年10月02日 00:13
- ID:Gl92q1lv0 >>返信コメ
- 『さくらじゃあね。私もう行くからね』
ここで泣きそうになった
悠木碧さん凄い…
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- 2021年10月02日 03:22
- ID:brIH34EN0 >>返信コメ
- このアニメのジャンルを表すなら芸術だろうか
鬼滅の刃みたいに1から10までキャラクターが何もかも
全てセリフで説明してくれる親切設計のアニメも良いが
偶にはこういう不条理で不親切なアニメがあっても良いと思えるアニメ
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- 2021年10月02日 03:57
- ID:Dpb83o.30 >>返信コメ
- でんでん現象アニメの典型
-
- 2021年10月02日 06:07
- ID:Aqtq39pZ0 >>返信コメ
- 「まだ間に合う」
取り返しのつかなくなった大人から若者たちへのメッセージにも聞こえる
-
- 2021年10月02日 06:18
- ID:4uLynwQl0 >>返信コメ
- 最終回観た後だからだがラジタニの台詞にちゃんと意味があるんだよな
いつか分かるのかもしれない分からなくてもいいのかもしれない
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- 2021年10月02日 07:38
- ID:LBfs489t0 >>返信コメ
- フロリダの宇宙センターできあがって草
ラジタニ一番好きだわ
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- 2021年10月02日 08:24
- ID:ymFqeJ3k0 >>返信コメ
- >>34
多様性は大事だよねー
美少女動物園だろうと実験的作品だろうと「そればっか」にならないのが望ましい
商業でやってる以上難しいんだろうけどね
-
- 2021年10月02日 09:52
- ID:tvRLI3iZ0 >>返信コメ
- 葬式シーンの音楽"Lightship"が良すぎて
繰り返し何度も聞いていて、いま泣きそうになってる
本作は音楽の使い方がとても良かったね
6話の曲もシーンを思い出してグッとくる
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- 2021年10月02日 09:54
- ID:tvRLI3iZ0 >>返信コメ
- twitterより引用、各話タイトルの元ネタ
あひるのふせん@chick_duck_m 10月1日
サニボの各話タイトルの元ネタ、まとめてる人とかいないかなぁ。知識が足らなすぎて……。
1『夏の涯ての島』 2? 3『ながぐつをはいたねこ』
4『素晴らしいアメリカ野球』 5『飛ぶ教室』 6『長いお別れ』
7? 8『笑い男』 9? 10『春と修羅』 11『老人と海』 12?
-
- 2021年10月02日 09:57
- ID:tvRLI3iZ0 >>返信コメ
- 当サイト9話のページより、9話タイトルの元ネタ
56. アニメ好き名無しさん 2021年09月17日 19:35 ID:sbr66srG0 >>返信コメ
>>55
元ネタはサリンジャーの「このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる」だね
-
- 2021年10月02日 09:58
- ID:tvRLI3iZ0 >>返信コメ
- 12話 二年間の休暇 は 十五少年漂流記 の原題そのまま
-
- 2021年10月02日 10:04
- ID:3FeKh7XD0 >>返信コメ
- >>3
映像研7話のロケット発射シーンも相当力入ってたな
-
- 2021年10月02日 10:06
- ID:tvRLI3iZ0 >>返信コメ
- 第2話『エイリアンズ』
第7話『ロード・ブック』
の元ネタを思いついた方、ぜひ教えてください
>>41 への異論もあれば聞きたいです
-
- 2021年10月02日 17:28
- ID:.DLbf.ay0 >>返信コメ
- 今更ながら、この作品の監督って『スペース☆ダンディ』の監督だったんだな。
ワケが分からないけれど、ある種独特の引き込まれ感があるところなんかは確かに共通してるな。
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- 2021年10月02日 18:04
- ID:5xVWAXA90 >>返信コメ
- 希がどこに住んでたのかわかった
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- 2021年10月02日 18:47
- ID:dLV3rkuf0 >>返信コメ
- なんとなく……なんだけど、クリエイター気質の人に刺さりやすい作品なのかなと思った。
個人的にだけど、この作品好きそうだなと思う知人がバンドマンしか思い浮かばないので。
音楽に関しても「ミュージシャンズミュージシャン」と言って、
一般的には受けが良くないけど、同業者にやたら支持されるってやつで、
この作品もそういう系統なのかもと思ったり。
-
- 2021年10月02日 19:49
- ID:QZNpD1Wj0 >>返信コメ
- キャラクターの名前が列車名なのは以前から話題だったけど
ラジダニ Rajdhani もインドの列車名だった
-
- 2021年10月02日 20:03
- ID:QZNpD1Wj0 >>返信コメ
- >>48
大事なところは説明的な描写がきちんと入ってる一方で、本筋から逸れたところは説明が入らないので(校長の役割とかクラスメイトの行方とかあき先生の能力とか)、明かされない謎が残ることを不満に感じる人はいるだろうなと思った
全てを説明しないことは、12話という限られた時間しかないことを思うと正解のはず。でも、公式サイトなどで放送終了後に解説を載せてほしいなとも思う。
私が不満なのは、繰り返し視聴しても自力で解釈することが極めて困難な部分があるところ。極端な例では、1話でゾンビ状の生徒が写るシーンは、公式Webサイトのキャラクター紹介で明星の能力の解説を読まないと理解するのは無理だろう。
個人の能力と世界の仕組みのとしての能力の違い(例えば1話で顔にバッテンが出るのは世界の仕組みであって個人の能力じゃない)は、理解しておくべき大事な概念と思うが、これも自力で気づける人がどれだけいるか。複数回視聴でじっくり考察しても、正解にたどり着けない人が少なくないのではないか。
ただし、今はインターネットの時代だから、このサイトやツイッターを見れば考察してる人々が多数いて、放送と同時期に視聴したなら検索で正解の解釈にたどり着くことはできるわけで、今の時代だから許される難易度なのかなとも思った
-
- 2021年10月02日 20:12
- ID:cpEsB6iD0 >>返信コメ
- >>45
エイリアンズはインタビューでキリンジの曲名からとったと言ってました
-
- 2021年10月02日 21:49
- ID:lON3yh0m0 >>返信コメ
- >>45
有名なのは「ジャングル・ブック」かなぁ
-
- 2021年10月02日 22:31
- ID:dLV3rkuf0 >>返信コメ
- >>50
まあ確かに、作り手によって設定された正解がある、と思って見てるとしんどいかもね。
でも俺はそういう見方ってちょっと窮屈に思ってしまう。
もっと自由でいい、それこそ希みたいに。
間違って誤読したっていいと思う。
-
- 2021年10月02日 23:11
- ID:w23v30vw0 >>返信コメ
- >>34
夢みたいな不思議さを感じる…
-
- 2021年10月13日 12:45
- ID:wS09yhOv0 >>返信コメ
- >>6
あのしゃべらない子が上海って子?
個人的にはあの子、この作品でビジュアル的に一番可愛いと思ったし、実物はたいして可愛くないってタイプには見えなかったけどな…
-
- 2021年10月13日 12:46
- ID:wS09yhOv0 >>返信コメ
- >>9
ラジダニといる時の瑞穂が乙女になってたから、それもあって可愛さはね上がってたんだろうね。
やっぱり恋する乙女は強い。
-
- 2021年10月13日 12:49
- ID:wS09yhOv0 >>返信コメ
- >>27
ラジダニの喋る回は毎回ワクワクしながら見れた
…コメントについて…
※お気軽に、どなたでも書き込みOKです。
※「>>〇」「※〇」のようにコメント番号を指定することでアンカーの指定が可能です。
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※お気軽に、どなたでも書き込みOKです。
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ヒロインから降格以上は予想外だったわ