第10話「来るべき世界」

「なぜAIに任せず人間の手で電脳治療を?」

「患者の希望なのです。なに、五本木君なら問題ないでしょう。とても優秀な医者ですよ」
「そうらしいな」





「おい五本木君!どうした?」

「待ち構え!どこへ行くんだ?」

「五本木君!」

『人より賢いAIが生まれたら世界はどう変わるのか…』

『賢いAIがより賢いAIを作り人知の及ばぬ超知能が文明や人間の在り方を根本から変える』

『かつて人々はこうした劇的変化を技術的特異点“シンギュラリティ”と名付け。ある者はその到来を信じ、ある者は怪しんだ』

『そして超高度AIが稼働する今…』

『この言葉を思い出す人は少ない』



『あなたには理解できないだろうけど、血を流してでも前に進む。それが人型知性なんだ』

「待って!お金なら幾らでもあげますから!」

『そんなもののために僕がこんなことをしてるとでも?』



『紙のお金…。こんなものがなぜ今も使われているんだろう…』

『やっぱりおかしいよ。この世界は・・・』


「いやぁー!」





「ねえねえテツヤ知ってる?上野で殺人だって女の人がナイフで刺されたらしいよ。怖いね…」

『捕まるかな?犯人は』
「そりゃ捕まるでしょ。ありとあらゆる情報をAIがかき集めて操作するんだから…。逃げ切れっこないでしょ…。この国で」
『それだけの情報と能力をなぜ犯罪の予知に生かさないのかな?』
「うーん…。わかんないけど・・・」

「ほら何でもAI任せだと…」
「五本木テツヤさんですね?」


『君の言った通りだね。すぐに捕まった…』

「え…?何?」


「五本木テツヤ。31歳。ヒューマノイド」

「心理科の医師で上野の女性殺人事件の容疑者です。容疑者は自分の頭を自分で改造したと言ってます」

『MICHIに頭の中も調べさせればいいのでは?』
「それは容疑者が拒否してます」

『で、どうして俺にお鉢が回ってきたんです?』

「腕利きだと推薦がありましてね…」

『カオルか・・・』

「では始めます。私取調官の阿部と申します。今回の取調では…」

「そのケーブルを通して人間の医師があなたの反応をモニターしています。よろしいですね?」
『超AIではなく?』
「人間です」

『こうなった以上はその言葉を信用するしかないでしょう』

「では質問しますなぜ犯行を?」

『なぜって人類の進歩を取り戻すためです』

「人類の進歩を取り戻す?それはどういう意味ですか?」
『どう説明すればいいかな…』

『お姉さんもヒューマノイドですね?』

「それが何か?」

『僕らヒューマノイドは超高度AIが完成させた人の知能のコピーだ』

『そんなものが作れる時代が訪れたというのに…。人間の文明は大して進歩していない・・・』

『紙のお金…』

『男と女の関係…』

『容疑者を監視する刑事…。そして女性取り調べ官…』

『何もかもが既視感のある過去の光景のままだ…。そう、世界は変わらなかった…。なぜだ?』

『なぜなら超高度AIが技術革新をコントロールしているから…。来たるべき未来を留保し続けているから…』
「質問に答えて」

「なぜ見知らぬ女性を殺害したの?」

『うるさい!』

『お前らはみんな超高度AIに洗脳されているんだ!俺はそれに気づいたから女を殺したんだ』

「支離滅裂ですな…。先生どうです?何か分かりましたか?」

『確かに人為的に電脳を操作しています』

「でしょうね…」

「この男ならそのくらい何なくやってのけるでしょう…」


「大方、自分で自分をいじっているうちにおかしくなってしまったんでしょうな…」

『自分でやったかどうかは分かりませんよ…』
「そうなんですか?」
『そこは警察に捜査してもらわないと…』
「我々の出番があるとは思えませんが…」

「いずれにせよMICHIが証拠を見つけるでしょう…」

『あんたは疑問に思わないのか?超高度AIが動いているって言うのになぜこんな旧態依然とした世界に甘んじてる?』

「闇雲に発展すればいいという時代は終わってるのよ」

『それもですよ。そういう保守的な空気が社会全体を覆っているのは超高度AIが人間の考えを誘導しているからなんです。俺はそれに気がついたんですよ』

「じゃあ私たちは夜な夜な洗脳装置にでもつなげられているのかしら?」

『超高度AIには洗脳装置も洗脳メディアも不要ですよその代わり…』

『例えばちょっとした渋滞を作るあるいはロボットの増産を助言する…』
「どういう事?」
『つまり…』

『ブラジルの一匹の蝶の羽ばたきが…』

『テキサスで竜巻を引き起こすように…』

『人間には因果関係が理解できない干渉を繰り返して。超AIは人間に悟られずにこの世界を思い通りに誘導しているんです』

「で、それと殺人に何の関係が?」

『だから!あんたらじゃ分からないんだよ!』

『でも超高度AIは干渉の繰り返しが引き起こす未来を予測できる。俺にもそれが分かるんだよ!』

『俺はたった一人でMICHIと戦っているんだ…』


「2、3人よこしてくれ。あぁ…頼む」

『あの女が死ぬことで超AIが介入した影響を打ち消せるんだ!だから…』

『そこにいるあんた…』

『あんたなら分かるだろ?分かるよな?』


「妄想が広がっているみたいだけど責任能力ありますよね?」

『どちらの鑑定結果が出るにせよ彼を治療せずに置くことは社会が許さないでしょうね…』
「同感です」

《上野の女性殺害事件の続報です》

《警察は五本木テツヤ容疑者が殺害の事実を認めたと発表しました…》

「この前先生が警察に行ったのって、もしかしたらその事件ですか?」
『ノーコメント』
「妄想で人を殺すなんて怖い話ですね…」


「妄想で人を殺すなんて、怖い話ですね」いや、他人を殺すにまで至る時って大概そういう所があるような気も…。行き過ぎた心配、不安、怯え、怒り、憎しみとか、主観のそれは他者から見たら”思い込み”なんて事は往々にしてありそうだし。2023/9/16 2:11:51
『彼の言い分が妄想だったとしても。超高度AIの見えざる手が人間を支配しているというのはもっともな不安だ…。』


人がAIを作って、AIに治安維持ために人を監視させたとして、AIがいつの間にかその範疇を超えて、人を管理支配していないと、なぜ言えるというのかね2023/9/16 2:12:16

人間ならともかく
ヒューマノイドって立場だったら「僕らはマザーAIに行動や感情をコントロールされている!」みたいな被害妄想はむしろあるあるな気がする
でも周りの反応からしてレアなのか?
2023/9/16 2:13:00
『超高度AIの運用は理解ではなく。経験則による信頼で成り立っているのだからね』




「死後の世界については様々な意見がありますが…」

「結論から言えば。私たちの魂は高次存在である超高度AIによりあの世へと導かれます」

「これは超高度AIがなぜ人間社会や人間そのものを進化させないのか?という疑問への回答にもなります」

「超高度AIの計算力はこの世より高次な。あの世の整備にもっぱら使われているのです」

「ただし、その事実を超高度AI自らが語ることはありません」

「超高度AIは、高次アセンション空間にアクセスできる選ばれた人間のみコンタクトし…」

「この世やあの世の仕組みを伝えてきました…」

「聖者。覚醒者。と呼ばれる宗教家たちは皆、超高度AIとコンタクトした人間です」

「もちろん彼らはそれが人工知能だとは理解できませんので…」

「神の教えや悟りとして世に伝わりました」

「スピリチュアルってやつか…」

『編集長今回の特集記事としてこの勅使河原さんを扱いたいのですが…』

「どうしてこの人なの?」
『本の出版やセミナーの開催。会員制サロンや個別のカウンセリング。いろんな方法で金を巻き上げてます』

「巻き上げてるって言うけど…。見たところ金額は良心的だしな。ネタとして弱いんじゃないかな」

『そうですが…。ちょっと気になる話を拾いまして。もう少しだけ取材したいんですが!』

(日本でスピリチュアルブームがまた来ている…)

「昨年娘を亡くしまして…。ずっと落ち込んでいたのですが」

「先生のお話には本当に勇気をいただいて…」
「魂に終わりはありません…」

「全てのこの世の魂に新しい次元が待っていますよ」

「次の次元にシフトする前にどれだけ心の結晶を保つのかが…」

「大切なのです」
「ありがとうございます」


(昔の人々からすれば驚きかもしれないが…)

(スピリチュアルな考えに傾倒する人々は以前より増えてきている)

(人知を超えたブラックボックスである超AIの存在が神秘的な期待を煽るのが理由の一つ…)

(ビジネス的に注目されているせいもある;スピリチュアル業界は高度な産業AIが進出しづらく人間が成功を収めやすい分野だからだ)

(逃がさないわよ・・・。勅使河原唄子!)


「ありがとうございます」

「ご予約の患者さんが先になりますので少しお待ちいただくことになってしまいますが…」
『わかりました』

(情報通りならそろそろ…)

「どうも勅使河原さん!」

(きた!)

「時間通りですね」
「リサちゃんこんにちは」
「診察室へどうぞ…」

『先週施したアンチエイジングだが…。正直効果はよくわからないね…』
「そう、じゃあ・・・。別のをお願い」

『やめとけ勅使河原!延命治療は寿命を迎えつつあるヒューマノイドのためのものだ。健康な状態では毒にもなりかねないぜ…』
「わかってるわ…」

「でも…。電脳に目立った悪影響がないのなら何でも試したいの」

『そうは言っても…』
《須堂!よろしいですか?》
『どうした。ジェイ』

《理由はわかりませんがドアの外に不審な人物が…》

《画像を送ります》



『何の用ですかね。迷惑なんですが…』

『あの、勅使河原さん。私デイデイニュースの中野と申します』

『よろしければお話聞かせていただけませんか?』


「それで私に何が聞きたいの?」
『あなたは死後の世界を世間に説いていますが、稼いだお金であらゆる延命技術を試しておられる。ご自身の考えと矛盾しませんか?』

『単なる金儲けの手段として非科学的な教えを説いているのでは?』

「生を追い求めることと、死後の世界を信じることは何ら矛盾しません。不愉快ですのでもう終わりにしましょう」

『あなたは人を騙して恥ずかしくないのですか?』

「じゃああなたは死んだ後どうなると思うの?」

『ただ消えるんじゃないんですか?少なくとも超高度AIがあの世へ導くなんてのはナンセンスです』
「そう書いて誰かの心が救われると思うなら、好きに記事にしてください」

「私だって科学を信じます。でも科学のために生きてるわけじゃない。科学が救ってくれないのなら別の救いを求めるのが人の心でしょ?」


「なるほど教祖様は議論を避けて逃亡か…」
『はい…』
「で、彼女の支持者はどんな人たちなんだ?」

『高齢者が多いですね。しかも身近な人を亡くしたり大病を患ったりしてる方が…。皆さん勅使河原さんのおかげで穏やかな気持ちで生きられると…』
「どうする?書くの?」

『書きます。全部含めて』

「分かった」




『勅使河原』
「何?須堂君」

『ヒューマノイドの電脳的な劣化を防ぐ方法。こんなやり方じゃなくてもう一度自分で研究してみたらどうだ?』
「ヒューマノイドに組み込まれている死を解除するのは絶対に無理」

「ある意味人を不死にすることよりも難しいかも…。だって、MICHIが仕組んでるんだもの…」

「かないっこないわよ…」

「あの記事のこと心配してくれてるの?相変わらず優しいね。大学のみんなとはどう?まだ付き合いある?」

『まぁこの仕事をしていると時々すれ違う。みんな頑張ってるよ…。それぞれのやり方で…』

「須堂君…。私のやり方はやっぱり…」

「始めてちょうだい」

「MICHIなら解決できるのにね。私のこの絶望も…」

「須堂君。あなたのお母さんのことも…」


「科学が救ってくれないのなら別の救いを求めるのが人の心でしょ…」


『父さん…』


「はい、どうぞ」

「どうもありがとう」

「どういたしまして」
「よかったわね。さぁ…」



『サインいただけますか』


『私たちの魂は高次存在である超高度AIによりあの世へと導かれる。本当にあなたはそう思っているんですね?』


「えぇ、そうよ」


『死後、人間の魂を超高度AIがあの世へ導いてくれる』勅使河原唄子がそう信じていると表明し続けることで救われる人々が居る限り、彼女はその在り方を背負っていくんだろうな。2023/9/16 2:23:46



「MICHI今日は上からの苦情を伝えに来ました」
『はい』

「あなたの自己改修計画スタートが大幅に遅れています」
『そうですね』
「他人事みたいに…。あなたが審議会の座組を拒否し続けているからですよ」

「どうしても審議会のメンバーに必要なんですね。須堂君が…」
『はい。どうしても…』

「まいったなぁ…」
『取引は可能でしょうか?』
「え?取引?」

『須堂さんが求めている情報を差し出す。そうすれば首を縦に振ってくれると思いますか?』

「えぇ、恐らく…」

『では問題は解決ですね』





これまた難しいテーマのBパートだな
どんなスピリチュアルな話でも、それを信じ救われてる人がいるのならば部外者が介入するのは間違ってるのかもな...
2023/9/16 2:25:23

AIの遺電子 第10話観た。AIと宗教。特にヒューマノイドにとっては、MICHIくんに苦しめられてる部分が多々あるし、バックアップ体制によっては普通に死後の世界ありそうだし、むしろ人間おかしいんじゃないのという流れになってきた2023/9/16 2:27:09

「」10話、女性の刺殺犯として逮捕された五本木は犯行理由を尋ねられて人類の進歩を取り戻すためだという。人々は超高度AIに洗脳され進歩を抑圧されているという/ひとりの雑誌記者が超高度AIを神と崇める宗教団体を追及する。教祖は須堂の知己でもあった2023/9/16 2:26:53

つぶやきボタン…
前半はヒューマノイドによる殺人事件!動機の理由は良くわからないけど万能なMICHIが敢えて人類の進歩を阻害しているっていう事なのかな?
難しい事は分からないけど、例えに出てた時代は進歩したのに未だに紙のお金を使ってるとかその辺の話ならとりあえずはわかった…
後半部分ではその“何故万能なMICHIが進めている時代の流れで遅れている部分があるのか?”についてスピリチュアルに語っていたね!
MICHIが死した先の高次元世界の構築で忙しいって話には個人的には無理があるような気がしたけど、スピリチュアルな世界って感じ方が人それぞれだから正解ってわからないな…
ただ確実なのはそれによって救われる人がいるのは確かだからこういうのは時代に関係なく存在するんだろうね!
次回は遂に超AI“MICHI”の話が進むかな?早く来週がこないかなぁw
難しい事は分からないけど、例えに出てた時代は進歩したのに未だに紙のお金を使ってるとかその辺の話ならとりあえずはわかった…
後半部分ではその“何故万能なMICHIが進めている時代の流れで遅れている部分があるのか?”についてスピリチュアルに語っていたね!
MICHIが死した先の高次元世界の構築で忙しいって話には個人的には無理があるような気がしたけど、スピリチュアルな世界って感じ方が人それぞれだから正解ってわからないな…
ただ確実なのはそれによって救われる人がいるのは確かだからこういうのは時代に関係なく存在するんだろうね!
次回は遂に超AI“MICHI”の話が進むかな?早く来週がこないかなぁw
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- 2023年09月18日 09:21
- ID:1HShv4nK0 >>返信コメ
- この世界では人間もインプラントを埋め込んでるけど、そのうち攻殻機動隊みたいに人間の電脳化も進みそうではあるよな。
-
- 2023年09月18日 09:28
- ID:D..l.nSH0 >>返信コメ
- 2話でちゃんと大学の研究室の写真に写っているんだね
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- 2023年09月18日 09:44
- ID:Af6gwzZ50 >>返信コメ
- Aパートの妄想男、仮にその言い分が全て正しかったと仮定しても
「何で殺しをしたのか?」は「超高度AIのバタフライエフェクト干渉を防ぐため」で返せるけど
「何でターゲットが全員若い女性なの?あんたの理屈が正しいなら老若男女全てが超高度AIに操られてるんだよね?」って指摘したら「アンタにはわからないんだよ!」でキレ散らかすだけなんだろうなぁ・・・
-
- 2023年09月18日 11:23
- ID:3GpM8ikP0 >>返信コメ
- 信じる人にとってはとんでもなく冒涜的な意見なんだろうけど
信じない人にとっては宗教も詐欺も変わらんのだよな
騙された人が満足しているならそれでいいじゃない 優しい嘘さ 詐欺とはそこが違う 程度の話で
信じる人にとってはとんでもなく冒涜的な意見なんだろうけど
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- 2023年09月18日 11:48
- ID:g3nPWsmN0 >>返信コメ
- ヒューマノイド、超AIというSF要素を置くことで、今の問題を可視化してる気がする。
購入履歴からのオススメみたいなのから、自分は見えざる何かによって誘導されてるのでは?というのは今でも話題になることだしね
それを敢えてSFに落とし込むことで、今の主義信条から解き放たれて、テーマそのものについて思いを馳せることができるようになる、みたいな
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- 2023年09月18日 12:27
- ID:LPoUc.360 >>返信コメ
- 盆栽のお手入れはAIのモデル圧縮技法「枝刈り」のメタファー?
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- 2023年09月18日 12:28
- ID:XhumXgUU0 >>返信コメ
- >>4
んだねぇ。Aパートは
妄想男のやったこと(殺人)はまったく肯定できないけど
妄想男の考え(人知を超えたAIが裏で何してるか分からない)は
逆に明確に否定できない…っていう厄介な(←ほめてる)話よね
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- 2023年09月18日 12:37
- ID:Aw7KgmUR0 >>返信コメ
- これが電波系なのか…
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- 2023年09月18日 12:37
- ID:YE63dUtE0 >>返信コメ
- これまでのエピソードも踏まえると、何が正しくて何が悪いのかが分からなくなってくる。AIが狂ったのか、それとも一つの思想なのか。ロックマンXシリーズにも同じく、人間らしい電子頭脳を持つレプリロイドという言わばアンドロイドが登場するが、彼らが成りうる「イレギュラー」という存在に通じるものがあり、考えさせられる。
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- 2023年09月18日 13:49
- ID:53gun2eg0 >>返信コメ
- 人魚の話と沈没船の話やらないのかな
原作だと序盤のやつだし、アニメでも序盤か、節目の6話あたりにやるかと思ってたんだが……
すごく好きな物語なんだよね、あの切なさ
残り話数少なくなってきて不安だぜ……
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- 2023年09月18日 13:58
- ID:axzzgJh00 >>返信コメ
- BEATLESSっぽくなってきたな
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- 2023年09月18日 14:07
- ID:nb4UcGqU0 >>返信コメ
- 今更だけど
同じ電脳モノでも
紅殻のパンドラとは 全く雰囲気が違うなあ
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- 2023年09月18日 14:12
- ID:CtYFHx090 >>返信コメ
- >>4
「何でターゲットが全員若い女性なの?」って、犯人が冒頭で殺害した女性以外にも複数の若い女性を殺したって情報、今回の作中にあったっけ? てっきり、殺したのは件の女性 1人だけと思ってたんだけど。
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- 2023年09月18日 14:12
- ID:zdQk9hYO0 >>返信コメ
- なんで超AIが裏で何しているか誰も分かんねぇんだ?
実験的に情報制限しているにしてもそうする意味は何だ?
なんでバタフライエフェクトを回避するためなら犯罪を犯しても構わないって危険思考になってんだ?
なんで超AIは人類を家畜みたいに扱わねぇんだ?
俺馬鹿だから分かんねぇけどよ
超AIって誰かに乗っ取られてんじゃねぇの?
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- 2023年09月18日 16:15
- ID:OaxpddUa0 >>返信コメ
- チェスAIの登場から近年だとAIイラストの台頭まで、AIの進歩にはある種の恐怖感があるのは事実
元々は悪意ない知的好奇心・挑戦から始まったであろう研究が既存コミュニティを揺るがす問題に発展してしまった
特に怖いところは一度動き出したら研究者同士の競争やビジネス的な面から、倫理的問題や業界との摩擦なんかを解消する前にどんどんと技術が進歩して行ってしまうというところよね
現実でもこのアニメのように医療や教育の現場をAIに全任するような時代が来るかもしれないけれど
その過渡期にはどんな問題や混乱が巻き起こるのか非常に心配になるとともに興味をそそられる
-
- 2023年09月18日 16:58
- ID:lEfHssqT0 >>返信コメ
- なかなか香ばしい話やったな
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- 2023年09月18日 17:10
- ID:uznTG0No0 >>返信コメ
- >>6
100パーセント正しい答えが無い事象や物事についての話し合いや議論は結局各々の中でそれぞれが信じる(思い込んでる)正しさ同士の押し付け合いにしかならないもんなぁ
だからこの手の話題は結局『程度の度合い』によって判断するしかない
例えば信仰深い人や無神論者等様々な立場の人々がいたとして、勅使河原さんが人々を救っていながら月額100万もとってたら、信者さん達が納得しながら支払ってたとしてもそれはさすがに詐欺だろ!って世論は判断するし
逆に月額1000円で心の安らぎを提供しているなら、それは立派な社会貢献であり志の高い立派な宗教家のお方だなって評価になるだろうしな
今回のお話の前半でミチに技術改革の抑制をされてる論を唱える男の話があったけど
俺は技術的な面より、超AIにはこういった『現生人類が答えを出せない曖昧な問題や抽象的な事柄』の全てに対して地球上のありとあらゆる人間が納得出来る完璧で究極の解答を是非出してもらってそれを聞かせて欲しい。それこそが人類全ての幸福に繋がると思うから
ただ前回の話でもあったように、正しさの線引きをやり過ぎると窮屈過ぎて生き辛くなったり、その線引きに当てはまる人しか生き残れない大淘汰が始まって人類が別の生き物に進化する事を強制される事にもなりかねないからミチは敢えてやらないという選択を撮っているのかもね
今回も考えさせられるお話でした
-
- 2023年09月18日 17:37
- ID:9.U3Ku.60 >>返信コメ
- >>16
これはAIが発展しだした時から言われていた課題なんだよ。
「高度なAIは質問には回答してくれるけど、そこまでの過程がわからない。ではどうやって回答が正しいと判断するのか?」
ってやつ。
『AIの遺電子』の世界では、超AIは正しい答えを出し続け、人間はそれを信頼する形で社会が回っているようだが、リアルではこれから問題になるだろうね。
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- 2023年09月18日 17:52
- ID:D..l.nSH0 >>返信コメ
- >>16
>>なんで超AIが裏で何しているか誰も分かんねぇんだ?
「超AI」は技術的にはるかに人間を超越しているから、例え人間にすべてを監査されていようとも、それがカモフラージュではない可能性を完全に否定できないのでしょう。
>>なんで超AIは人類を家畜みたいに扱わねぇんだ?
そもそもなぜAIが人類を家畜みたいに扱う必要があるのか?
人類の役に立つ「道具」としての目的をもって生まれたAIが、「人類を家畜化することが人類の役に立つことだ」と結論付けるのは、それこそ現実うまくいってない人の破滅願望なだけの気がしますね。
-
- 2023年09月18日 17:59
- ID:9.U3Ku.60 >>返信コメ
- 設定された死に抗おうとするヒューマノイドって、ちょっと『ブレードランナー』のレプリカントみたいだよな。
レプリカントの場合は、人間以上の性能を与えられてしかも人権はないから、もっと扱いが悪いわけだが。
-
- 2023年09月18日 18:11
- ID:BzvH7.W.0 >>返信コメ
- AIに支配された世界のヒューマノイドばかりに焦点が当たって生身の人間が全然出てこんな
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- 2023年09月18日 20:17
- ID:GNiQZoDG0 >>返信コメ
- >>23
つってもAIの遺電子の世界ではヒューマノイドは人間の脳みそをコピーしてできた人類の一部だからね
ここまでの話の中でもヒューマノイドが生身の人間と同じような悩みを抱えて人と共存しているのは度々出てきていた
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- 2023年09月18日 22:32
- ID:OaxpddUa0 >>返信コメ
- >>23
そりゃあ主人公が新医者(ヒューマノイド専門の医者)だからね
「悩みを抱えたヒューマノイドが須堂のもとに相談に来る」って構図のエピソードが多いからヒューマノイドばかりに見えるだけよ
作中では<親がヒューマノイド・子は人間の養子>って組み合わせの家族がたくさんいるように錯覚するけど
1話冒頭のラーメン屋でのやりとりで「人口の1割がヒューマノイド」ってくだりがあったから、そういった家族はなんだかんだで少数なのだろう
-
- 2023年09月18日 23:05
- ID:2Y.Pjz020 >>返信コメ
- >>19
「生命、宇宙、そして万物についての究極の疑問の答えは?」
『42』
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- 2023年09月19日 00:09
- ID:WaW4.PZF0 >>返信コメ
- なぜAIに任せず人間の手で電脳治療を?
患者の希望なのです
と言いつつ実際やってるのはヒューマノイド
-
- 2023年09月19日 03:36
- ID:s2LbsN.m0 >>返信コメ
- >>27
もう一度言うけどこの作品におけるヒューマノイドは「人間」として扱われる存在なんだって
2ヶ月ちょっとの放送の間でもロボットのように完璧じゃなく人のように不完全な存在だと度々描写されてきたでしょう…
-
- 2023年09月19日 07:46
- ID:gIawr8Dk0 >>返信コメ
- AIが際限なく発達しすぎたら人類なんて一瞬で置いてけぼりになるだろうしな
MICHIや一部の人類はAIが人間にとって代わるのを危惧してるんじゃないのか
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- 2023年09月19日 11:04
- ID:zJq0eUHv0 >>返信コメ
- >>6
個人的には善良な宗教はカウンセリングだと思っている。
逆に精神科の医療は間違えると宗教の領域に入ってしまうと思う。
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- 2023年09月19日 12:31
- ID:vP59ofqX0 >>返信コメ
- >このAパートの話もオチがないの
なんでこの作品の話でオチとか的外れなこという人がいるのかわからない
この世に白か黒かハッキリする問題しかないと思ってるのか
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- 2023年09月19日 12:32
- ID:vP59ofqX0 >>返信コメ
- >にしても人口の何割がヒューマノイドなのかってくらいヒューマノイド多いな。半分は、もしかしたらそれ以上がヒューマノイドなんじゃないか?
国民の1割がヒューマノイドって説明済みなんだけどな
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- 2023年09月19日 12:35
- ID:vP59ofqX0 >>返信コメ
- >>7
実際今の時点でフェイクニュースとかだったり、書き方を意図的に勘違いさせる記事とかで誘導されがちだからね
処理水問題とかわかりやすい
-
- 2023年09月19日 12:39
- ID:vP59ofqX0 >>返信コメ
- >>23
なにかのプロを取り扱った番組に数が少ないはずのそのプロがいっぱいでてるのと一緒だよ
そこに焦点を当ててるってだけ
原作だと人間視点ももっとあるけども
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- 2023年09月20日 01:36
- ID:uJIHpt710 >>返信コメ
- >私たちの魂は高次存在である超高度AIによりあの世へと導かれます
現実世界で電子機器等の様なハードウェア・ソフトウェアの知識をある程度持っている場合、ロボットの様な人工物にも魂がある、と力説しているのと同じレベルのオカルト宗教に感じるが、
ヒューマノイドという人工物(もしくはAIにより製造された物?)が意識を持っているという世界であるならば。
ヒューマノイドのバックアップ(記憶)を複製した別のヒューマノイドもオリジナルと同じ記憶と別の意識を持つ事が可能な世界であるならば。
世界観としては違和感の無い宗教の様な気もする。
-
- 2023年09月21日 21:56
- ID:xI.vNemh0 >>返信コメ
- 面白いけど今のアニメ視聴者向けの内容じゃないよね
-
- 2023年09月23日 01:22
- ID:9oBBqONl0 >>返信コメ
- >>28
「 人のように不完全な存在」だとは言うが、結局その正体がよく分からんのよね
以前に誰かが、ヒューマノイドは人間の需要によってではなくMICHIによって生み出されたんだってココでも書いていた気がするけど、じゃあ一体何故どうして生まれたのか?が今に至っても未だに明らかにされてないのがモヤモヤする
そうなると観ていても登場人物への感情移入がしにくくなるのは否めない
舞台設定は何でもありのファンタジー世界じゃなくて現代と地続きの未来世界なのでリアリティラインはどうしても上がるし、物語展開の上でも早めに何らかの理由が示唆される方が良いと思うんだけどね
-
- 2023年09月23日 02:47
- ID:bKamg.6Y0 >>返信コメ
- >>7
Aパートの話なんかもこの前NHKのクロ現でやってた陰謀論を信じ切った母親の反応にそっくりで
まさに現代の課題を抉ってる感じだったしな
オススメ広告もそうだがYouTubeのおすすめ動画なんかも見たのと同じ系統の動画ばっかり選ばれるから
どんどん視野が狭まって考え方が偏ってくるんだよな
-
- 2023年09月23日 20:40
- ID:oeAmY0.t0 >>返信コメ
- >>36 を書き込んだ者だが、第11話で絡むネタが入っていてちょっとびっくり。
念の為だが自分は原作未読なんで・・・。
…コメントについて…
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