第8話「笑い犬」
『Sit』
『Shake hand』

『Bang』
『……』

『死んだフリだよ。こうだよほら』
『それはちょっと…』
『犬のくせに』
『昔は人間だった』
『今は犬でしょ』

『ご飯できたよ』
『ワウー!』
『えぇ…』

『ダメ。それは希のだよ』

『ゲンはバカだから前の癖で持ってきちゃうんだ』

『希…あの子はどうして一緒に来なかったんだろうな?』

『さぁ?誰かさんと喧嘩でもしたんじゃない?』

『ねぇ何か面白い話して』
『犬には無理だな』
『意地悪。じゃあなんで犬になったか教えてよ』

『なんで犬になったか…はて?なんでだったろうか?』
『はぁ?忘れたの?』
『もう随分昔の話だからな』
『覚えてることだけでもいいからさ。ね?』
『覚えていること…』

『そう、あれは遠い昔。5000年前のことだ』

<あの頃の私は酷く捻くれた少年だったんだ>

<だがそんな私に笑いかけてくれた人がいた>

<彼女は特別な能力を持っていた。それは万物を司る力>

『もう大丈夫だ』

<彼女は皆の希望であり全ての選択を託された存在。彼女は世界の全てだった>

<しかし幸福な時間は長くは続かなかった>

<突然に降りてきた疫病。傷は腫瘍となり日に日に肥大していった>

<それは彼女の万物を司る力をもってしても治すことができなかった>

『ねぇやまびこ』
『ん?』
『僕どんな顔してる?正直に言って』

『髪の毛が透き通って雪みたいだ』
『それから?』

『それから唇が空のように青くて』
『それで?』
『目元が前より優しげな印象になった』

『目を逸らさないで』
『でも…』
『お願い。もっとよく見たいんだ』

『うん本当だ。前よりずっといい。ナチュラルでさ。これが本当の僕だ』

『だけど誰もがそう思えるわけじゃない』


<私は彼女のためならどんなことだってするつもりだった>

<何にだってなるつもりだったんだ>

<そう何にだって>

『彼女は決して諦めなかった。みんなを助けられると信じ その疫病と闘った。私は日に日にそんな彼女を直視することができなくなっていった』
『痛々しくて?』

『いやその逆だ。直視するにはあまりに眩しすぎたんだ』
『くぅー!言うねぇ!』

『恐ろしい病だった。腫瘍はいずれ体全体に広がり人の形を留められなくなる。そして最後には…』

『大丈夫?』
『無理に話さなくても…』

『いや聞いて欲しいんだ』

<その時はまだみんなの心の中に希望があった。必ず彼女が救ってくれると信じていたんだ>

『すごい人だったんだね』
『あぁ。多くの世界を見てきたがあれほどの力を持つ人間は彼女が初めてだった』

<それまでの私は当てもなく世界を渡り歩いていた。クラスメイトたちといるよりその方がずっと気楽だったからだ>

<苦しみも喜びもない日々をやり過ごし、ただ生きながらえる>

<ある新月の夜だった>

<彼女と出会った>



『名前を教えて』

『や…やまびこ…』

『僕はこだま』

『ハックシュッ。ヘヘッ…』


<こだまはここにある全てを意のままにコントロールできた>

<皆はその力をMと呼び、彼女を神の如く崇めていたんだ>


『まったく困ったやつだ。いつまで経っても甘えん坊で』


『もう来るんじゃないぞ』

『どうだった?久しぶりのベッドはゆっくり休めた?』
『まぁ…』
『ねぇ君も何かの能力者なのかい?』
『俺は…ただのホームレスだ』

『旅人か。カッコイイね』

『居場所がないだけだ』
『僕たちも今まで色んな場所を旅してきたんだ。そしてやっとここを見つけた』

『ここはとても穏やかで優しい世界だ。信じられないくらいに』
『どうかな?』

『ねぇどうして君はひとりなの?1人で漂流してきたわけじゃないだろう?』
『何が狙いだ?』
『えっ?』

『金目の物はない。お前らの役に立つような能力も持ってない』

『俺には何もない』

『じゃあ聞かせてよ。君が今まで見てきた世界を』

『語るほどのもんじゃない』
『何だっていいんだ。とびきりナンセンスなものだっていい。みんな情報に飢えてるからね』

『それじゃあ夕飯の後みんなに聞かせてよ』
『お、おい勝手に…』

『ちょっと早いけど今日はもう夜にしよう』

『満月の夜だ!』

『じゃあ楽しみにしてるよ』

『待て!』


『みんな夕飯だ』

『バカにしやがって…』

<私には彼女の優しさが不気味にすら感じられた>


『嘘くさい奴らだ。どうせ何も信じちゃいないくせに』


『やぁ』
『なっ…!』

『そのままじゃ美味しくないだろう?さぁ熱いうちに』


『いらない』
『遠慮するなよ』
『いらないって言ってんだ!』


『くそっ!くそっ!くそっ!クソ野郎!』

『できたよ。分かった。君猫舌なんだろう?』
『はぁ?』

『うん丁度いい。ほら飲んでごらん』
『だけど…』
『いいから』

『どう?』
『どうもこうも…』



『しょっぱすぎる』

『そうだな。少し塩を入れすぎたみたいだ』

『こんなしょっぱいスープは初めてだ。信じられない』
『うん。次からは気を付けるよ』

『そんな自分が恥ずかしくて悔しくて少し嬉しかったんだ』

『アンタって意外と簡単なんだね』
『でもちょっと分かる気がする』
『ふーん』
『ちょっとだけね!』

『やるんじゃなかった。失敗だ』
『そうかい?』

『あぁ俺は後悔ばかりしている気がする。人生のほとんどをそれに費やしてる。そしてまたそのことを後悔するんだ』
『すごい!後悔の天才じゃないか!』
『君は後悔したりしないのか?たとえばこの世界に漂流してきたことを』

『しないよ』
『どうして?』
『だって僕に選ぶ余地はなかったんだもの。いつものように学校へ行きいつものように授業を受けて気付いたらここにいた』

『後悔したくたって後悔しようがない。そうだろ?』
『……』

『僕らはね前にしか進めないんだ』

『私は長い旅の終点はここだったのだとそう信じるようになっていた。そんな日々がずっと続くのだと思っていた』

『ずっと続くと思っていたんだ』



『いつからここにいたんだ?』
『鳥が騒いでて見つけたの』
『ねぇこれって…』


『君の名前を教えて』


『お前は…なんて醜いんだ…』


『みんな噂してる。その男が疫病の原因なんじゃないかって』
『多分そうだろうね』
『それでどうするんだ?』
『僕はできるなら彼を見捨てたくないと思ってる』

『彼は言ったんだ。僕を見て”醜い”って。迷わずにそう言った。本当のことを言ってくれたんだ。それにこの腫瘍も原因が分かれば僕の力で何とかできると思うんだ』

『君はどう思う?僕はどうしたらいいと思う?』
『俺は…君の考えが正しいと思う』

『本当に?本当にそう思っているのかい?』
『当然だ。君はいつだって正しい。そうだろ?』

『僕…そんな立派な人間じゃないよ。彼は少し似ている。ここへ来たばかりの君に』

<私は目を背けていたんだ。彼女の過ちから>

<あのとき私は彼女の選択を正すべきだった>

『だができなかった』
『どうして?』

『それは多分彼女を信じてたから。自分自身よりも』


『うん大丈夫。明日また診せにきて』

『昨日も同じこと言った』

『それは…』

『物になっちゃった。さっき大丈夫ってそう言ってもらったばかりなのに』

『診せてみて。まだ…』
『触らないで!』
『アイツさえいなければ…』

『アイツが病気を持ち込んだんだ!あの時アイツを殺していれば!』

『君のこと醜いって言ったけどあれ嘘さ。本当は美しいと思ったんだ』

『どうして嘘をついたんだ?』
『君に好かれたくて。案の定 君は喜んだね』
『人の心を何だと思ってる』

『それよく言われるんだ』
『この腫瘍は君が原因なんだろ?』
『うん。そうだよ。僕がここに持ち込んだんだ』

『だったら教えて欲しいんだ。その攻略法を。腫瘍は治せるはず』

『誰かに傷を治すことはできない。君にだって分かってるはずだ。僕だけが原因じゃないって』

『もういい。行くよ。僕には時間がないから』
『ねぇ待って!』

『これあげるからさ。ね?』

『これは?』

『綺麗だろ?これは100人殺したら貰えるやつなんだ』

『こっちは1000人でこっちは1万。ね?綺麗だろ?』

『やめてくれ!』
『ごめん…いつもそうなんだ…つい間違えちゃうんだよ…そして最後に嫌われちゃうんだ…。どうしたらいいか分かんないんだよ…』
『もう僕たちに近寄らないで』
『どうかそんな怖がらないで』

『僕らの前から消えてくれ!』

『あぁぁああああ!クソッ!いつも僕は!なんでこうなるんだぁぁ!』

『やまびこは病気に罹らなかったの?』

『あぁ私はそのことを何より憎んだよ』

<ヤツは自分が持ち込んだのは疫病ではなく別のこの世界だと言った>

<心の傷が腫瘍となって具現化される世界。ヤツはその世界をキズアートと呼んだ>

『そう。これは僕のアートなんだよ。もっともっと集めたいと思ってる』

『ほら触ってもいいよ。もっと近くで』
『ウゥ…!』
『ね?知りたくない?なぜ君だけ病気に罹らないのか』

『教えてあげる。それはね、この世界が君のつくった世界だからだよ』

<言われるまで気付かなかった>

<心の内側を具現化する力>


『それが私の能力だった』

『私はいつの間にか自分の殻に閉じこもっていたんだ』

<だから私だけが疫病の冒されず、教会の内側ではこだまの力も意味を成さなかった>

『傷そのものの原因はこの世界の外で起こっている事象にあるんだよ。君たちはそれを解決しないといけなかった』

『じゃあどうすれば…』
『君自身が変わればいい。自分の殻を破って外に飛び出せばよかったんだ』

『だけどもう手遅れだ。僕が帰るからね』

『分かるよ。君の言いたいことは。だけどしょうがないんだ。僕ら切り捨てられた存在はね』

『僕らに選択肢はないんだよ。君も聞いただろ?声をさ』

『お前は一体何なんだ!?』

『忘れちゃったの?僕たち前にも会ったことあるのに』

『君は見てきたはずだ。色々な所でさ。それも一度じゃない。何度も』

『どうどう。いい子いい子』

『君にあとちょっとの勇気があればね、あの子を救えたかもしれないのに』

『彼女は待っていたんだよ。不気味なくらい優しくて驚くほどつまらないこの世界って君そのものだ』

『それじゃさようなら』

『そういえば言ってなかったね。僕の名前は戦争だ』

『あれほど飛んでいけと言ったのに…悪いことをした…』

『僕が助けないでいればこの子はどこか遠い世界へ飛んでいけるはずだった…僕はこの子を助けたつもりでいて本当は邪魔をしてたんだ…』

『やまびこ…』
『なんだい?』
『何でも僕の言うことを聞く?』
『もちろんだ』

『じゃあいつか僕とした約束を果たして…君はここから飛び立つんだ…。ここは本当の世界じゃない…』

『大丈夫…』

『ねぇそうしてくれるよね?君ならできるはずだ…』

『だって君は…』


<そして森には1匹の犬だけが残ったんだ>

『ヤツは正しかった。チャンスは何度もあったんだ。彼女を救うチャンスは』

『私はその全てに目を瞑った』

『彼女の願いは一緒に外の世界を歩いて欲しい。それだけだった』

『彼女はずっと待ってくれてた。なのに私は応えることができなかったんだ』

『長くなってしまったな』
『やまびこ…』
『なんだい?』
『一緒に寝ていい?』



『ねぇ約束だよ』
『はっ』

『一緒に歩こう。君がいつか話してくれた骸骨だらけの道をさ。アイスクリームでも食べながら』
『あぁ』

『2人で…』




『寝てないのか?』
『うん。色々考えちゃって。僕はあの時どうしてああしてしまったんだろうとかああしなかったんだろうとか。そういうどうしようもないことばかり考えてたら眠れなくなっちゃった』

『私はただ光を受けていたかった。光を失うことを恐れ 最後まで踏み出せなかった』

『でもやっと飛び出せた。5000年かかった』


『僕にもできるかな?』

『あぁやれるさ』

『うん』


『希だ。久しぶりだね』


『遅い』
『ちょうど約束の時間だけど』
『はぁ!?待ち合わせの日からもう2週間も待ってるんだけど!』

『あれ?ズレてる』

『ほんとだ』
『2人のいた時間の流れが違ってたんだろう』

『これでちょうどだ』

『うん』


『へぇーこの島でそんなことがあったんだ。でもその戦争って誰と戦ってたの?』
『ヤツは神殺しを目指していた』
『そんなことできるの?』
『さぁ』

『もし殺せたとしてもそれで何かが変わるのかな?』




つぶやきボタン…
やまびこさんの心の内側を具現化して創り出したのがあの世界だったようで
とても穏やかで優しい世界だからこそ誰かが傷付くことが心の傷になって
世界が違えば戦争さんのように傷つけることが勲章にもなるのかなと…
だからこそ心の傷を具現化させないためには外に出る必要があったとか?
犬として従順にやまびこのように言葉を返すだけではダメだったのかなって
こだまさんの「助けたつもりでいて邪魔をしていただけ」って言葉が引っかかる
あと、やまびこさんと戦争さんに共通する具現化する力がちょっと気になって
やまびこさんの能力を知り、前にも会ったことがある戦争さんとは一体…
神殺しって言葉も出てきたけど、それができたらこの世界はどうなるんだろう?
とても穏やかで優しい世界だからこそ誰かが傷付くことが心の傷になって
世界が違えば戦争さんのように傷つけることが勲章にもなるのかなと…
だからこそ心の傷を具現化させないためには外に出る必要があったとか?
犬として従順にやまびこのように言葉を返すだけではダメだったのかなって
こだまさんの「助けたつもりでいて邪魔をしていただけ」って言葉が引っかかる
あと、やまびこさんと戦争さんに共通する具現化する力がちょっと気になって
やまびこさんの能力を知り、前にも会ったことがある戦争さんとは一体…
神殺しって言葉も出てきたけど、それができたらこの世界はどうなるんだろう?
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Sonny Boy 8話 感想
ヒトコト投票箱 Q. 遅刻を許せるのは… 1…5分まで
2…15分くらい
3…30分が限界かな
4…1時間くらい平気
5…何時間でも大丈夫
6…2週間は待てる
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コメント…2021年夏アニメについて
-
- 2021年09月04日 18:57
- ID:xbgRaC9g0 >>返信コメ
- なんかよくわからんけど、結局見ちゃう
-
- 2021年09月04日 18:57
- ID:mIC.0pvA0 >>返信コメ
- 相変わらず何したいのか分からん・・・
でも見入ってしまうわ
-
- 2021年09月04日 19:15
- ID:HAtR0fbQ0 >>返信コメ
- ぬうぉ~!、頭がグラグラ揺れる!
クールに考察を決めるつもりが、、、毎回、理解のメーターをぶっちぎってる!
くそ!なんのこれしき、これは寓話だ!、寓話なんだ!、で、それから・・・(´;ω;`)
-
- 2021年09月04日 19:16
- ID:HAtR0fbQ0 >>返信コメ
- >>3
もはや、漂流の起源とかどうでもよくなってきた。不条理の支配する世界、そこで生徒たちがどうやって生き抜いてきたか、生き抜いていくのか、に着目するだけでいい気がする。
-
- 2021年09月04日 19:17
- ID:HAtR0fbQ0 >>返信コメ
- 瑞穂はずいぶんと情が深い。一度、関わった人間や動物に情を注いでしまい、ほうっておけなくなる損な性分w。
-
- 2021年09月04日 19:22
- ID:1DaNIAZ50 >>返信コメ
- >『じゃあ聞かせてよ。
♪きかせてーよ きみのこえーをー よぞーら はしるなみにのせぇてー
って歌いだしの歌を思い出したんだけど、なんだっけ……?
-
- 2021年09月04日 19:25
- ID:ysvCx6W00 >>返信コメ
- 明星たちが乗って行った、箱?に使ってた
赤い石はこだまだったモノかな
-
- 2021年09月04日 19:25
- ID:i3E6jrRN0 >>返信コメ
- 長良達は何やってるんだろう
探し物?
-
- 2021年09月04日 19:28
- ID:nnE7rp.30 >>返信コメ
- 作品世界の仕組みや構造がどうなっているかを考えるだけが考察じゃないからね
いろんな角度から見ればいろんなものが見えてくる
万華鏡みたいな作品だね
-
- 2021年09月04日 19:40
- ID:zBVSaU5J0 >>返信コメ
- まあロードムービー的に楽しめばいいのかなと思うけれども
最終回では何らかのケリをつけてほしい
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- 2021年09月04日 19:43
- ID:65.AlizD0 >>返信コメ
- これは悪いスナフキン
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- 2021年09月04日 19:58
- ID:Qj6hK7DE0 >>返信コメ
- 色々な解釈があると思うんだけど
初見ではたった一言、でもその一言が言えずに大事な人を失ってしまう切ない話と思った
どちらにせよ個人的には今までで一番好きな話
こだまと最後指切り出来なかったやまびこが
「僕にもできるかな」と長良に尋ねられた時には「あぁやれるさ」と優しく触れるのが良い
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- 2021年09月04日 20:05
- ID:c3wEhHN.0 >>返信コメ
- 多分、終わりのその時になるまで分からないのかもしれないし、終わりになっても完全に理解はできないのかもしれない。
ワンエグを引き合いに出して、雰囲気アニメで終わるという感想を目にするけど、新たなピースの出現により物語の輪郭のようなものが組みあがっていっているのは感じられる。
こだまが蘇らせた大木は、長良たちの「この世界」では、瑞穂が眺めていた蒼く燃える大木、2話のCMあけに燃えていた花輪はこだま達の墓標に手向けられていた花輪。
明星や、ラジダニは旅立っていったが、長良達が最初の「この世界」にとどまり続けているのにも意味があるのだろう。
分からんけど「いいものだ」と感じさせられるし、面白い。
あと4話、どうけりがつくのか楽しみだ。
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- 2021年09月04日 21:02
- ID:XjwFPblV0 >>返信コメ
- 今までで一番よく分からなかったけど、これといって体感時間が長いというわけでもなかった
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- 2021年09月04日 21:03
- ID:wsdlE1yk0 >>返信コメ
- CV見た時から薄々と感づいていたけど
また負けヒロインか
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- 2021年09月04日 21:20
- ID:hXNu4A110 >>返信コメ
- 戦争くん、間接的には神殺しに成功したな
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- 2021年09月04日 21:35
- ID:MssDrknM0 >>返信コメ
- ツダケンさんが延々と30分語ってた感じだな
ユウキさん自分が30分語ってた経験はあるけど
逆のパターンってどんな感じなんだろ?
一言二言喋るだけでラッキーってなるのか
もっとしゃべりたかったってなるのかな
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- 2021年09月04日 21:45
- ID:B0siWVaX0 >>返信コメ
- 死なない世界だと思ってたけど物になるとかあるのか
それを死と捉えるなら戦争はヤバイ奴だけど絶望した漂流者にとっては救世主にもなりそうだが
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- 2021年09月04日 22:11
- ID:gjHuucFL0 >>返信コメ
- 話や展開を理解するというよりか、
そこの世界観や空気を感じ取るというか、そんな感じで見た方が
面白いかも。前回の塔とか今回の病気の世界も
独特の世界観で良いと思う。
-
- 2021年09月04日 22:14
- ID:qOmokhnS0 >>返信コメ
- 前話?で流星たちの箱舟にあった能力異物の赤い結晶って、
8話の疫病の結晶なのか
やばいことにならないか心配
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- 2021年09月04日 22:32
- ID:klQNbl8L0 >>返信コメ
- 何一つ分からなかったけど、世界は不気味で美しいと思った。
-
- 2021年09月04日 22:37
- ID:r6w4.dx60 >>返信コメ
- 最近Yahooニュースとかでこのアニメに関する記事がやたらに増えたな
何だかオッドタクシーとか100ワニに通じる胡散臭さを感じるわ
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- 2021年09月04日 22:49
- ID:X4NTpXvb0 >>返信コメ
- >>22
こういうやたらステマステマと言いたがる人何アピールなんだろ?
俺はそんなものには騙されない冷静かつ客観的なものの見方ができる人間だとでも言いたいのかな
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- 2021年09月04日 23:00
- ID:ON8wNYeu0
>>返信コメ
- なんかわからないけど、なんとなく観ちゃう
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- 2021年09月04日 23:02
- ID:X0zjmSZV0 >>返信コメ
- シンフォギアGの聖遺物になりかけた響を思い出したわ
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- 2021年09月04日 23:02
- ID:ON8wNYeu0 >>返信コメ
- >>22
それだけ注目されてるって事でしょカルト的に
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- 2021年09月04日 23:55
- ID:LDHAJdq.0 >>返信コメ
- やっぱり俺はただ「感じ取って」ってのは嫌やなあ。
いつかはこの話はこういう事なんですって解説が欲しい。
-
- 2021年09月05日 00:18
- ID:ZEjRQvlA0 >>返信コメ
- >>11
この村を病気でいっぱいにしよう
-
- 2021年09月05日 00:31
- ID:Mdz.uiBv0 >>返信コメ
- >>23
いつだったかのコメ欄で書いたけど、この手のサブカルアート系の作品には
「この作品がわかる俺は優れている」という層を一定数生み出してしまうけど、それの派生形で
「一見高尚に見えるこの作品の○○さが分かる俺は優れている」というパターンだね。
○○には好みの貶し言葉を入れよう。自分が優位に立てる単語なら何でもいいぞ。
これも通過儀礼的なもので多くの人が多かれ少なかれ発症する症状なのでいずれ反省する。
-
- 2021年09月05日 00:37
- ID:Mdz.uiBv0 >>返信コメ
- >>27
監督が自ら私小説的な作品って言ってたから
恐らく監督自身の中学3年あたりの心象風景や内面といったものの
メタファーが作品全体に散りばめられてるんじゃないかな。
俺は今のところそういった視点で見てる。
-
- 2021年09月05日 00:54
- ID:UWo2.mhJ0 >>返信コメ
- 瑞穂って初期と別人みたいにキャラ変わってない?
>>28
雛見沢?
-
- 2021年09月05日 01:13
- ID:UWo2.mhJ0 >>返信コメ
- アンケで2週間待てる人4人いるけど、それってプライベートじゃなくて、仕事の話?
-
- 2021年09月05日 01:59
- ID:1g7sGDZ80 >>返信コメ
- 作者の人、そんなに考えてないと思うよw
-
- 2021年09月05日 02:03
- ID:IdcI9q680 >>返信コメ
- この抽象的な感じ宮沢賢治の小説を読んだ時と似た気持ちになる
-
- 2021年09月05日 02:04
- ID:h9ia1QQ.0 >>返信コメ
- >>11
銃持ってたから999の鉄郎君と思った
-
- 2021年09月05日 02:05
- ID:1g7sGDZ80 >>返信コメ
- なんの音沙汰もなく2週間も待ち続けるなんて出来るかね
怒るどころか二度と会わないくらい心が離れるわ
-
- 2021年09月05日 02:05
- ID:OLfW2thH0 >>返信コメ
- ツダ犬の過去の後悔から長良に繋ぐてスレのが物語の流れの提示としてそうなんだろう
こだまは変わらない世界を望んでなかった万物を操るんじゃなく万物を見たかったんだろう
居場所が欲しかったてのは長良にも通じるものて事か
-
- 2021年09月05日 02:07
- ID:1g7sGDZ80 >>返信コメ
- インターステラーで宇宙船の中で一人きりで23年間待った奴居たけど、待たせた奴はちょっと遅れてゴメンって感じだったなw
-
- 2021年09月05日 02:11
- ID:1g7sGDZ80 >>返信コメ
- >>31
変わってるね。
ムリに可愛く描こうとしてる感がなんかちょっとなあ
-
- 2021年09月05日 03:52
- ID:bDJI.wEZ0 >>返信コメ
- さっぱり分かんないけどやっぱり見入っちゃう
わたしは雰囲気で楽しんでるけど最後まで何も分からないのはモヤモヤしたゃうから考察班頼んだ……
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- 2021年09月05日 05:39
- ID:55YhsHAj0 >>返信コメ
- 今回は特に思春期中学生の複雑な感情が印象的だったな
恐れ、悩み、憧れ、性癖の表れ、敵、などなど
青く燃える木は以前にも出てたけれど
何かしらの意味があるのか、長良たちと犬との接点なのか
-
- 2021年09月05日 05:46
- ID:oU.tJhzl0 >>返信コメ
- 結局「エヴァンゲリオン」が、コアなファン層をかつてない規模で拡大し、純粋オタ仕様のアニメなのになぜか考察厨に訴求するジャンルを開拓して、平成サブカルアートの旗手みたいに持ち上げられたことが、この手の自称「意識高い」系クリエーター層を悔しがらせ、あわよくば俺も、と思わせたんだろうな、という、20年遅れた作品かな。
考察のための考察を仕込んで、ドラマ自身には確信が持てないんで、頭良さげで空虚なセリフの応酬で誤魔化してるだけなんだよ。しかも販売がタワレコ限定とか、今更江口寿史を担ぎ上げるとか、90年代サブカル系クリエーターの怨念と言うか腐臭が鼻につき過ぎで痛いだけ。
こんなアニメ。律儀に最終話まで完走したところで、逆さに振っても鼻血も出ないよ。
-
- 2021年09月05日 05:50
- ID:55YhsHAj0 >>返信コメ
- 物語としては1つ成立した部分があるんだよね
長良の成長
もう床に寝そべってやる気なくスマホを眺めてた長良じゃない
他の諸々のことがどれだけ形作られるかだな
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- 2021年09月05日 06:33
- ID:TXaC41vW0 >>返信コメ
- >>33
典型的な物作りしたことの無いやつの感想
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- 2021年09月05日 06:38
- ID:KdJH3XTr0 >>返信コメ
- 「おすわり「お手」は出来て「撃たれた~」は出来ないという元人間だった犬の価値基準が良くわからないくらいのがどうでも良くなるくらい瑞穂ちゃんが可愛い。
-
- 2021年09月05日 06:42
- ID:GnWfxJvG0 >>返信コメ
- あのそばかすっ娘、なんとなく希に似てるな。
-
- 2021年09月05日 08:48
- ID:Mdz.uiBv0 >>返信コメ
- >>31
初期とは時間も経過して(少なくとも数か月?)周囲の人間環境が変化してきているんだもの
最初は生徒会の連中、特にポニーとの確執もあったけど
この世界での生活を経験していく中で人間関係も変化していくのは当然と思うよ
周囲の人たちのことが分かって素直さが出てきて、本来持っていた可愛らしさが出てきたってのは何ら不思議じゃない
-
- 2021年09月05日 10:31
- ID:wGhNlrPW0 >>返信コメ
- 津田健さん働き過ぎな
-
- 2021年09月05日 11:33
- ID:job7lDvE0 >>返信コメ
- なんで犬になってしまったのか?
その昔、あるロック歌手が「神(God)なんて逆から綴ればただの犬(dog)だろ」なんて言ってたのを思い出す
-
- 2021年09月05日 11:42
- ID:ZiSmGyC00 >>返信コメ
- ラジタニの世界観察、エース達の能力遺物を集める、はやとのようにノートに記録する、長良は全部引き継いだんだろうね。
そしてやまびこぱいせんの過去を通してエース達が拾った能力遺物の説明がされていた。
今まで見てきたクラスメイトから得た能力遺物の話と合わせると、やまびこぱいせんの話の意味するところも能力遺物が意味するところも理解・考察出来る。
次回は瑞穂の話みたい。これから瑞穂、希、長良の内面世界の殻を壊していくのかな、それはつまり自分自身を打破すること、神殺しの物語。
-
- 2021年09月05日 12:56
- ID:0kpZ9E1w0 >>返信コメ
- >>42
「考察のための考察を仕込んで」……その通り。作者は悶々としながらこの作品を作っている以上、そう簡単に視聴者に理解されては悔しいので、わざと難解に作っている。ゆえに、視聴者がイライラするのは作者の思う壺なので、気難しい珍獣を相手にしていると思って気長に構えるべし。
「ドラマ自身には確信が持てないんで」……その通り。この手の作品はドラマ(=時系列的なストーリー)には意味がなくて、寓話(何になぞらえているか)に全力を注いでいる。作者は外向きな怨念ではなく、内向きな「こじらせ」を発症しているということを見誤ってはいけない。今期だとブラドラブの押井も同じ。
「頭良さげで空虚なセリフの応酬で誤魔化してるだけなんだよ」……その通り。誤魔化す以上、隠したいもの(=作り手が本当に言いたいこと)がある。それがツマンナイことなのか、腑に落ちるものなのかは最終回を見れば分かる。前者ならストレス発散のためにこき下ろせば良いし、後者なら評価すればいい。結果、どちらに転んでも視聴者はデトックスできるという新設設計。
「逆さに振っても鼻血も出ない」……それは「一文無し」という意味の古風な表現だけど、その文脈だと誤用では?
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- 2021年09月05日 16:02
- ID:o8ZYeq8b0 >>返信コメ
- なぜか観てしまう。
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- 2021年09月05日 18:15
- ID:8L7TMTqn0 >>返信コメ
- 意識世界で考察中。元の世界(希は故人)は変えられないので、(希がいない)世界の見方を変える。そのために意識世界で成長してきた。長良(=エース)が起こした火災事故で希が犠牲になり、瑞穂が冤罪をかけられる(フィアンセが身代わり)。長良は罪を逃れたので父親の政策(数千の人がきれいな水を飲める)が実行され、救世主になったが、対価が見合わず心が漂流した。
やまびこは長良の弟で、こだまは希。長良には、「後悔ばかり」と言えば「後悔の天才」とポジティブに返してくれる人が二人いた。一人は優秀な弟。だけど、弟は病で命を落とす(ゴミ袋放置の理由)。弟を失って長良は荒れて学校の窓ガラスを割ったりした。そのときに現れたのが希(外見はこだまのほう)。
戦争はタナトス。ここでのタナトスは、破壊と再生の、破壊かな。やまびこ先輩(弟)が破壊されて(疫病を患ったシーンが少しある)、やまびこ先輩(長良)となって再生した。再生のきっかけになったのが、希。長良の心にある弟の世界に、希(こだま)が住むようになり、心も安定していたけど、希もまた失ってしまう。弟が犬だったから、希は鳥になって再生かな。能力はなりたい職業と考察中なので、希は医者。
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- 2021年09月05日 19:36
- ID:tpHBW1GO0 >>返信コメ
- >>46
「のぞみ」と「こだま」というネーミングに、二人の重複性が暗示されてるのかなと思ったり。
ついでに「こだま」と「やまびこ」も。
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- 2021年09月05日 20:29
- ID:byk6pkAe0 >>返信コメ
- 良く分かんないのに魅入る
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- 2021年09月05日 21:51
- ID:0c51yDl.0 >>返信コメ
- >>51
そもそもだけどこの作品は各話を通したストーリーはあんまり無くて、特に卒業式のシーンからは1話完結の短編集の要素が強いと思う。だから別に漂流自体が解決せず、彼らその世界で永遠に生きていくのでしたでもいいと思う。逆に漂流から長良の能力で脱出できましたとかだとセカイ系に落ち着いたのかと残念な気分になる。自分はキノの旅みたいな寓話的な話が好きだからこの調子で漂流世界の旅を描いて欲しい
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- 2021年09月05日 23:42
- ID:ZNo9zEhm0 >>返信コメ
- >>29
いやいや、サブカルアート作品で終わらしちゃダメでしょw
こういう地上波アニメ作品って1クールでも広報含めて億単位の金が動くんだからさ、監督?のよく分からん自慰的な作風で関係者を振り回すだけ振り回して、それで商業的に失敗したら目も当てられないよ
現にここのコメ欄だって過疎ってるし、世間的な注目度もかなり低いと思われるわけでね
だから今頃になって宣伝のゴリ押しが始まってるのかもしれないけど
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- 2021年09月06日 18:32
- ID:bboEhFc80 >>返信コメ
- あらゆるものを抽象的に見せるせいで考えるな感じろ系のアニメだって意見もわかるんだけど
その裏で世界設定自体はめちゃくちゃ練られてる予感を匂わせるせいでどうしても考えながら観てしまうわ
別の人があの方舟のコアは結晶化した人間のそれじゃなかったかとか考察してて言われてみればそうとしか見えなくなったし
もし仮にすべての描写に意味を持たせてるなら何より物語のオチが重要だと思ってる
今回の話はハッピーエンドへの布石のようにも感じられたけどね
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- 2021年09月07日 05:52
- ID:bHPJAzUG0 >>返信コメ
- ラジダニがいないと何か寂しい感じになってしまう。彼がいるとどこか安心感があった。
ラジダニまた合流しないかな?
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- 2021年09月07日 05:59
- ID:yzmWYsO30 >>返信コメ
- [やまびことこだまの関係]
単語の意味はほとんど同義で’声や音が山や谷などに反響する’こと。名前はふたりの関係を比喩している。
こだまがやまびこに意見を求めても、こだまが正しいとか、こだまの考えに従うとしか、答えず、やまびこは意見をぶつけなかった。
そのため、こだまの意見はむなしく二人の間で反響するだけとなっており、名前がふたりの関係の比喩となっている。
また、名前に二重の比喩が込められてる。
やまびこは’山の神’の意味もあり、祝祭の村や森がやまびこの心の内側を具現化する能力で具現化した世界と言っていることから、まさに彼はこの世界の神である。
こだまは’木の精’の意味もあり、こだまの死後、彼女の墓から育ったと思われる祝祭の森の巨木は彼女の魂を宿しており、彼女が木の精になったとみなせる。
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- 2021年09月07日 06:01
- ID:yzmWYsO30 >>返信コメ
- [ハテノ島の巨木と祝祭の森の巨木の関係]
ハテノ島の巨木と祝祭の森の巨木は表裏一体であり、それぞれやまびこの世界の外側と内側を象徴している。
また、ハテノ島の巨木はやまびこの世界への出入口でもあると思われる。
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- 2021年09月07日 06:02
- ID:yzmWYsO30 >>返信コメ
- [ハテノ島の巨木が燃えていた理由]
ハテノ島の世界で青く燃えるのは対価なく与えられた物というルールがある。ハテノ島の巨木がやまびこの世界を象徴していることから、
やまびこの世界の内側がこだまとその仲間たち対価なく与えられた状態になり、やまびこの世界の外側で青く燃えていたと考えられる。
2話、冒頭で瑞穂が巨木を見てるシーンは、巨木が青く燃えているのが不思議だったので眺めていたと思われる。
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- 2021年09月07日 11:11
- ID:GiIuDrUM0 >>返信コメ
- 感じる系は好きだから見入っちゃうな
何もかも説明してもらわなくちゃ困るって人は見ない方が良いと思う
見る人を選ぶ作品
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- 2021年09月07日 12:26
- ID:yzmWYsO30 >>返信コメ
- 水面上でこだまが作ったスープをやまびこが飲むとき涙を流したが、その涙が水中に落ちたあとで指輪やイアリングなど変わったように見えた。これは後で何かの伏線になるかもしれない。
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- 2021年09月07日 19:48
- ID:yzmWYsO30 >>返信コメ
- [やまびこの覚醒と能力遺物]
5千年間、閉じこもっていたやまびこが己の世界から出られたきっかけは、明確なところは不明だが次の要因が挙げられる。
①瑞穂が大量の札束をハテノ島全域に降らせて燃やしたこと。
②ハテノ島の巨木の傍で瑞穂・希・長良が会話してたこと。
また、やまびこが己の世界から出たことが世界攻略の完了となり、ハテノ島の巨木の中に能力遺物である”万物の力:M”が残された。この能力遺物は巨木の木の精であるこだまの能力が結晶化したものと考えるのが自然である。
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- 2021年09月07日 19:50
- ID:yzmWYsO30 >>返信コメ
- [戦争の能力と目的]
戦争は心の傷が腫瘍となって具現化する世界・キズアートを持ち込んだと言っていたが、キズアートが彼の能力だとしてもおかしくはない。
最初、彼は結晶化していたが、祝祭の村の人々の心を傷つけることで、逆に癒されて彼の結晶化が直ったと思われる。人の心を傷つけて癒されるとはかなりのサイコパスである。漂流したことが原因で性格が屈折したのか、元からそうだったのかは不明。
彼が神殺しを目指しているとやまびこが言っていることから、最終的な目的は、漂流世界の神を殺して漂流世界を終わらせたいのかもしれない。
そうだったとしても、彼のマントにある勲章もどきの話をこだまにしたとき、人を百人、千人、1万人、殺したらもらえると楽し気に話しているから、実際に殺したのだろうし、ただ単に殺すことを楽しむだけの最低のサイコパスである。
今後、長良達の前に立ちはだかる障害になる可能性が高い。
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- 2021年09月07日 20:01
- ID:y01iM7000 >>返信コメ
- 意識世界で考察中。長良と希の関係や、漂流が二度目という考察をしてみる。
長良の家族は、長良、両親、弟(やまびこ先輩)、妹(上海)。弟は長良の理解者で、話しかければ応えるやまびこのような存在。弟を失い(赤い結晶から血液のがん、白血病と推測)、長良の最初の漂流が始まり、学校で窓ガラスを割ったり素行が悪くなる。両親は離婚し、長良は山田から姓が変わる。エースは、長良が理想とする息子や兄。きれいな水で数千の人を助ける父親の政策(または事業)を、将来継ぐように言われている。
現実世界の希は、生徒たちの悩みを聞いてくれる良き相談相手。能力のMはマインド。流れ星を眺めながら、長良が弟の話をすると、希が「ぼくが、きみのこだまになってあげるよ」と言って、最初の漂流が止まる。将来、父親の仕事を継ぐ長良に、希は自信を持たせるために、"救世主"になることを勧めた。長良は希を信じて救世主になったが、心の傷を深めてしまった。
希は病気だったと考察する人がいたけど、自分もそちらに傾きつつある。弟と希は、同じような性格で、病気も同じ白血病だったから、希を失ったあと、長良の二度目の漂流が始まった。素行が悪くなり、煙草に手を出して火災事故、瑞穂に冤罪。こだまとやまびこの会話は、入院した希と長良の会話かな。エース(長良の理想)が見つけたこだまの遺物(救世主になる)では戻れなかった。毛玉(野球を楽しんだ気持ち)のほうで戻れる気がする
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- 2021年09月07日 20:20
- ID:yzmWYsO30 >>返信コメ
- [希と長良達の時間差]
希と長良達に時間差が発生した要因は、一つの世界に留まっているか、多くの世界を渡り歩くか、の違いにあると思われる。
特殊相対性理論では、時間の進み方は測定する人の運動状態によって異なる。つまり、低速度で移動する人は時間の進み方が速くなり、高速度で移動する人は時間の進み方が遅くなる。これに照らし合わせると、希は低速度で移動した状態、長良達は高速度で移動した状態が該当する。これはやまびこにも該当する。
ただし、漂流世界は夢の世界である可能性が高いから、その場合は、各人の意識の差が主体時間の進み方の違いになって現れたとみるのが自然である。
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- 2021年09月08日 14:34
- ID:DNQZM6FH0 >>返信コメ
- ある曲を聴いてそれが良いか悪いかを
理屈じゃなくて体感的な感覚で判断するように
自分にとってこの作品の面白さは理屈よりももっと単純な心地好さである
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- 2021年09月08日 21:13
- ID:myU.ROcB0 >>返信コメ
- 雰囲気は凄い好みな回だった
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- 2021年09月08日 23:54
- ID:2aAhliVd0 >>返信コメ
- >>29
サブカルアート系が分からんという事に妙な劣等感を持ってしまう人が過剰に貶すってのもある。どこか惹かれるものがあって本当は分かりたいと思ってるからこそ8話まで見ちゃってる訳だし。男に歌プリの良さは分からんとかマゾじゃなきゃ長瀞さんの良さは分からんとかその程度の話だから劣等感なんて持つ必要無いのにね。
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- 2021年09月08日 23:56
- ID:4rbjMjsr0 >>返信コメ
- キリン、アルパカ、犬。
ツダケンの動物シリーズが充実していく。
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- 2021年09月09日 00:33
- ID:MLvvtstj0 >>返信コメ
- >>57
こういう売れるかどうか見通しの立ちにくい新しい試みに挑戦できる市場があるからこそ日本アニメは文化として強いんだよ。稼ぎ手の王道作品も必要ではあるがそれしか作れなくなったらジャンルとして全体が飽きられて終わる。ゲームとか映画とか他の創作ジャンルでも遍く存在する構図な。
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- 2021年09月09日 03:04
- ID:Mc6efNiN0 >>返信コメ
- >>73
そういうのは自主制作映画とかでやって下さいね。
地上波アニメにはふさわしくないよ。商業的にペイしなくて多大な損失となるのは目に見えてるし、そうなればそのジャンルそのものが批判に晒されかねない。
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- 2021年09月09日 08:26
- ID:MLvvtstj0 >>返信コメ
- >>74
それがまさに王道しか作れない状況な。幸い日本アニメはそうではないという事をSonny Boyみたいな作品が示してるって話。コケ続けりゃ監督は仕事が無くなるし投資者ならご愁傷様だがジャンル全体としてはその失敗を吸収出来る程度には儲かる市場があるって事だから。
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- 2021年09月09日 09:34
- ID:uI8KKfTL0 >>返信コメ
- >>45
「おすわり」「お手」は出来て「撃たれた~」は出来ない のは
「撃たれた」が(彼女を殺した、大嫌いな、)「”せんそう”への敗北」を想起させるからだと思う。
この部分は全然難解じゃないと思う
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- 2021年09月09日 09:39
- ID:uI8KKfTL0 >>返信コメ
- こだまの能力の名前が「M」の理由
彼女の能力が「万物を司る力」であることから、理論物理学の「M理論」(超弦理論みたいなやつ)から名前をとったものと思う
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- 2021年09月09日 09:43
- ID:uI8KKfTL0 >>返信コメ
- >>50
俺には能力遺物の意味が分かりかねるので、わかる人には説明してほしいな
生物のように動くパソコンのマウス とか 匂いが変わらない猿の毛玉 とか、そういう物体の存在にどんな意味があるのか。
そもそも「世界をクリアすると能力異物が貰える」って設定はどういうことか、クリアすることの意味、および、クリアした世界はその後どうなるのか。
全然わからない、たすけて
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- 2021年09月09日 10:14
- ID:uI8KKfTL0 >>返信コメ
- 「ハテの島」(長良たちが学校からたどり着いた世界)と「祝祭の森」(やまびこがこだまと出会った世界)は
・同一の世界(5千年経過しただけ)?
・同一の世界だがルールが変わった(やまびこの意識の変化により)?
・別の世界?
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- 2021年09月09日 15:36
- ID:aq9MdJi30 >>返信コメ
- >>78
世界/能力を理解した結果が能力遺物ではないだろうか
わかりやすいのは猿毛玉
猿の審判はどんな状況でも野球のルール=自己を曲げなかった
それを理解した長良が手にしたのは何があっても匂いの変わらない「不変」の毛玉
他の能力遺物も難しいが考察はできるはず
方舟の動力である結晶はこだま・やまびこ・戦争の3つの能力が絡んでいて特にややこしい
つづく
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- 2021年09月09日 15:38
- ID:aq9MdJi30 >>返信コメ
- >>78 つづき
クリアすることの意味
攻略することとは理解すること。理解しなくても世界はそこに在るが理解すれば認識は変わり世界も変わる
変化を望むなら全ては理解することから始まる
攻略した世界はその後どうなるか
数式が解けても解けなくても数式自体はそこにある
解を導き出せた数式で在るか否かという状況の変化でしかない
ただし、数式が書かれたノートが無くなる、つまり誰からも認識・観測されなければその世界は存在しないことになるだろう
書くのが下手でわかりにくくて申し訳ない
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- 2021年09月09日 21:23
- ID:0ogmp6Tr0 >>返信コメ
- >>73
ホントにその通り。別業界だが、それに通じる話だと思うので実体験を書いてみる。
昔バイトしていたレンタルビデオ屋はオーナーの税金対策で運営されていて、儲けを出すことが目的ではなかった。それ故かどうかわからないが、映画に関しては古い名画やマニアックなものから最新のヒット作まで幅広く一通りそろっていた。
ヒット作はしっかり回転して売り上げ出すし、幅広く揃えているから映画好きのお客さんも付いて、マイナーなものもそれなりに回っていたんだよね。
しかし途中でオーナーが変わり、品揃えは一変。回転のいい最新のヒット作を大量に仕入れるようになり、回転の悪いマイナー作品は隅に追いやられ数も減らされてしまった。
するとどうなったか。確かに瞬間的に売り上げは上がったが、それまでに付いていた映画好きなお客さんが離れてしまった。店に対する信頼を失ったんだよね。
客層もミーハー層が大半を占めるようになったけど、ミーハー層はヒット作にしか手を出さないし、そんなにしょっちゅう借りに来ない。
結果、店に活気がなくなり、品ぞろえも良く規模の大きいツタヤが台頭してきたこともあって店はつぶれた。マイナー作品も含めた幅広い品ぞろえをキープしていれば映画好きのお客さんは残って暫く営業を続けられた可能性はある。
売り上げを目的にすることで寿命を縮めてしまった、という話。
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- 2021年09月09日 21:36
- ID:fmNHWcxF0 >>返信コメ
- >>78
分かりやすいとこ探して他に当てはめてみるのがいいんじゃない?
個人的には暗幕スカートが分かりやすいかな。
引きこもって自分の世界を創っちゃうって負の方向だけどすごい力(能力)。そして問題が解決されてその世界から出てくるとそこで能力遺物が出来て誰でも使えるようになる。
マウスとか猿毛玉は人格が見えないけど、その世界の問題をときほぐすとその世界を形作っていた力が外に出てくるのは同じ。
能力遺物とは、外と繋がった後個々の世界には必要なくなった力なのだろう。
意味は長良達が付けようとしてるんじゃないかな。
思春期男女が自分(の世界)の殻を破って外の世界と繋がって少し大人になる前の(自分の)世界を形作っていた力(能力遺物)を沢山すくいとってそこに意味を見いだそうとしてるのでは。
それは普通の世界だと成長したらもう意味をなさずすっかり忘れ去られる類のもの。漂流してる彼らだからこそ意味のある行為。
-
- 2021年09月10日 08:54
- ID:KOa.x5ur0 >>返信コメ
- みんなコメントありがとう
理解が進んで、いっそう楽しめそう
こちらBS朝日視聴組なので今晩が楽しみ
最終話までよろしくお願いします
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- 2021年09月11日 06:29
- ID:jeqtZclA0 >>返信コメ
- いつも映像がキレイというか強い印象を与えるけど今回は特に印象に残るシーンが多く
「構図の優れた映画はどのシーンを静止画で抜き出しても一枚の綺麗な絵画になる」なんて言葉を思い出すカッコ良さがある
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- 2021年09月12日 07:03
- ID:qEw75V8O0 >>返信コメ
- コメ欄が信者10人程度で回してる感じしかしない
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- 2021年09月12日 07:36
- ID:CVbFdC570 >>返信コメ
- >>86
作品を楽しんでいる人がそれぞれ思ったことを書く
人数が多かろうが少なかろうがそれは健全な事と思うが
何か問題あるか?
-
- 2021年10月28日 13:39
- ID:.EdkrvId0 >>返信コメ
- >>7
あぁ、「万物の力」・・・
-
- 2021年10月28日 13:55
- ID:.EdkrvId0 >>返信コメ
- >>72
トカゲも入れてあげてください
-
- 2023年01月03日 10:19
- ID:sy3a2BJs0 >>返信コメ
- この回が個人的には一番印象的だったけど
今(2023)話題のぼっち・ざ・ろっくの斎藤監督が絵コンテ・演出・作画監督・原画を務めていると知ってちょっと嬉しい
…コメントについて…
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