第46話「蝶を夢む」
ポートマフィアが探偵社を救助する対価が「社員一人の移籍」であると聞き、森が自分を目的に提示したことを汲んだ与謝野は憤る。フランシスは、昏睡状態のマーガレットを治癒することを条件に「神の目(アイズオブゴッド)」の使用を許可するという。だが、彼は勝算のある方に与する男だ。罠の可能性もある中、与謝野は一人で取引場所へ向かった。彼女がポートマフィアを厭う理由――。その因縁の始まりは、大戦末期の戦場で「天使」と呼ばれた11歳の少女が見た地獄にあった。
脚本:榎戸洋司 絵コンテ:タムラコータロー 演出:森川さやか
作画監督:飯山菜保子・下條祐未・菅野宏紀・阿部愛由美・服部總志
脚本:榎戸洋司 絵コンテ:タムラコータロー 演出:森川さやか
作画監督:飯山菜保子・下條祐未・菅野宏紀・阿部愛由美・服部總志


『取引だ。俺のために治癒異能を使え。対価に探偵社復活の糸口となる情報をやる』

『この取引…罠じゃないかな?』

与謝野『!』
谷崎『与謝野さん…どこに行くんです?』

谷崎『取引に行く気ですね。罠かもしれないのに。なぜ?』
与謝野『…』

谷崎『そんなにポートマフィアに入りたくないんですか?』
与謝野『…』

《社員一人の移籍!?笑わせるな!あんたの狙いはこのあたしを手に入れることだけだろ!》

谷崎『それなら僕がマフィアに入ります。僕の異能・細雪もマフィアには有用なはずですから』

『だから理由を教えてください!マフィアのボスと過去に何があったんですか?』

『ひょっとして…猟犬の言っていた死の天使と何か関係があるんですか?』
『はぁ…これ以上気を遣わせるわけにいかんか』

与謝野『いいよ。歩きながら教えてやる』

与謝野『昔社長と森先生は三刻構想の盟友だった』

与謝野『でも今では敵同士だ。なぜだと思う?』
谷崎『そういえば…』

与謝野『…』

与謝野『あたしのせいなんだよ…』


与謝野『太平洋上に突如出現した島、常闇島。夜しかないその無国籍島が大戦末期の主戦場だった』

与謝野『オーロラの電磁波が電子機器を破壊するため島では前近代的な白兵戦が繰り広げられていた』


『いつまで寝てんだい!ダメ兵士ども!』

『異能力!君死給勿!』


「見える…目が見えるぞ!」

「足が…俺の足がある!」
『弱いから怪我すんだろ!さっさと前線に戻んな!』



「すごい!奇跡だ!」
「君こそ我等が神ー!」
「君の姿を法体像にさせてくれ!是非祀らせてほしい!」
『作るな!鬱陶しいー!!』

『私の与謝野君がそんなにお気に召したかね?』

「森衛生科長殿…決してそのようなことは…」
「やばい…殺される…」
「臓器を薬漬けにされる…」

『「私の与謝野君」って…いつあたしがあんたのものになったのさ?森先生』

『耳を食いちぎるよ』
『だって私は君の上司だろう?その態度と口のきき方を矯正させる権限もあるのだよ』
『軍規なんて知らないね。先週まで駄菓子屋の店番だったあたしをあんたが無理矢理徴用したんだろ』

『その気の強さ…いい!』

『ん?』

『死にかけた直後に小説かい?』
『小説じゃない。これは詩集だよ』
『はぁ?』

『あんたねぇ。泣いて感謝しろとは言わないけどさ。完治した分ちょっとは早く戦闘に戻ろうって気概はないのかい?』
『感謝はしてるさ。だからこれを君に送るよ』

『あ…あたしの蝶…?』

(いや…これは…金属?)

『ありがとう。天使さん』

『てっ…天使!?』


『けど…今のどうやったんだい?あんたの異能力?』

『たいした能力じゃないさ。君のように世界を変えるほどの力はない』
『あたしが世界を?そんなわけ…』

『一兵卒だから見えることもある。異能力ドクトリン、欧州列強が発明した異能力戦争は戦争の概念を変えつつある。我々が敗れぬためには一刻も早くその価値を軍上層部に証明せねばならない』

一兵卒『だから森衛生科長は君を入営させた…でしょ?森衛生科長』

森『私が創造した不死連隊論文を読んだのか?』
与謝野『何の話だ!』
森『あれは軍の機密文書のはずだが?』
与謝野『軍上層とか不死とか何の話だ!』

『あたしはただ人の命を助けたくて来ただけで…』
『行こう。与謝野君。次の怪我人が待っている』

森『エリスちゃん。次のカルテを』
エリス『はい。ご主人様』

「くそ!連中あんな近くに陣地を!ナメられてるぜ!」

「言いたくないけど妥当だよ…こっちにはあの距離まで届く火器すらない」
「装備と頭数も圧倒的劣勢…このままじゃ…」

「負けやしないさ!俺達には天使様がついてる!」
「だよな…」
「ああ!大丈夫だ!」

『はっ!おい!』

『みんな伏せろー!!』



『うわーっ!!』

『はぁ…はぁ…はぁ…』

『右腕がある…』

『体は平気かい?』

『君の方こそ随分疲れた顔だね…』
『疲れもするさ。一度に80人も治療したんだ』

『一番の重症は体が半分吹っ飛んだ奴さ。異能力で体は治ったけど心までは戻らなかった…今は自分の名前すら言えない』
『それ以外のみんなは?』
『死んでない奴は前線に戻ったよ。人手不足だからね…』

『何が天使だよ…これじゃあ殺すために治すようなもんじゃないか…』

『そうじゃない』
『え?そいつは…?』
『回数を数えてるのさ。君に命を救われた数を』

『今日でちょうど5回目だ』

『この正の字が僕は好きでね。成したことを数えて正の文字が完成するたびこの世に一つ正しさが増える気がするんだ』

『これが君の正しさだ。君がいなければ僕は故郷の両親や弟に二度と会えなかった。君がいてくれてよかった』
『ありがとう…』

『その…あたしも…』
「おい!上等兵!戦線は逼迫してる!治ったならすぐ戻れ!」

『だけど…みんなの奮闘を笑うように戦況は徐々に悪くなった』

『兵士が治療される間隔が3日に1回になり』

『1日に1回になり』

『やがて1日に3回になった。それは最早戦争の体を成していなかった。突っ立って嬲られてるだけだ』

『これが普通の軍ならとっくに諦めて撤退してたろう。でもそうはならなかった。あたしがいたから…』

「痛い…」
「俺の足が!」
「もう許してくれ…」
「もう前線に行きたくない…」
『右腕頭骨骨折だね。治療だ』

「父さん…母さん…すぐ帰るから…」
『治したくない…』

『彼の怪我を放置すると?』
『ああ…そうさ…後方で療養させてやりゃいい!』

『成程。この戦場から彼を逃がしてやりたいわけか。困ったねぇ。私は立場上君に命令せねばならないが少女のお願いには弱くてねぇ~』

『だがお前は別だ。やれ!』

森『侍を知っているね?彼らは銃と砲による戦争を理解できず滅びた』

森『その後の大戦では戦車はただの砲塔ではなく素早く適地を蹂躙する怪物だと定義した国が敵を虐殺した』

森『さらに海戦では航空機が海の主役になると見抜けなかった方が敗れた』

『そして今!異能が戦争を変えつつある。天下を軍に理解させるのが君の役目だ!』

『やれ!でなければ国が亡ぶ!』

『断る!あたしは目の前の命を助けたいだけだ!!』

『…いいだろう』


『ああっ…ううっ…』
『さて。これで瀕死だ』

森『治せ』

与謝野『誰もこの戦場からは出られない。あたしの似顔絵を描いてくれた兵士も、妹に似てると頭をなでた兵士も、美味しいコーヒーを淹れてくれた兵士もみんな死んだ』

与謝野『あたしさえいなければただの怪我でここから出られたのに…』

与謝野『「全滅」って言葉があるだろ。あれは兵士の半数が「戦闘不能」になった時使う言葉だ。半数が「死亡」じゃなくてね』

与謝野『つまり半分が怪我をすれば軍は撤退し戦いは終わる』

与謝野『けど…あたしがいる限り撤退はない。だから負けない』

与謝野『負けるってのは人の権利だ。なのにあたしは負けを奪っちまった。負けを奪われた軍隊の堕ちていく先は一つだけ』

「取り押さえろ!」
「短剣を奪え!」

「その女のせいでみんなが死ぬ!こんなもの…戦争じゃない!!」

与謝野『それは…あたしが身内の兵士に命を狙われた日のことだった…』

『あ…髪飾りがない…どこかに落としたんだ…あの人に貰ったのに…見つけないと…』

《与謝野さん…君に伝言を頼みたい》
『この声…』

『帰ると誓った…けど君の異能力…その正しさに教えられたよ。誰の心にも限界はある』

《君を天使だと言っただろう…でも君はそれ以上だ》

『君は戦場に君臨する…死の天使だ』

《僕の家族にさよならを伝えてくれ》

『!』





『あ…ああ…』

『ああ…ああーっ!!ああーっ!!』

『そこからの記憶は正直曖昧でね。話じゃ基地空母を沈めようと爆薬を仕掛けて逮捕されたらしい』
『…』

『戦後もあたしは施設に隔離され続けた』

『ま、鍵が開いても自分で出たとは思えないがね』

谷崎『じゃあその与謝野さんを助け出したのが探偵社だったんですね?』
与謝野『だったらよかったんだけどねぇ』

与謝野『助け出したのは最悪な奴さ。あれは敗戦から3年後』

『ようやく見つけたよ。もう一度君の力が必要だ』



福沢『彼女を再び地獄に引き戻すだと!それが人の所業か森先生!!』
森『彼女こそ三刻構想の、街の平和の要です』

森『強大な現ポートマフィアのボスを打破するには与謝野君が率いる不死連隊が最適解!』
福沢『何が最適解か!貴君の論理には心がない!!』

『心?戦争とは心を排除した方が先に負けるゲームです!』

『ならば!貴君との同盟も今日限りだ!』

『今日限りなのはあなたの命です!』



『は~やだやだ。大人の喧嘩は妙に理屈っぽくて』

『ああ。これはね。社長が戦ってるうちに君を逃がす。そういう作戦』

『戻して…』

『ん?』
『戻して…外に出てはいけない…』

『なぜ?』
『あたしの異能力は命を簡単に救う…だからあたしの周りでは命の値段が安くなる…これ以上…生きてるわけには…』

『はぁ…馬鹿らしい。どうでもいいよそんなの。嫌なら異能力使うのやめれば~?』
『それができたら…』
『できるわけないって?なぜ?君の治癒能力がすごいから?君の力をみんなが利用しようとするから?』

『違うね。僕の超推理が世界一の異能力。あとはどうでもいい能力。僕がいれば全部解決するからね』

『僕の力を疑うなら証拠を見せようか?』

『ふふん』



『あ…これは…』

『なんで…!?これのことは誰にも話してないのに!』

『古い基地空母で見つけた。ほ~らね。僕はなんでもわかる。試しに何か聞いてごらん。何でも答えるよ』

『なら…あたしは…これからどうすればいいの…?』

『大切な人があたしのせいで死んだ…きっとこれからも同じ…あたしの意志とは別にこの力を利用しようとする人間は必ず現れる…』

『あたしが生きていい場所なんて本当にあるの!?』

乱歩『ある。この世には君を必要としない場所が一か所だけある』

『君は武装探偵社に入れ』

『君の異能が欲しいんじゃない。欲しいのはその優しさだ』

乱歩『誰にも死んでほしくなかったんだろう?だからそんなに苦しんでる。その優しさがあるから君を誘いたい』

『能力なんかなくたっていい。その優しさに意味があるんだよ』
『うっ…ううっ…!』


『…』

谷崎『与謝野さん?どうしました?』
与謝野『なんでもない。さぁ行こう。取引場所はその扉の先だ。なんとしても…探偵社を救うんだ!』

《この世には君を一か所だけ必要としない場所がある》

(探偵社は…あたしが生きていいただ一つの場所なんだから!)






つぶやきボタン…
最初はよかったのに地獄になっちゃった…
軍人の覚悟も何もなくただ人のためになることしにきたというだけの少女にはきつすぎる
森さん鬼か…合理主義の鬼…
乱歩に救われたなぁ…いいこと言うじゃん
福沢と会った頃は天才には人の心がわからない状態だったのに成長したなぁ
軍人の覚悟も何もなくただ人のためになることしにきたというだけの少女にはきつすぎる
森さん鬼か…合理主義の鬼…
乱歩に救われたなぁ…いいこと言うじゃん
福沢と会った頃は天才には人の心がわからない状態だったのに成長したなぁ
![]() |
「文豪ストレイドッグス 4期」第46話
ヒトコト感想
新着話題
関連リンク
関連商品
KADOKAWA アニメーション
ラックライフ
ランティス
2023-01-25
コメント…2023年冬アニメについて
-
- 2023年03月07日 20:55
- ID:6vHT2REo0 >>返信コメ
- 乱歩さんが翁から受けた恩を今度は与謝野先生に手渡す
げに優しきは恩送りの系譜
-
- 2023年03月07日 21:08
- ID:TrCh7fjV0 >>返信コメ
- 救いとか失意とか色々インパクト強くて胸の中で感情ぐじゃぐじゃになった
-
- 2023年03月07日 21:23
- ID:KXNz2lsu0 >>返信コメ
- 与謝野先生、乱歩さんに救われたのに大分スレたなあ…
-
- 2023年03月07日 21:30
- ID:mqKFv1Hc0 >>返信コメ
- 乱歩さんが探偵社創設によって救われたように与謝野さんも乱歩さんに救われた。(2期の時も言ってたもんね。)
-
- 2023年03月07日 22:03
- ID:AW8Egfk40 >>返信コメ
- つらい・・・見ているこっちが心が折れそうになる
森さんはほんとに心がないな
端折ったとは思うけど、瀕死の重傷じゃないっぽい人も治ってるのはちょっとおや?って思った
-
- 2023年03月07日 22:36
- ID:bjdlQ0Vp0 >>返信コメ
- 与謝野さんは「国」のためではなく、あくまで「人」のために来たのにこの仕打ちは救われないなぁ
しかも森さんも私利私欲のためではなくあくまで「国」のためっていうのもあって彼だけを責めることもできないのがなあ
-
- 2023年03月07日 22:42
- ID:bjdlQ0Vp0 >>返信コメ
- 武装探偵社は、ほんとに社員全員にとっての大切な居場所なんだなと改めて実感した。
敦君や鏡花ちゃん、乱歩さんや与謝野さん、その他の人たちにとってもほんとに全員の「帰る場所」なんだなと思った。
早くみんなが笑顔になるところを見たい‼
-
- 2023年03月07日 23:08
- ID:c138ubH.0 >>返信コメ
- 戦場でドクターキリコが感謝されていたのがよくわかる
-
- 2023年03月08日 00:08
- ID:so0aPhKL0 >>返信コメ
- 森先生の手段を選ばない姿勢は好きだけど、今回はなぁ。メンタルが人間のパフォーマンス与える影響を過小評価しすぎてる。命令通りにパフォーマンス出来たら、戦争で「士気」なんて言葉は生まれないのにね。森先生頭いいし、人の心を意識しなくなったキッカケは絶対あるよね。その辺原作で掘り下げられたりするのかな?
-
- 2023年03月08日 00:11
- ID:Qruwb.yP0 >>返信コメ
- 乱歩さんかっこよ
普通ならこれ与謝野さん惚れてるけど
普段はTHEダメ人間だから今の関係になったのかな
-
- 2023年03月08日 00:32
- ID:5mBzStTn0 >>返信コメ
- >その後の大戦では
突撃してる戦車が現用のM1エイブラムスだわ。
-
- 2023年03月08日 00:51
- ID:Q4xdYTlb0 >>返信コメ
- そして今ではインターネットのおもちゃに
-
- 2023年03月08日 01:32
- ID:s5MVOKBA0 >>返信コメ
- ボスは与謝野先生の力借りるの諦めて主治医として潜り込んで太宰発掘して暗殺してるのやべぇな
-
- 2023年03月08日 01:33
- ID:l.ZbJ4S80 >>返信コメ
- >福沢『何が最適解か!貴君の論理には心がない!!』
>森『心?戦争とは心を排除した方が先に負けるゲームです!』
これ森先生の言ってること逆じゃね?
心を排除した方が勝てる、と考えてるのかと
-
- 2023年03月08日 02:37
- ID:EHmUWU1V0 >>返信コメ
- この回見た後に2期のポオと対峙して2人が小説の中に引きずり込まれた回見るとまたくるものがある
-
- 2023年03月08日 04:17
- ID:aice.d.s0 >>返信コメ
- >>13
子孫が文ストの与謝野先生のアイコン使ってるのおもろい
-
- 2023年03月08日 07:00
- ID:ca92ZrQi0 >>返信コメ
- 与謝野さんが乱歩さんに対しては敬語な理由がわかった気がする。
今期は過去編からずっと乱歩さんが真の主役に見えるわ。敦君…
幼少期の与謝野さんが駄菓子屋の店番だったというのは、実際の与謝野晶子の実家が和菓子屋で20歳ごろから後の夫となる鉄幹と出会うまで店番をしてた事をアレンジしたのだろうか。
「現代に生きようとする勇者は現代に打勝たねばならぬ」
(与謝野晶子)
-
- 2023年03月08日 07:05
- ID:oN9wSR9m0 >>返信コメ
- 与謝野先生…かすり傷程度の谷崎や、治療が必要ない敦君を喜んで解体してたよね?
命は大事という根幹は変わっていないけど、ふり幅が極端過ぎるだろう
-
- 2023年03月08日 08:01
- ID:TeVrdB9R0 >>返信コメ
- 突然出現した常闇島って何者…オーロラ出てるし夜しかないって、もしかして極夜?太平洋のどこにあるんだこれ…
そもそもこの世界の地球って地磁気や自転軸が現実世界の地球とは違うのか?
この世界、本とか荒神とか、異能力以外にもわからんものが色々あるな
-
- 2023年03月08日 08:02
- ID:TeVrdB9R0 >>返信コメ
- 14年前が大戦末期なのか…けっこう最近で驚いた(前にこの情報出て自分が忘れてるだけ?)
欧州列強の異能力者はロシア勢以外あまりまともに出て来てなかった気が(メタ理由かもしれないが)
悲劇なる日曜日の描写によると、(嘘・誤認・例の本による改変ないものと仮定して)大戦末期に停戦論者を暗殺してたのが福沢さん?
-
- 2023年03月08日 08:04
- ID:TeVrdB9R0 >>返信コメ
- 正しさは武器だ、君の正しさはいずれ周囲を焼き尽くす、のくだりを思い出した。
それから、今回の与謝野さんで鏡花を思い出して、「誰かに生きてていいと言われなくちゃ生きていけないんだ」とか。
必要とされない、が救いになることもあるんだな
-
- 2023年03月08日 14:07
- ID:EHmUWU1V0 >>返信コメ
- >>18
原作だと幼少期の与謝野さん和菓子屋の店番だったからアニメで変えたか和菓子屋って言ってるけど駄菓子屋に聴こえてここの表記が違うかのどっちかだと思うよ
-
- 2023年03月08日 15:11
- ID:MgiFrviU0 >>返信コメ
- なおこの常闇島では猟犬の隊長さんが戦っていた模様
-
- 2023年03月08日 17:14
- ID:mIPuaDs80 >>返信コメ
- >>10たぶんこれ上層部のメンタルに異能の重要性を刻み込むためだぞダカラ非人道的なんだが
-
- 2023年03月08日 18:24
- ID:aRvCfijv0 >>返信コメ
- >>7
彼女も自分の子孫が、自民党って言う「国」に殉じて亡くなったのなんと感じてるやろ
-
- 2023年03月08日 21:02
- ID:EHmUWU1V0 >>返信コメ
- >>21
-
- 2023年03月08日 23:01
- ID:5nYGy1Ci0 >>返信コメ
- 原作に忠実に作ってくれて本当にありがとうと言いたい
とても好きな話だったからすごく嬉しい
社長が乱歩さんに生きる場所を与えてくれたように、乱歩さんが与謝野先生に生きる場所を与えてくれたんだね
-
- 2023年03月08日 23:13
- ID:vmCxWfbf0 >>返信コメ
- いわゆるサイコパスって森先生みたいな人を言うんだろうな
目的のためなら心をも厭わないというか
-
- 2023年03月09日 00:12
- ID:mCblsiou0 >>返信コメ
- あんだけの目に遭わされてまだ森先生呼びなんだな
-
- 2023年03月09日 01:05
- ID:VdYDfL500 >>返信コメ
- 今週分(47話)を見てこの話し(46話)分を見たら、
パチンコで言う確定演出だったってことがわかった。うほーいいと言うよりかは、朝開店から来店して夕方になってスタッフが閉店準備してる時に来た確定演出出て「銀玉」が溢れてくる「ようやくキタコレ」の瞬間なんだなって。ただそんな客居たら「おーい、兄ちゃん?」って声かけたくなるけど。
_(:3 」∠)_ネタバレしない様にヒント書くの大変
-
- 2023年03月09日 01:52
- ID:y6Rk9HMY0
>>返信コメ
- 与謝野さんかわいい
-
- 2023年03月09日 07:46
- ID:BGkEsrOE0 >>返信コメ
- >>15
自分もそこ疑問に思ったけど、ある事象によって人がどう動くかの心理を考慮しないと作戦が破綻する、という意味なのかと解釈した。
例えば、兵士を瀕死の重傷にすることで与謝野に治療させる、とか、君が捕まった時必死で助けてくれようとしたのではないかね、と言うことで敦をルーシーと戦闘続行させる、とか、自分に都合がいいように人に動いてもらうには心という要素を考えから排除してはならない、とか。不死連隊も、体はともかく心の方がもたなくて戦闘不能になったやつがいるし。
(まだ47話見れてない)
-
- 2023年03月09日 07:55
- ID:BGkEsrOE0 >>返信コメ
- 「あたしの異能力は命を簡単に救う…だからあたしの周りでは命の値段が安くなる」
このセリフを聞いて、ドラゴンボールを読んだ時、悟空が「殺された人たちはドラゴンボールを使えば生き返らせることができる」みたいなことを言っていて、合理的で最適解なんだけど、すごくショックに感じたことを思い出した。
それから、シュタインズゲートで岡部が、だんだんまゆりの死に慣れて死の時間を確認するようになってしまったことを深刻に嘆いていたのも思い出した。
「命の値段が安くなる」はすごくしっくりくる表現だった。
-
- 2023年03月09日 11:18
- ID:pZN0Fnf70 >>返信コメ
- >>7
結局ポートマフィアのために使おうとしてんだから私利私欲みたいなもんやよ。
それに戦争規模レベルの強力な異能に対しては作中の国連は管理・規制するようになってるから、不死連隊構想はもし明るみになってたら国際的にも批難は免れないと思う。
-
- 2023年03月09日 11:19
- ID:pZN0Fnf70 >>返信コメ
- >>25
現実的な兵士の精神消耗考えたら採用出来ないと寧ろ三下り半突きつけられる結果になりそう。というかそうなったのかな?
-
- 2023年03月09日 11:22
- ID:pZN0Fnf70 >>返信コメ
- >>21
停戦論者じゃなくて継戦論者
福沢が彼等を殺し回ったおかげで戦争が終わった
-
- 2023年03月09日 11:23
- ID:pZN0Fnf70 >>返信コメ
- >>30
医者としての基礎も習ったんじゃない?
-
- 2023年03月09日 18:17
- ID:8OTmkGzn0 >>返信コメ
- >>37
なんていうか継戦唱えたというだけの文官や民間人を殺して得た停戦とかもやもやする
福沢も心無いヤン
-
- 2023年03月09日 22:10
- ID:BGkEsrOE0 >>返信コメ
- >>37
そっちか!すまん、もう一回録画聞きなおしてみる。
-
- 2023年03月09日 22:15
- ID:BGkEsrOE0 >>返信コメ
- >>37
>>40追記
三刻構想の盟友だった→森さんと目的が同じだった→異能の威力を軍部に認めさせる時間を作るために停戦論者を斬ってた側なのかと思ってたんだ。つまり、正義と信じた結果、与謝野さんとあの隊が苦しむことに加担しちゃってた側だったのかなと思ってた。逆だったってことか。
-
- 2023年03月10日 00:23
- ID:in08YDBX0 >>返信コメ
- >>39
だからこそ設立秘話で苦しんでたんじゃない?
まあ戦争続くことによる犠牲に比べたら些細なもんさ
-
- 2023年03月10日 08:19
- ID:6gEYw74r0 >>返信コメ
- >>42
たぶん些細なもんさと思えるのが森さんとか種田さんとかで、
敦とか与謝野さんとかが些細なもんさと思えない人間なんだろう
現在の福沢はどの辺だろう
-
- 2023年03月10日 09:48
- ID:Byzf6Plt0 >>返信コメ
- >>43
独裁者が殺した人間の数と、独裁者が死んで内戦になって死んだ人間とどちらが多いのかって議論に似てて結論は永遠に出ないだろうな
-
- 2023年03月10日 18:07
- ID:ApOpM8Pj0 >>返信コメ
- 今の与謝野先生もエッチで好きです
-
- 2023年03月10日 18:58
- ID:Byzf6Plt0 >>返信コメ
- ポートマフィアを倒しに行って、ボスとして組織の存続を図らなあかなくなった森鷗外さんこそ今作最大の不幸なお方では?
本人がノリノリに見えるのは置いておいて
-
- 2023年03月10日 23:36
- ID:6gEYw74r0 >>返信コメ
- >>44
数って言うより、自分や目の前の人が死んでも多くを救うべき派と、目の前の人を救いたい派と、って感じで、福沢はもしその決断を迫られたらどっちなのかな、と(どっちがいいとか悪いとかではなく)
-
- 2023年03月11日 21:41
- ID:DCXv.Ie.0 >>返信コメ
- >>15
排除じゃなくて配慮やね
-
- 2023年03月11日 23:16
- ID:6eIoLjei0 >>返信コメ
- この作品はボスが毎回毎回気が付いたらやられとるからか、万年ボスの森さんが主人公に見えてならない
-
- 2023年03月12日 08:12
- ID:SmZ1GpiV0 >>返信コメ
- 猟犬は異能技師による生体手術受けてあの身体能力、ということは軍部は異能の重要性を理解してくれたということだろうか
それを聞いた時は手術で強化って大丈夫か?と思ったけど不死連隊よりはマシそう、か…?
でも、与謝野さんの治癒にしろ異能技師の手術にしろ、その異能力者が死んだらもうそれには頼れなくなるだろう。
異能力を保存・移転する技術はあるんだろうか。
-
- 2023年03月13日 16:54
- ID:D9b3ZZn60
>>返信コメ
- 色々すごくていい話
-
- 2023年03月15日 01:05
- ID:rVUNv6W.0 >>返信コメ
- ああなるほど…不死身の吸血鬼の命の値段、というか死が安いよね…
あと、件と人魚食べた不死身の青年もそれなりに死が安いね…
…コメントについて…
※お気軽に、どなたでも書き込みOKです。
※「>>〇」「※〇」のようにコメント番号を指定することでアンカーの指定が可能です。
※コメントの書き込みが出来ない等の不具合報告やコメント削除依頼は、コチラより一言頂けると有難いです。
※お気軽に、どなたでも書き込みOKです。
※「>>〇」「※〇」のようにコメント番号を指定することでアンカーの指定が可能です。
※コメントの書き込みが出来ない等の不具合報告やコメント削除依頼は、コチラより一言頂けると有難いです。
福沢社長と森先生では目指すところが同じでも、そこに至るまでの過程が違うのだろうね。
ただ、非情に見える森先生がポートマフィアのボスになってから、先代に比べて犠牲者や周囲の被害は格段に減ったらしいので彼なりの正義があるのかも知れない。