第10話「本当のオトモダチ」
『え、チケット7枚も捌けたの?』
『うん。陸上部の子たちが、みんな来てくれるって』
『そっか。良かったじゃん』

『うん。よかったよかった』
『そう言う三角星人は何枚残ってんの?』
『んーと。8枚』
『全然売れてないじゃん』
『幸くんはどうなの?』
『あと6枚。1人10枚のノルマって、けっこう難しいよね』

『だったら、手伝おうか?オレ、もう全部なくなったから』
『全部!さすがコミュ力高男』
『カズくんは友達多いよねー』

『そそ。毎日LIME返信すんの、大変なんだよねー』


『それでは今宵も語りましょう。3歳のアリババと壮大なおねしょ』
『やめて!』
『10秒以内』
『ぐっ…行けばいいんだろ行けば。早まったかな』
「どうでしょう」
「ま、春組よりは多少マシか。けど、まだまだだな」

『あの雄三って人、何者?』
『初代春組の人らしいよ』
『ふーん?』
『咲也が言ってたのはあいつのことか』

「シェヘラザード。お前は細部が甘い。準主役の自覚をもて。アリババと釣り合ってない」

『ポンコツ役者みたいなことを』

「次。アラジン」
『あ…はい』
「お前は役の解釈が甘い。ヘラヘラこなすだけで、なんとかなると思うなよ」
『かぁー厳しいー』
「シンドバッド」
『は…はい』
「動きも声も小さい。他のやつらと比較して、悪目立ちしてる」
『すみません』

「魔人は…悪くねえが。もうちっと場を締める役割もこなせ」

『ふーん?』

「一番問題なのは、アリババだ」

『なっ…』
「主役のくせに、笑いってモンを全くわかってねぇ」
『どういう意味だ』

「クソ真面目すぎる。お前の間はドラマ寄りだ。漫才でも見て研究しろ」

『て…テンテン』
『わかった。そうする』
『え?』

『てんま、すなお~』

「ともかく。全員まだまだ客の前に出るには程遠いレベルだ。初日までになんとかしねぇと、恥かくぞ」

『その通りだな。後で反省会するぞ』
『はいはい』

『じゃあ晩ごはんの後、談話室に集合でいいかな』
『オレ、飲み物差し入れするよ』

『オレ、おにぎり』
『女子会ノリやめろ』

「ったく…全然こたえてねぇな」
「厳しい意見なら天馬くんで慣れてますから」

『さんかくはさんかくだからさんかく好き』
『意味わからん』

「なかなか面白い素材が揃ってるじゃないか」
「どうかしましたか?」
「いや。なんでもない」

『ん~?何これ』
『8ミリビデオデッキだよん』
『ふ~ん』

「実は…倉庫からこんなものが出てきましてね。初代夏組の稽古を映したテープです」

『初代夏組』
「みんなに見てもらいたかったんだけど、ここにはデッキがなくて」

『だから、借りてきたんだ。オレのトモダチにこういうの好きな奴がいてさ。すけっち!さっそくテープのセットよろ!』
「はい」


『これって…』
『稽古場じゃね?』
『昔も今と変わんないね』

『この人…』
『初代の監督か?』

「お父さん」

『え!?』
『カントクちゃんのパピー!?』
『親子二代で監督やってんだ』
「あ…まぁね。ほら、始まるよ」

『みんなじょうずだね』
『面白いし』
『監督が見とけって言うわけだ』

『これが夏組か』

「はい。見ている人にたくさんの笑顔と元気を与える。胸躍るコメディが、彼らのウリでした」

『でもこの人達、みんないなくなっちゃったわけでしょ?』

『こんなに楽しそうにお芝居してるのに』

『なんか…そう考えるとさびしーっていうか』

『しんみり~?』
『オレ達はそうはならないだろ』


『ま、千秋楽が埋まらなければ解散だけどな』

『そうはならないと思うよ、テンテン』
『オレも~』

『ま、ならないんじゃない?』
『うん。大丈夫だよ』


「この子…」

『ぴったりだな』
『当然』

『ど…どうかな』

『悪くないんじゃない』

『ゆっきーも似合う!』
『みんなひらひら、ぴかぴか~!』

「こうして衣装着て並ぶと、壮観だね」

『お前、こんなのいつの間に作ってたんだよ』
『稽古の後にちょっとずつ』

『稽古の後』
『すごいね幸くん』

『オレ、稽古が終わったら即寝落ち~』
『ゆきえらい!』

『別に』


「皆さーん!カメラマンを連れてきましたよ」

「ども。伏見臣です」

『カメラマン?』
『宣伝用の写真を撮るって伝えといたでしょ?』
『わざわざプロを呼んだの?』

「残念だけどプロじゃないよ。大学の写真部に入っててね。綴に頼まれたんだ」

『ふーん』
「前は支配人にお願いしてたんだけど」

『オレっちがNG出した!』
『お前が?』
『春組の時、写真がヘタすぎてごまかすの大変だったんだよ~。あれじゃ、ゆっきーの衣装の良さも伝わんないよ』

『でも大丈夫なの?写真部って言っても、結局は素人なんでしょ?』

『中学生で衣装やってるお前が言うな』

「ハハ…ま、腕の方は写真を見てから判断してくれ。じゃ、さっそく撮ろうか」









『おぉ~!いい感じ~!』
『キラキラ~』
「どうだ?」
『ただの写真部のくせに、結構やるじゃん』

「ハハ…よかった」

「じゃ、オレはこれで」
「お疲れ様。ありがとう」

「あ…帰りにちょっと劇場の方、見てもいいですか?」


「へぇ…舞台ってけっこう広いんですね」

「お芝居に興味があるの?」
「はい。って言っても、正確には俺じゃないんですが…」
「え?」

「今後の参考のために、見ておこうかな…と」

「あの。よかったら、これ」

「千秋楽のチケット、今日のお礼に。時間があったら見に来て」

「ありがとうございます」

『みんな~!見て見て~』
『何?』

『MANKAIカンパニーの、公式サイトをリニューアルしてみようと思って』
『さっきの写真』
『インパクトあるね』
『でしょ~?』

『さんかく窓!』
『そこは、すみーのため』
『わーい』
『問題なければ、これで公開しちゃうけど』
『ちょっと持ってくれ』

『え?』
『何。また文句つけるの?』
『いや、そうじゃない。デザインは申し分ない。衣装も写真映えしてるしな』
『それ褒めてんの?』
『やたー!テンテンに褒められちったー』

『ただ…サイトにオレの写真と名前は載せないでくれないか』

『え?』

『主演のくせに何言ってんの?』
『今回の芝居は…今までのオレの実績に頼りたくない』
『テンテンの名前出せば、ソッコーSOLDOUTなのにー』
『そういうのは…なんか違うだろ』
『はぁ?いつもオレ様天下の天馬様って言ってるくせに』
『いつ言った』

『ま、テンテンがそう言うなら』
『ふんふん。いいと思うよ』

『じゃあ残ってるチケット、みんなで協力して売ろう』

『楽はできないってことか』
『悪いな…』

『よーし』

『トモダチみんな、呼んじゃうよーん!』



『オレは魔人。3つの願いを叶えてやろう。主の願いは何だ』

『だーっ尻に火がついたー!』

『見れわかるだろ!あの魔法使いと大蛇を何とかしてー!』
『魔法使いと大蛇だろ?』

「さっきのシーンだけど」

「前半の見せ場だから、もう少しアクションを強めようと思うんだけど…どうかな」

『いーねカントクちゃん。アクション入れるの賛成ー』
『あまりをドタバタさせすぎるのはどうかな。メリハリがなくなると思う』
『んー。それもそうだね』

「でも、魔人が活躍できるのはここだけなんだよね」
『アクションが多い方が飽きないし、入れたほうがいいんじゃない?』

『うんうん』
『だとしても、全体のバランスの方が大事だろ』
『アクションを増やす分、お芝居の細かい部分が見えなくなる気もするし』
『だよねー』

『オレ、アクションやりたーい』
『オレも、アクション見たーい!』

『お前。さっきから人の意見にうなずいてばかりいるけど…自分ではどう思ってるんだ?』

『え?オレ?オレは…どっちでもいいよ』
『何だそれ』
『んーと…アクションあってもなくても、どっちもいい感じだし。とりま、どっちでもうまくいきそう!』
『どっちか決めろ』
『あーでも…カントクちゃんの言ってることわかるし、テンテンの意見ももっともだし。だからもう、テンテンとカントクちゃんで決めちゃってよ』
『自分の意見を言え!』

『あっ…いや…オレは本当に、どっちでもいいって思ってて』

『ヘラヘラ笑って流してるだけだろ』

『ちょっと!言いすぎ』
『フン』
『ごめん』
「とりあえず、アクションシーンについては保留しよう。また意見があったら聞かせて」

『こんにちは、MANKAIカンパニーです』
『夏組、旗揚げ公演のお知らせです』

「Water me!我らが水を求めて?」

『はい。ハイアラビアンナイトがモチーフです。よかったら』
「ねぇねぇ!GOD座がストリートACTやってるって!」
「え、丞と晴翔いるかな!」
「いこいこ!」

『なんだろう』
『さあ?』

「クリスティーヌ。闇に閉ざされた、私の世界のただ一つの光」

「去れ!ファントム!お前の世界は闇の底だけだ!」

「やぁ~!晴翔~!」
「丞、かっこいい…!」

「GOD座公演、オペラ座の怪人。よろしくね~」

「絶対…絶対行くから!」
「お嬢さん」

「クリスティーヌ。我が光」

「うわぁ~…!」

『かっこいい…少女漫画の王子様みたいだ』
『ああまでして媚び売らなきゃいけないのか』

『ゆ…幸くん』

「ねえ。今なんか言った?」
『さあ。気のせいじゃない?』

「お前らどこの劇団だよ」

「MANKAIカンパニー?全然知らなぁい。弱小のくせに何イキがってんの?」

『別に。人気の劇団でも、必死で客に媚びなきゃいけないんだって。感心してただけだよ』

「あぁ!?」

「おい晴翔」

「何の騒ぎだ?」

「レニさん!」
「うちの団員が、何かした?」
『うちの?』

「GOD座の支配人、神木坂レニです。晴翔が迷惑かけたかな」

『いえ。別に』

「悪いね。ちょっと血の気の多い子だから。君達も、ビラ配り?何やるの?」
『あ…よかったら、どうぞ』

「ありがとう。へえ、アラビアンナイトか…ん。MANKAI…カンパニー」

『え』


『あ…』

「な…」

『何?こいつ』

「行くぞ丞、晴翔」

「はい」

『何あれ。団員も団員なら、代表も代表だね』
『なんか…MANKAIカンパニーってわかった途端、態度が変わったような気がするけど』
『性格悪。弱小ってわかったからじゃない?』
『そうなのかな…』

「一成くん?」

『ああ…カントクちゃん』
「どうかした?こんなところに1人で」
『うん…ちょっとね』
「もしかして、お昼のこと?」


『すみー』
「何やってるの?」

『ちょっとさんかく探しに行ってた』
「え?」

『近道~』

「それはそうかもしれないけど」
『2人は何やってたの?』

「ちょうどいいや。2人とも、聞いてくれる?」

『いたんだ』
『ああ。ビラは全部配ったのか』
『一応ね』

『昼間のことなんだけど…あんなに怒る必要あった?』

『オレね。実は中学までガリ勉で、トモダチ1人もいなかったんだ』
「えっ?」
『かずがガリ勉?』
『そ。で、高校デビューしてトモダチめっちゃ作ったんだ。けど…数増やすのに夢中になってるうちに、相手の欲しい言葉ばっかあげるようになってた』

『なんであいつは本音で話さない』

『場の空気を悪くしたくないんでしょ?』
『写真にはこだわってただろ。人の仕事に注文をつけたのは、理想とする形があったからじゃないのか。どうして芝居に関しては何も言わない』

『でも…この劇団に入って、みんなと舞台をやり始めて。それじゃダメだって思うようになった。嫌われないようにって、当たり障りないことばっか言ってたら。いつまでたっても、薄っぺらな関係のままなんだ…って』

『そんなの…嫌だ』

『オレ…夏組のみんなと、もっと…深いところで、繋がりたいから』


『えへ。オレもかずと繋がる』

『すみー』

「三角くんだけじゃないよ。みんなもそう思ってる。きっと天馬くんも」

『あいつにだってあるはずだ。あいつが目指す、夏組の姿が。オレは本音が聞きたいんだ。同じ舞台に立つ者として。そうすれば…オレたちもっと』



『みんな!稽古の前に、ちょっといい?すみーのアクションシーンについてなんだけど』

『言ってみろ』

『今回って…旗揚げ公演だし。なるべく団員の個性を出したほうがいいんじゃないかな』
『個性?』
『そう…挨拶代わりって意味でも。魔人役のすみーには、派手に動いてもらったほうがいいと思うんだけど』
『バランスはどうする?』
『それも大事だけどさ。魔人がいっぱい活躍した方が、お客さんは喜ぶんじゃないかな』
『なるほどな。どう思う?監督』

「天馬くんは、どう思うの?」

『賛成だ』

「うん。じゃあその方向で考えてみる」

『ちゃんと自分の意見、言えるじゃないか』
『さっさと言えばいいのに』

『そだね』

『えへへ』

「はい!どちら様ですか?」

「いつもお世話になっております」


「そうですか。天馬くんのマネージャー」
『何の用だ。ここには来るなと言ったはずだ』

「それが…この劇団のことが、お父様にバレてしまったんです」

『なに?』
「え?ちょっと待って。入団する時私、ご両親に連絡したよね。ちゃんと留守番電話にメッセージを…」

「あれは私の番号です」

「え?」
「天馬くんに口止めされまして」

『両親がいない間は、井川が保護者みたいなものだ。問題ないだろ。どうせ海外にいるときは連絡なんてつかないんだから、いないも同然だ』

「それが…お父様は帰国なさっているのです」
『なっ!』
「それで、今回の舞台のために映画のオファーを断ったと知って…しょぼい舞台より、映画を優先しろと」

『なに勝手なことを。ずっと放ったらかしだったくせに!』

「それでも。ご両親とはちゃんと話さなきゃダメだよ」

『わかった』

『一旦家に帰る』
「ということですので。大変申し訳ないのですが、今回の舞台は代役を探していただく方向で」

『はぁ!?』

『何言ってんだ!』
「しかし、お父様が」
『オレが直接説得する。行くぞ井川』

『ちょっと!』
『テンテン?』

『いいか。ヘタな心配はするな。オレは絶対、お前らと舞台に立つ』






天馬も最初はメンバーを見下してた部分があったのに最後絶対お前たちと舞台に出るって決意してそれを言ってお父さんを説得しに行ってくるくらいいまはメンバーを認めてて絆があるのがすごく成長だしなんか感動、、語彙力が欲しい
2020/06/09 00:29:41
つぶやきボタン…
合宿が終わって、雄三さんの指導に宣伝用の撮影にビラ配りにと色々イベントが
春組は厳しい意見言われてあんなに傷心してたのに夏組は打たれ強いw
綴も何気に顔が広くて色々な人を連れてきてくれるよね
やっぱり左京さんも以前はMANKAIカンパニーにいたのかな…?GOD座の支配人も何やら因縁があるみたいだし
一成もちゃんと自分の意見を言ってそれぞれの個性を出す方向に行こうとしてきたところで天馬と父の確執が…
5人で無事本番を迎えられるのか!?
春組は厳しい意見言われてあんなに傷心してたのに夏組は打たれ強いw
綴も何気に顔が広くて色々な人を連れてきてくれるよね
やっぱり左京さんも以前はMANKAIカンパニーにいたのかな…?GOD座の支配人も何やら因縁があるみたいだし
一成もちゃんと自分の意見を言ってそれぞれの個性を出す方向に行こうとしてきたところで天馬と父の確執が…
5人で無事本番を迎えられるのか!?
![]() |
A3! 10話 感想
ヒトコト投票箱 Q. 8ミリビデオって使ったことある? 1…ある
2…ない
-結果を見る- |
ヒトコト感想
新着話題
関連リンク
関連商品
【Amazon.co.jp限定】アニメ『A3!』1[Blu-ray](各巻購入特典:L判ブロマイド3枚セット(場面カット使用)付)(全巻購入特典:「秋組描き下ろし全巻収納BOX」引換デジタルシリアルコード付)
posted with amazlet
ポニーキャニオン (2020-03-04)
A3ders![佐久間咲也、皇天馬、摂津万里、月岡紬(CV:酒井広大、江口拓也、沢城千春、田丸篤志)]
ポニーキャニオン (2020-02-05)
ポニーキャニオン (2020-02-05)
春組/夏組
ポニーキャニオン (2020-03-04)
ポニーキャニオン (2020-03-04)
コメント…2020年春アニメについて
-
- 2020年06月14日 12:43
- ID:6zXSM5si0 >>返信コメ
- もう、ビデオデッキを見ても若い子には「何これ」って言われる時代か………
-
- 2020年06月14日 14:00
- ID:i6ar4EO40 >>返信コメ
- この町は芝居が盛んだから道端でも宣伝や勝負するらしいな。あれだけファンがいる前で破って印象下がらないか?拡散されたらどうするんだよ。
-
- 2020年06月14日 19:45
- ID:bU4gUj..0 >>返信コメ
- 子供の喧嘩に大人が仲裁に入ってきたのかと思ったら、その大人がチラシをビリビリに破って、こいつが一番ガキっぽいなと思った
-
- 2020年06月15日 10:55
- ID:uJKIsCv10 >>返信コメ
- 天馬、お父さんを説得出来るといいね◈井川さんタイプだ❣️ 神木坂さんとの間に何が┅┅次回も楽しみです♡
-
- 2020年06月15日 12:12
- ID:yJwvosgh0 >>返信コメ
- くっ!声優の麻生かほ里を呼んでくれぇ!
-
- 2020年06月16日 13:39
- ID:ZU6Mk7iI0
>>返信コメ
- イカれてるキャラしかいないクソ アニメ
-
- 2020年06月16日 13:40
- ID:ZU6Mk7iI0 >>返信コメ
- >>3 キミがね
-
- 2020年06月18日 09:20
- ID:49n42Agl0 >>返信コメ
- >>7
キミもね
…コメントについて…
※お気軽に、どなたでも書き込みOKです。
※「>>〇」「※〇」のようにコメント番号を指定することでアンカーの指定が可能です。
※コメントの書き込みが出来ない等の不具合報告やコメント削除依頼は、コチラより一言頂けると有難いです。
※お気軽に、どなたでも書き込みOKです。
※「>>〇」「※〇」のようにコメント番号を指定することでアンカーの指定が可能です。
※コメントの書き込みが出来ない等の不具合報告やコメント削除依頼は、コチラより一言頂けると有難いです。