
white-screen.jp(http://white-screen.jp/)にて『漫画「進撃の巨人」作者、諫山創先生へのインタビュー』が掲載されている。
これまで諫山創先生が影響を受けてきたものだったり、「漫画家」というものに対する考えだったり、”『進撃の巨人』の終わらせ方”にも触れている。
先生の独特の人間性というか、考え方が読み取れて面白いと感じたため、是非以下をご覧頂きたい。
これまで諫山創先生が影響を受けてきたものだったり、「漫画家」というものに対する考えだったり、”『進撃の巨人』の終わらせ方”にも触れている。
先生の独特の人間性というか、考え方が読み取れて面白いと感じたため、是非以下をご覧頂きたい。
「進撃の巨人」作者インタビュー
―進撃の巨人に直接影響を与えた作品は?
○「ARMS」というマンガ
○はじめて「心底面白い!」と思ったのが「ARMS」
○例えばストーリーを考える時にも、ARMSに当てはめて考える
○他にも無意識に「ぬ~べ~」の”人食いモナリザ”が“巨人”に繋がっていたことに今年気づいた
○「恐怖」を描こうとしたら無意識に”人食いモナリザ”が出てきていた
―”影響を与えた作品”には共通点があるような気がします。
○「ジョジョはスタンドという自分を象徴するものが具体化して出てくるというところがすごく好き」
○『ジョジョの場合はマンガ以外のものから受けた影響を結構マンガの中で表現するじゃないですか。そういう部分が自由だなあと思って好きですね。』名前の付け方など。そういう部分に少年漫画的な“熱さ”を感じる。
―映画からの影響は?
○例えば”タランティーノ”など
○ストーリー作りは映画からの影響が大きい
○漫画から受けた影響だけで漫画を描くというのは嫌
―他に深く影響を受けているものは?
○時事的なニュースもあるかも
○10代の頃は政治的な意味でなくネット右翼全盛期だった。その雰囲気に影響されていると思う
―世代による影響
○「情報操作する者(敵)」の不信感を必要以上に持っている世代だと思う。
○『ブログへの誹謗中傷コメントにショックを受けるが、それは考え方次第』
台風の被害と同じように、人間は何をするかわからない自然現象のようなものだと思う。
―「逃げるタイプの人間」の諫山先生がマンガ家という道を選んだ訳とは
○漫画は学生時代の落書きの延長
○『日本ではマンガで食べていくための方法もよく知られているし、土壌も広く、間口が広い』
○リスクも高すぎず、ハードルが低いと思った
―マンガ家になるために“努力”した?
○そのうち慣れるだろう精神
○高校の頃からコマ割りしていた
○高速バスで福岡まで行ってトーンや原稿用紙を買ってた
○自分に一番できることはストーリー!!ひたすらネームを書いた
○『マンガ描いてるって恥ずかしくて、親にも友だちにも言ってなかった』
○高校の同級生たちとは、そこまで仲よくはなかった
○僕の部屋がみんなのエ口本図書館みたいになってた
読んで・・・勉強しました
―他にエ口ゲーが”進撃”に与えた影響
○ある”師匠”の影響でエ口小説・ゲームにハマり、その流れでプレイした「マブラヴ」に凄く影響を受けている
○『楽しんでもらおう』『いい気持ちになってもらおう』じゃなく、『嫌な思いをさせてやろう』『トラウマを負わせてやろう』という“悪意”のような“作り手の姿勢”に一番影響を受けている
○ぬ~べ~の人食いモナリザもトラウマ
○トラウマ体験が”財産”のように感じる
○ゲテモノというか、記憶に刻まれるものを作りたいと思っている
―諫山さんのトラウマ体験
○サッカークラブで、おもいっきり蹴られたボールを顔面に受けた
○怖くなってサッカーどころじゃなくなった、サッカーが嫌いに
○【やる気を出すと試合に出されるから、やる気を出さず生き延びる。】その経験が、”地道な努力”を否定する考えになったと思う。
○『努力しちゃいけないんだ』っていう考えに行き着いた
○漫画を書くのは『ギャンブル』や『宝くじ』のようなもの、宝くじ買うのに努力はない
○努力して画力を伸ばそうとは思わない
○マンガを描くことはどこか遊びという感覚
―そういうトラウマが、みんなにも必要だということですか?
○『いえ、まったくそうは思いません』
○そのトラウマ体験(劣等感)があったからマンガを描いて、生活できている
○「劣等感に苛まれている人は何か作ったらいいと思う」
音楽でもマンガでも。表現したら結構救われる気がします。
逆に、劣等感のある人は、何か表現せずにいられない人が多いと思う。
―諫山先生にとって“働く”とは?
○ネットカフェのバイトはきつかった(池袋、深夜)
酔っぱらいがむちゃくちゃ言うし、ゲロ吐いたり、うんこしたり。
意思の疎通ができない、人間じゃないんだと思い込むことにした。
先生、自分も池袋で深夜ネカフェやってました!!だからどうしたってんだ!!すいません!!
○ネカフェ店員時代の忌まわしい過去を”通過儀礼のシーン”などに意識して描いている
○集団の中で自分が劣っている部分を感じ、つらかった
○漫画家でなく、普通の職に就いてついていたら、相当つらかったと思う
―いま当時のような酔っぱらいに出くわしたら
○全力で関わらない
―「進撃の巨人」の成功で自信を持った?
○みっともなくて嫌だが、調子に乗っていると思う
○生活が危ういという危機感を失ってしまう危機感というのがある
○アニメ化で認知度が上がり、責任感みたいな意識が生まれた
―「進撃の巨人」の終わらせ方について
○構想もゆるく、今になって新しくできた設定もあり、思いもしなかったキャラクターが凄く動き出したりする
○最初に考えていた結末と違うものになる可能性もある
○初期衝動のトラウマを与える系が、本当に自分のやりたいことだったとは思えなくなってきている
○迷ってます
○「ARMS」というマンガ
○はじめて「心底面白い!」と思ったのが「ARMS」
○例えばストーリーを考える時にも、ARMSに当てはめて考える
○他にも無意識に「ぬ~べ~」の”人食いモナリザ”が“巨人”に繋がっていたことに今年気づいた
○「恐怖」を描こうとしたら無意識に”人食いモナリザ”が出てきていた
―”影響を与えた作品”には共通点があるような気がします。
○「ジョジョはスタンドという自分を象徴するものが具体化して出てくるというところがすごく好き」
○『ジョジョの場合はマンガ以外のものから受けた影響を結構マンガの中で表現するじゃないですか。そういう部分が自由だなあと思って好きですね。』名前の付け方など。そういう部分に少年漫画的な“熱さ”を感じる。
―映画からの影響は?
○例えば”タランティーノ”など
○ストーリー作りは映画からの影響が大きい
○漫画から受けた影響だけで漫画を描くというのは嫌
―他に深く影響を受けているものは?
○時事的なニュースもあるかも
○10代の頃は政治的な意味でなくネット右翼全盛期だった。その雰囲気に影響されていると思う
―世代による影響
○「情報操作する者(敵)」の不信感を必要以上に持っている世代だと思う。
○『ブログへの誹謗中傷コメントにショックを受けるが、それは考え方次第』
台風の被害と同じように、人間は何をするかわからない自然現象のようなものだと思う。
―「逃げるタイプの人間」の諫山先生がマンガ家という道を選んだ訳とは
○漫画は学生時代の落書きの延長
○『日本ではマンガで食べていくための方法もよく知られているし、土壌も広く、間口が広い』
○リスクも高すぎず、ハードルが低いと思った
―マンガ家になるために“努力”した?
○そのうち慣れるだろう精神
○高校の頃からコマ割りしていた
○高速バスで福岡まで行ってトーンや原稿用紙を買ってた
○自分に一番できることはストーリー!!ひたすらネームを書いた
○『マンガ描いてるって恥ずかしくて、親にも友だちにも言ってなかった』
○高校の同級生たちとは、そこまで仲よくはなかった
○僕の部屋がみんなのエ口本図書館みたいになってた
読んで・・・勉強しました
―他にエ口ゲーが”進撃”に与えた影響
○ある”師匠”の影響でエ口小説・ゲームにハマり、その流れでプレイした「マブラヴ」に凄く影響を受けている
○『楽しんでもらおう』『いい気持ちになってもらおう』じゃなく、『嫌な思いをさせてやろう』『トラウマを負わせてやろう』という“悪意”のような“作り手の姿勢”に一番影響を受けている
○ぬ~べ~の人食いモナリザもトラウマ
○トラウマ体験が”財産”のように感じる
○ゲテモノというか、記憶に刻まれるものを作りたいと思っている
―諫山さんのトラウマ体験
○サッカークラブで、おもいっきり蹴られたボールを顔面に受けた
○怖くなってサッカーどころじゃなくなった、サッカーが嫌いに
○【やる気を出すと試合に出されるから、やる気を出さず生き延びる。】その経験が、”地道な努力”を否定する考えになったと思う。
○『努力しちゃいけないんだ』っていう考えに行き着いた
○漫画を書くのは『ギャンブル』や『宝くじ』のようなもの、宝くじ買うのに努力はない
○努力して画力を伸ばそうとは思わない
○マンガを描くことはどこか遊びという感覚
―そういうトラウマが、みんなにも必要だということですか?
○『いえ、まったくそうは思いません』
○そのトラウマ体験(劣等感)があったからマンガを描いて、生活できている
○「劣等感に苛まれている人は何か作ったらいいと思う」
音楽でもマンガでも。表現したら結構救われる気がします。
逆に、劣等感のある人は、何か表現せずにいられない人が多いと思う。
―諫山先生にとって“働く”とは?
○ネットカフェのバイトはきつかった(池袋、深夜)
酔っぱらいがむちゃくちゃ言うし、ゲロ吐いたり、うんこしたり。
意思の疎通ができない、人間じゃないんだと思い込むことにした。

○ネカフェ店員時代の忌まわしい過去を”通過儀礼のシーン”などに意識して描いている
○集団の中で自分が劣っている部分を感じ、つらかった
○漫画家でなく、普通の職に就いてついていたら、相当つらかったと思う
―いま当時のような酔っぱらいに出くわしたら
○全力で関わらない
―「進撃の巨人」の成功で自信を持った?
○みっともなくて嫌だが、調子に乗っていると思う
○生活が危ういという危機感を失ってしまう危機感というのがある
○アニメ化で認知度が上がり、責任感みたいな意識が生まれた
―「進撃の巨人」の終わらせ方について
○構想もゆるく、今になって新しくできた設定もあり、思いもしなかったキャラクターが凄く動き出したりする
○最初に考えていた結末と違うものになる可能性もある
○初期衝動のトラウマを与える系が、本当に自分のやりたいことだったとは思えなくなってきている
○迷ってます
http://white-screen.jp/?p=32621
5つの質問 一問一答
1: 一番影響を受けたものを教えてください
「ARMS」
2: この職に就いたきっかけは?
流れです
3: 一番好きな映画は何ですか?
「第9地区」
4: 作業場のまわりに必ず置いているものベスト3は?
ももクログッズ
5: 今おもしろいもの/事って何ですか?
多いです
「ARMS」
2: この職に就いたきっかけは?
流れです
3: 一番好きな映画は何ですか?
「第9地区」
4: 作業場のまわりに必ず置いているものベスト3は?
ももクログッズ
5: 今おもしろいもの/事って何ですか?
多いです
ネット上の声
早くアニメの2期が見たい!
諌山くん、早く見れるようにがんばってくれよー
どっからミサイル飛んできて
チュドーーーーーン!!! 完
でいいんじゃない?
だれかが壁を壊してヒャッハーでいいじゃん
たぶん、夢落ち
Twitter
white-screenの諫山先生インタビュー「思いもしなかったキャラクターがすごく動き出したりするし」ってもしかしてスミスのことかしら////
長いけど興味深かったですよ。
どのルートとルートで迷ってるのかが重要
伊藤ガビン@gabin
「進撃の巨人」の諫山創さんをインタビューしましたー。これ後半かなりすっとんきょうな話になっているのでぜひ読んでくださいませ。顔面バーン! http://t.co/x1eUOStrRZ

池袋マンキツ深夜店員アルアルを小一時間語り合いたくなりました。
漫画家というのはやはりこれまでの人生だったり
様々な経験、体験が作品に出ているものなんですかね
無意識に
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