止まらない劇場版アニメ人気。まどマギ・プリキュア・あの花など【比較・考察】

--------------------劇場版アニメの興行収入--------------------------

『千と千尋の神隠し』・・・300億円超（公開終了）

『エヴァンゲリオン Q』・・・52億超（公開終了）

『けいおん！』・・・約19億円（公開終了）

『魔法少女まどか☆マギカ(2部作)』・・・10億超（公開終了）

『涼宮ハルヒの消失』・・・約8億（公開終了）

『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』・・・約10億（公開2ヶ月）

『魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語』・・・約4億円（公開2日）

『ドキドキ！プリキュア』・・・約2億（公開2日）

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先日公開された『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語』は、
土日2日間で興行収入4億円を突破。


同時公開となった『映画ドキドキ！プリキュア』の興行収入は、
土日2日間ではプリキュアシリーズ歴代トップの2億1000万円越えという結果になった。




本日付の映画ランキングではこの2作品が1位・2位を占めている。



公開2日間の興行収入を見てみると、


プリキュアシリーズでは、
前作『映画スマイルプリキュア！』の2日間で
約1.9憶円という数字が”絶好のスタート”と言われていたが、
今回公開された『映画ドキドキ！プリキュア』は2日間で2億を軽々超えていった。


今年夏に公開された『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』（あの花）は2日間で2億円弱。
単純に見ると”まどマギ”の半分ほどだ。
この差は、公開劇場数の違いも大きく影響している。

まど☆マギは全国129館、あの花は全国64館（現在は98館まで拡大）




ちなみに、
劇場版まどマギ前作『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ ［後編］永遠の物語』は
全国43スクリーンという小規模公開ながらも
2日間で興行収入約1億7000万円にまでのぼった。

（『プリキュア』や『あの花』は2日間で約2億）
映画『けいおん！』（137館）興収3億超、
映画『銀魂（完結篇）』（127館）興収2億8千万







　　”まど☆マギ”はこれからどうなっていくのだろうか。

『あの花』は公開19日目にして興収6億5千万円を突破している。
そして現在、
公開2ヶ月にして興収10億円を突破したことでも話題となっている。







深夜アニメの映画化の数字がこれほどまでに伸びるのにはある理由がある。
それは、
『リピート視聴と、限定グッズの販売』

アニメ映画の特徴として、劇場では限定グッズのプレゼント企画がある。
また、劇場オリジナルのアニメグッズを販売することで、
それらを収集する目的の多くのアニメファンが何度も劇場に足を運んでいるようだ。

中には、限定グッズを手に入れるためだけに連続で視聴し、
　”何度も見るのつらい”
とツイートするユーザーもちらほら。

[ >>劇場版まどかマギカ戦利品まとめ。映画のリピート視聴は当たり前！！ ]

深夜アニメ映画の大部分は、熱狂的ファンにより支えられていると言えるのかもしれない。







なお、アニメ映画で未だ抜かれていない記録が、
宮崎駿監督によるスタジオジブリ『千と千尋の神隠し』の興収約304億円と言われている。